G-SHOCKの時計の合わせ方は3通り|裏ぶたの数字で自分のやり方が決まる
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- G-SHOCKの時刻の合わせ方は、ざっくり3通りしかありません。ボタンで合わせる/電波で合わせる/スマホで合わせる、の3つです
- どれをやるかは、時計のほうが決めています。自分で好きな方法を選べるわけではありません
- 自分の時計がどれかは、裏ぶたの「四角で囲われた3桁か4桁の数字」で分かります。型番ではありません
- 電波モデルは「合わせる」のではなく「受信させる」。夜のあいだ窓際に置いておくのが正解です
- Bluetoothモデルはカシオ純正アプリ「CASIO WATCHES」と接続します。スマホが無くてもボタンで合わせられます
- 電池交換のあとは、どのタイプでもやり直しが必要になります
「G-SHOCKの時刻がズレたので直したい」。そう思って検索すると、やたら細かい操作手順がたくさん出てきます。ところがその通りにボタンを押しても、自分の時計はうんともすんとも言わない。……これ、かなりよくある話です。
原因は単純で、G-SHOCKは機種によって時刻の合わせ方そのものが違うからです。隣に並んだ同じ見た目の2本でも、中身が違えば手順は別物になります。この記事では細かい操作の前に、自分の時計がどのやり方の時計なのかをはっきりさせます。
G-SHOCKの時計の合わせ方は、何通りありますか?
大きく3通りです。ボタンで合わせる、電波で自動的に合わせる、スマホのアプリで合わせる。どれになるかは時計の仕様で決まります。

まずは全体像から。G-SHOCKの時刻合わせは、次の3つのどれかに必ず当てはまります。
| タイプ | 見分けのめやす | 時刻がズレる主な理由 | やること |
|---|---|---|---|
| ① ボタンで合わせる | 文字板にMULTI BAND 6もBluetoothも書かれていない | 電池交換、設定のやり直し、月単位のわずかな誤差 | 手で1か所ずつ合わせる |
| ② 電波で合わせる | MULTI BAND 6/WAVE CEPTORの表記がある | 受信できていない(場所・天候・時間帯) | 夜、窓際に置いて受信させる |
| ③ スマホで合わせる | Bluetooth/CONNECTEDの表記がある | ペアリングが切れている、アプリが起動していない | アプリと接続し直す |
← 表は横にスクロールできます
ここで大事なのは、②と③の時計でも、①のやり方が残っているという点です。電波が届かない部屋に住んでいる人も、スマホを持っていない人も、ボタンだけで合わせる道はちゃんと用意されています。カシオの操作ガイドにも、接続できるスマートフォンがない場合は時計を操作して時刻を合わせることができる、と書かれています。
「合わせる」と「受信させる」は別の作業です
電波モデルで時刻がズレているとき、多くの方が「合わせ方」を探します。でも本当にやるべきなのは、正しく受信できる場所に時計を置くことです。手で合わせても、次の受信で時計は勝手に正しい時刻へ戻します。
自分のG-SHOCKがどのタイプかは、どこを見れば分かりますか?
裏ぶたを見てください。四角で囲われた3桁か4桁の数字があります。これが取扱説明書番号で、説明書を引く鍵になります。

G-SHOCKの説明書は、型番では引けません。GW-M5610やGA-2100といった型番ではなく、裏ぶたに刻まれた別の数字を使います。
カシオのお客様サポートにある「ウオッチ取扱説明書」のページには、こう案内されています。時計の裏面(裏ふた)の中心部もしくは外周部の四角で囲われて表示されている4桁(または3桁)の「取扱説明書 番号」を入力し、検索をクリックしてください、と。
数字を見つけたら、その番号で検索する
カシオのサポートサイトで番号を入れると、その時計専用の操作ガイドが開きます。あとは目次を見るだけです。「標準電波で時刻を合わせる」があれば電波タイプ、「CASIO WATCHES」の項目があればスマホタイプ、どちらも無ければボタンタイプ。これで3通りのどれかが確定します。
ShockManiaでは、よく問い合わせをいただくモジュールについて個別に手順をまとめています。自分の番号が見つかったら、こちらも参考にしてください。
裏ぶたの数字が読めないとき
長く使った個体ほど、裏ぶたの刻印は擦れて読めなくなります。買取で持ち込まれる時計でも珍しくありません。
その場合は型番から調べることになります。保証書、購入時の箱、取扱説明書が残っていれば一番早いです。何も残っていないときは、文字板に書かれた表記(MULTI BAND 6、TOUGH SOLAR、Bluetoothなど)から当たりをつけていきます。
ボタンで合わせるタイプは、どう操作しますか?
