G-SHOCKの薄いモデルはどれ?厚み11.0mmの2100系と、スクエアの12.7mm
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- カシオ公式の「大きさ」欄で確かめられた範囲では、いちばん薄いのは小型の2100系で11.0mm(GM-S2100)です
- ふつうサイズで薄いのは八角形の2100系。GA-2100が11.8mm、GA-B2100が11.9mmです
- 定番のスクエアはソーラーのG-5600で12.7mm、電池式のDW-5600で13.4mm。2100系より1mmほど厚い
- フルメタルは13.0mmと意外に薄いです。ただし質量が約167gあり、樹脂の3倍以上あります
- 薄さと軽さは別物。袖の通りで選ぶなら厚み、疲れにくさで選ぶなら質量を見てください
- 買取では薄さは査定項目に入っていません。金額を動かすのは素材と型番の人気です
「G-SHOCKは good だけど、ごつくて袖に入らない」。店頭でも、いちばんよく聞くお悩みです。ところが実際にカシオの数字を並べてみると、同じG-SHOCKでも厚みは10.9mmから16.9mmまで開いています。6mm違えば、シャツの袖を通るかどうかが変わります。
この記事では、カシオ計算機のニュースリリースに載っている「大きさ」欄の数字だけを使って、薄いモデルを順番に並べます。まとめサイトの受け売りは一切使いません。あわせて、毎日G-SHOCKを査定している買取店の立場から、薄いモデルが買取でどう扱われるかもお伝えします。

G-SHOCKでいちばん薄いのはどれ?
カシオ公式で確認できた範囲では、小型スクエアのGM-S5640GEMが10.9mm。通常ラインでは小型の2100系、GM-S2100の11.0mmがいちばん薄い数字です。
カシオはニュースリリースの仕様表に「大きさ」という欄を置いていて、「縦×横×厚み」の3つの数字が書かれています。いちばん右が、いわゆるケース厚です。ここを型番ごとに拾っていくと、薄い側にはっきりした顔ぶれが見えてきます。
10.9mmという数字の出どころ
40周年記念モデルGM-S5640GEMの大きさは、公式仕様で 43.8×38.4×10.9mm・質量約50g と書かれています(2022年12月15日のニュースリリース、発売は2023年1月14日、35,200円)。小型スクエアにメタルベゼルを載せた形です。
ただしこれは記念モデルで、いま新品で買える枠ではありません。ふだん選べるモデルの中で薄さを狙うなら、次に出てくる2100系が現実的な答えになります。
薄い順に並べるとどうなる?
10.9mmから16.9mmまで、およそ6mmの幅があります。薄い側は八角形の2100系と小型スクエアで占められています。
公式の数字を、そのまま薄い順に並べたものが次の図です。帯の長さがケースの厚みで、カッコの中は同じ資料に書かれている質量です。

数字で見たい方のために、表にもしておきます。定価と発売日も同じ資料に書かれているものです。
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| 型番 | 厚み | 縦×横 | 質量 | メーカー希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|
| GM-S2100WS | 11.0mm | 45.9×40.4mm | 約55g | 26,400円(税込) |
| GMA-S2100WS | 11.2mm | 46.2×42.9mm | 約45g | 18,150円(税込) |
| GA-2100WS | 11.8mm | 48.5×45.4mm | 約51g | 18,150円(税込) |
| GM-2100WS | 11.8mm | 49.3×44.4mm | 約72g | 27,500円(税込) |
| GA-B2100-1A | 11.9mm | 48.5×45.4mm | 約52g | 22,000円(税込) |
| G-5600SRF | 12.7mm | 46.7×43.2mm | 約47g | 19,800円(税込) |
| GM-B2100D | 12.8mm | 49.8×44.4mm | 約165g | 71,500円(税込) |
| GMW-B5000PB | 13.0mm | 49.3×43.2mm | 約167g | 82,500円(税込) |
| DW-5600GU-7 | 13.4mm | 48.9×42.8mm | 約56g | 16,500円(税込) |
| GA-B001 | 13.8mm | 42.5×46.0mm | ― | ― |
| GCW-B5000UN | 14.5mm | 49.1×45.0mm | 約65g | 297,000円(税込) |
| GBD-300 | 14.9mm | 48.9×47.4mm | ― | ― |
| GA-110WS | 16.9mm | 55.0×51.2mm | 約72g | 19,800円(税込) |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース。GM-S2100WS/GMA-S2100WS/GA-2100WS/GM-2100WS/GA-110WS=2023年10月16日、GA-B2100=2022年4月14日、G-5600SRF=2024年5月15日、GM-B2100D=2022年7月28日、GMW-B5000PB=2021年8月18日、DW-5600GU-7=2022年6月15日、GA-B001=2022年8月23日、GCW-B5000UN=2023年11月10日、GBD-300=2024年6月17日。「―」は同じ資料に記載が無かった項目です。
末尾の記号(WSなど)はカラーの違いを表すもので、ケースの寸法はその型番の基本形と同じものが書かれています。たとえばGA-2100WSの48.5×45.4×11.8mmは、黒のGA-2100でも同じ数字です。
なぜ八角形の2100系だけ薄くできた?