時刻モードからセット状態に入り、合わせたい箇所を選ぶボタンと、数字を進めるボタンを往復させます。この構造はどの機種も共通です。
ボタンで合わせるタイプは、押す順番こそ機種ごとに違いますが、やっていることの構造はどれも同じです。次の4ステップに整理できます。
1. セット状態に入る
時刻モードの状態で、設定用のボタンを長押しします。画面のどこかが点滅しはじめたら成功です。この点滅が「いまここを編集しています」という合図になります。
2. 合わせたい箇所を選ぶ
点滅している箇所を移動させるボタンを押して、秒・時・分・年・月・日のうち直したいところへ移ります。取扱説明書3229では、Cボタンを押すごとに点滅箇所が順に移動すると案内されています。
3. 数字を進める
選んだ箇所の数字を進めるボタンを押します。3229では、Bボタンを押すごとに点滅箇所の数字が進み、押し続けると早送りになる、とされています。
4. セットを終了する
終了用のボタンを押して点滅を止めます。多くの機種では、何も操作せずに数分置いても自動で解除されます。
つまり「選ぶボタン」と「進めるボタン」を往復するだけ。この2つさえ分かれば、あとは画面を見ながら作業できます。どのボタンがどちらなのかは機種によって入れ替わるので、そこは裏ぶたの数字で引いた操作ガイドで確認してください。
月に1度の「秒合わせ」で精度は保てます
取扱説明書3229には、月に1度くらい「秒合わせ」をしていただくと、時計はいつも正確ですと書かれています。時報に合わせてボタンを押すと、00〜29秒のときは切り捨てられ、30〜59秒のときは1分繰り上がって00秒になります。
電波モデルやスマホ連携モデルが当たり前になった今でも、ボタン式の時計はこの地道な作業で精度を保ちます。逆に言えば、月イチでこれをやるだけで、ズレはほとんど気にならなくなります。
電波で合わせるタイプは、何をすればいいですか?
ボタン操作ではなく、受信できる場所に置くことが正解です。多くのモデルは深夜から早朝にかけて自動で受信します。
文字板や裏ぶたに「MULTI BAND 6」「WAVE CEPTOR」と書かれていれば、標準電波を受信するタイプです。このタイプでやるべきことは、合わせることではなく、受信させることです。
操作ガイド3495には、自動受信について具体的な説明があります。午前12時(深夜12時)から午前5時の間に標準電波を受信して、自動で時刻や日付を合わせます。1日1回受信に成功すれば、その日は自動受信をしません、と。
受信にかかる時間も書かれていて、約3分から約8分、最大で約16分かかる場合もあるとされています。つまり、数秒で終わる作業ではありません。
やることは、置き場所を変えるだけ
操作ガイドは、窓際のような受信に適した場所に時計を置くよう案内しています。寝るときに腕から外して窓際に置く。これだけで、翌朝には合っていることがほとんどです。逆に、鉄筋の建物の奥まった部屋や、引き出しの中に入れっぱなしでは受信できません。
最後に受信できた日は、時計が覚えています
多くの電波モデルには、前回の受信結果を確認する機能があります。操作ガイド3495では、所定のボタンを押すと最後に受信した日付と時刻を表示する、と案内されています。
ここが何日も前の日付で止まっていれば、受信できていない状態が続いているということ。故障を疑う前に、まずこの表示を見てみてください。置き場所を変えるだけで解決するケースがかなり多いです。
電波ソーラーモデルについては、受信のしくみと充電の関係を別記事で詳しく書いています。あわせてどうぞ。
スマホで合わせるタイプは、どう設定しますか?
カシオ純正アプリ「CASIO WATCHES」を入れて、時計とペアリングします。接続すると時刻が自動で合うようになります。
文字板や裏ぶたに「Bluetooth」「CONNECTED」の表記があるモデルは、スマートフォンと接続して時刻を合わせられます。比較的新しい世代のG-SHOCKに多いタイプです。

代表的なのがGA-B2100です。カシオのニュースリリースによると、2022年5月14日発売、メーカー希望小売価格は22,000円(税込)。通信規格はBluetooth low energy、通信距離は約2メートル(環境により変化)、ワールドタイムは世界38都市とUTCに対応しています。
この時計の操作ガイドは5691です。そこにはこう書かれています。この時計は、スマートフォンと接続して日付や時刻を合わせることができます。さらに、時計とスマートフォンをBluetoothで接続することで、時計の時刻を自動で合わせたり、時計の設定を変更したりできます(モバイルリンク機能)と。
準備はアプリを入れるところから
操作ガイドの案内では、Google PlayまたはApp Storeで、カシオオリジナルのアプリケーション「CASIO WATCHES」を検索して、スマートフォンにインストールします。そのうえで時計とペアリングすると、時刻合わせだけでなく、ワールドタイムやアラームの設定もスマホの画面から行えるようになります。
スマホが無くても困りません
操作ガイド5691には、接続できるスマートフォンがない場合は、時計を操作して時刻を合わせることができますと明記されています。
手順も書かれていて、時刻モードにしてからAボタンを2秒以上押し続け、現在設定しているホーム都市が表示されたら指を離すとセット状態に入ります。また、設定画面で何も操作せず2〜3分間経過すると、セット状態は自動で解除されます。
つまりBluetoothモデルは、スマホ連携が「便利な近道」として足されているだけで、従来のボタン操作も残っているということです。
飛行機や病院では、接続を切ってください
操作ガイド5691には重要事項として、飛行機内など、スマートフォンと接続しては困るような場所では、スマートフォンとの接続を無効にしてくださいと書かれています。
Bluetoothは無線通信なので、使用が制限される場所があります。該当するモデルには接続を一時的に切る操作が用意されていますので、操作ガイドの「病院内、飛行機内で使うとき」の項目を確認しておくと安心です。
デジタルは合っているのに針だけズレているときは、どうしますか?