ケースの中に樹脂と一体化した芯を入れる「カーボンコアガード構造」を使い、外側の樹脂を薄くできたためです。
G-SHOCKが厚くなる理由は、中身ではなく外側の守りにあります。落としても壊れないように、ケースをぶ厚い樹脂でくるむのが従来のやり方でした。2100系はここを作り替え、カーボンを混ぜた芯材をケースそのものに使うことで、強度を保ったまま外側を削っています。
その結果が11.8mm。同じ時期に売られているビッグフェイスのGA-110が16.9mmですから、5mm以上も違うことになります。腕に乗せたときの印象は、この5mmでまったく変わります。
八角形のベゼルという見た目も、実は薄さと関係があります。角を落とした形は光の当たり方で面が分かれて見えるため、同じ厚みでも、より薄く感じられるのです。2100系のメタル版については、2100系のメタルモデルをまとめた記事でも詳しく扱っています。

小型の2100系(GM-S2100・GMA-S2100)は何が違う?
頭の「S」は小型を表します。厚みが0.6〜0.8mm薄く、縦横も2〜4mm小さいため、細めの腕でも収まります。
2100系には、同じ八角形のまま一回り小さくした枠があります。型番の真ん中に S が入るものがそれです。
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| 比べるところ | GA-2100(標準) | GMA-S2100(小型) | GM-S2100(小型・メタルベゼル) |
|---|---|---|---|
| 厚み | 11.8mm | 11.2mm | 11.0mm |
| 縦×横 | 48.5×45.4mm | 46.2×42.9mm | 45.9×40.4mm |
| 質量 | 約51g | 約45g | 約55g |
| ベゼル | 樹脂 | 樹脂 | メタル |
| メーカー希望小売価格 | 18,150円 | 18,150円 | 26,400円 |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2023年10月16日)https://www.casio.co.jp/release/2023/1016-preciousheart/ に記載のWSカラーの仕様
いちばん軽いのはGMA-S2100の約45gです。厚みでいえばGM-S2100が11.0mmで薄いのですが、ベゼルが金属なので質量は約55gに増えます。ここでも「薄い=軽い」ではありません。
小さいG-SHOCKをもっと広く探したい方は、小さいG-SHOCKをまとめた記事もあわせてどうぞ。逆に大きめの顔が好みなら、ビッグフェイスの記事が参考になります。
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定番のスクエア(5600系)はどのくらいの厚み?
ソーラーのG-5600SRFが12.7mm、電池式のDW-5600GU-7が13.4mmです。2100系より0.9〜1.6mm厚くなります。
初代から続く角型、いわゆるスクエアです。見た目が小さいので薄いと思われがちですが、数字では2100系に1mm前後負けています。液晶の裏に電池やソーラーパネルを重ねる作りのためです。
ただしスクエアには別の強みがあります。G-5600SRFは約47gと、11.8mmのGA-2100(約51g)より軽い。厚みでは負けていても、腕に乗せたときの負担は小さいわけです。
スクエアを選ぶときの見方
厚みを気にするなら、ソーラーの入っている型番のほうが薄いという関係になっています。ここで挙げたG-5600SRFはタフソーラー搭載で12.7mm、電池式のDW-5600GU-7が13.4mmでした。
スクエアの買取相場は、GW-M5610の買取記事でも細かく扱っています。
フルメタルは厚いから重いの?
厚みは12.8〜13.0mmで、樹脂モデルとほとんど変わりません。重さの理由は厚みではなく、ステンレスという素材です。
ここが、いちばん誤解されている点です。フルメタルのGMW-B5000PBは13.0mm、八角形フルメタルのGM-B2100Dは12.8mm。13.4mmのDW-5600より、むしろ薄い数字です。
それでも「ごつい」と感じるのは質量です。GMW-B5000PBは約167g、GM-B2100Dは約165g。樹脂のGA-2100(約51g)と比べると3倍以上あります。なお同じ形でもチタンを使ったGMW-B5000TRは厚み13.0mmのまま約104gまで落ちており、重さを決めているのは厚みではなく素材だということが、公式の数字からもはっきり読み取れます。
中古のフルメタルを検討している方は、フルメタルの中古相場の記事もご覧ください。
ワイシャツの袖に収まるのはどれ?
目安は厚み12mm以下です。2100系(11.0〜11.9mm)なら多くのシャツで引っかからずに通ります。
袖を通るかどうかは、厚みだけでは決まりません。厚み・横幅・ベルトの硬さの3つが効きます。それでも、最初のふるいにかけるなら厚みがいちばん分かりやすい目安になります。
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| 厚みの目安 | 当てはまる型番 | 袖の通り |
|---|---|---|
| 11mm台 | GM-S2100・GMA-S2100・GA-2100・GM-2100・GA-B2100 | ほとんどのシャツで引っかからない |
| 12mm台 | G-5600SRF・GM-B2100D | 細めの袖でなければ通る |
| 13mm台 | GMW-B5000PB・DW-5600GU-7・GA-B001 | 袖口の作りによっては当たる |
| 14mm以上 | GCW-B5000UN・GBD-300・GA-110 | スーツの下には向かない |
横幅も見ておくと確実です。GM-S2100の横40.4mmと、GA-110の横51.2mmでは1cm以上違います。袖口の内周はおおむね決まっているので、この1cmはそのまま「入る/入らない」に直結します。
アナログ針と液晶が同居するタイプの選び方は、アナデジモデルの記事にまとめてあります。
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薄いG-SHOCKは買取でいくらになる?
薄さは査定に影響しません。当店の実績では、厚めのフルメタルのほうが中央値で5倍以上になっています。
ここからは買取店としての話です。「薄型は人気だから高く売れるのでは」と聞かれることがありますが、実績を並べると、そうなっていません。

実際の買取実績から、薄型に当たる型番の行を抜き出したものが次の表です。金額はすべて当店で実際にお支払いした額です。
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| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 |
|---|---|---|---|
| 2026-05-27 | GMW-B5000D-1JF | B | 19,000円 |
| 2026-06-12 | GM-2100N-2AJF | B | 4,000円 |
| 2023-02-11 | GA-2100-1A1JF | S | 4,500円 |
| 2022-08-15 | GA-2100-1AJF | A | 4,000円 |
| 2026-01-24 | GM-2100-1AJF | B | 3,200円 |
| 2026-05-18 | GW-M5610-1JF | B | 3,800円 |
| 2026-03-17 | DW-5600PM-1JF | B | 2,000円 |
出典:ショックマニア 買取実績(当店の一次データ)
型番ごとの詳しい相場は、GA-2100・GM-2100・GMW-B5000D・DW-5600・G-5600E の各ページでご覧いただけます。
薄いモデルを選ぶとき、査定で気をつけることは?
薄いモデルほどベゼルの角が擦れやすく、そこが減額の理由になります。買う前に知っておくと差が出ます。
2100系は、査定で見る場所がはっきりしています。八角形の角です。面が平らで角が立っている形なので、机やドアの枠に当たった跡が、そのまま白い擦れになって残ります。丸いケースなら目立たない傷が、この形だと正面から見えてしまう。ここが数千円の差になります。
メタルベゼルのGM-2100・GM-S2100では、もうひとつ増えます。ベゼルのヘアライン(細い筋目)の向きが乱れていないか。磨いて直そうとされた跡があると、かえって評価を下げます。気になっても、そのままお持ちください。こちらで判断します。
薄型は箱がコンパクトなぶん、保管されている方が多いという傾向もあります。箱と保証書が揃っていると、同じ状態でも上の評価を付けられます。薄いモデルを買われるなら、外箱は捨てずに取っておいてください。
逆に、厚みそのものは一度も査定の理由になったことがありません。薄いから高い、厚いから安いということは無いとお考えください。
G-SHOCKの薄さについてよくある質問
G-SHOCKでいちばん薄いモデルは何ですか?
GA-2100の厚みは何mmですか?
スクエア(DW-5600)と2100系では、どちらが薄いですか?
フルメタルのG-SHOCKは厚いですか?
薄いG-SHOCKは壊れやすくないですか?
いちばん軽いG-SHOCKはどれですか?
薄いモデルは買取金額が高くなりますか?
スーツの袖に入るのはどのくらいの厚みですか?
まとめ:薄さで選ぶなら、どれを見ればいい?
カシオ公式の数字だけを並べた結果、答えははっきりしました。薄さを最優先するなら八角形の2100系。標準サイズならGA-2100の11.8mm、細い腕ならGM-S2100の11.0mmです。
そして覚えておいていただきたいのが、厚みと質量は別の数字だということ。フルメタルは13.0mmと薄いのに約167gあり、樹脂のGMA-S2100は11.2mmで約45gです。「袖を通したい」なら厚み、「一日着けても疲れたくない」なら質量。どちらを取るかで、選ぶ型番が変わります。
買取の側から言えることは1つだけで、薄さは金額に関係しません。手元に使っていないG-SHOCKがあるなら、厚くても薄くても、まず金額を見てみてください。動かないもの、ベルトが切れたものでも査定できます。
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