時刻合わせではなく「針位置の補正」という別の操作で直します。強い衝撃や磁気を受けたあとに起きやすい症状です。
アナログの針とデジタル表示を両方持つモデル、いわゆるアナデジでよくあるのがこの症状です。デジタルの数字は正しいのに、針だけが明後日の方向を指している。
これは時刻ではなく針の位置そのものがズレている状態です。直し方も時刻合わせとは別で、「針位置の補正」という専用の操作を使います。操作ガイド5691にも、針の補正、針の位置を補正する、といった項目が独立して用意されています。
アナデジの針ズレについては、モジュール別の手順を含めてアナログ針の時刻合わせの記事にまとめてあります。針だけが合わない方は、そちらを参照してください。
電池交換やソーラー切れのあとは、何をやり直しますか?
どのタイプでも時刻の再設定が必要になります。電波モデルは受信からやり直し、スマホモデルは再ペアリングが必要なこともあります。
時刻がゼロに戻ってしまう一番多いきっかけが、電池切れとソーラーの充電切れです。取扱説明書3229でも、電池交換後などで時刻・日付が合っていないときはという前置きで時刻合わせの手順が説明されています。
やり直す内容はタイプごとに違います。
| タイプ | 電池交換・充電切れのあとにやること |
|---|---|
| ① ボタン式 | 時刻と日付を手で入れ直す。ホーム都市や12/24時間制の設定も確認する |
| ② 電波式 | 窓際に置いて受信させる。受信できない環境なら手動受信、それも無理なら手で合わせる |
| ③ スマホ式 | アプリと接続し直す。ペアリングが外れている場合は登録からやり直す |
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電池交換は、自分で開けないでください
カシオの取扱説明書には、電池交換は必ず「修理お申込み先」またはお買い上げの販売店にお申し付けくださいと書かれています。理由も明記されていて、特殊な工具を必要とすること、そして電池交換の際に防水検査を行うことが挙げられています。
タフソーラーなどの充電式モデルについても同様で、二次電池の交換は修理お申込み先または販売店に依頼するよう案内されています。
自分で裏ぶたを開けると、20気圧防水という数字は保証されなくなります。買取の現場でも、自分で開けた形跡がある個体はパッキンがずれていたり、内部に湿気が入っていたりすることがあります。数百円を惜しんで時計の寿命を縮めるのは、もったいない選択です。
ちなみに、長く使い続けるつもりなら、先に傷むのは中身より樹脂バンドのほうです。10年近く使った個体は、バンドの付け根が硬くなって、ある日ぽきっと折れます。交換用のバンドは今も流通しているので、気になってきたら早めに替えておくと安心です。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
時刻が合っている状態は、買取の査定にどう効きますか?
時刻のズレ自体は減額になりません。ただし査定では充電・受信・各機能の動作を確認するため、動く状態のほうが有利です。
よく聞かれるのですが、「時刻が合っていないから減額」ということはありません。こちらで合わせれば済む話だからです。
ただし査定では、充電・受信と各表示の切り替えを必ず確認します。電波モデルなら受信できるか、ソーラーなら充電が上がるか、アナデジなら針ズレが無いか。ここで引っかかる個体は、どうしても評価が下がります。
とくに電波ソーラーの二次電池は消耗品です。フル充電しても数日で止まるようになった個体は、部品交換を前提とした査定になります。見た目がきれいでも、ここで差がつきます。
なので、売る前にやっておくと得なのは「時刻を合わせること」そのものより、「ちゃんと動く状態まで戻せるかどうかを確かめること」です。明るい場所に数日置いて充電が戻るか、窓際で受信するか。これだけでも、査定時の印象はまったく変わります。
もちろん、動かない状態でも査定はできます。電池切れ・受信不良・針ズレ、そのままお持ちください。直してから売らなければ、ということはありません。
使っていないG-SHOCK、いくらになるか調べてみませんか?
電池切れ・ベルト劣化・ジャンクもそのまま査定します。
送料・査定料・キャンセル料はすべて無料です。
G-SHOCKの時計の合わせ方について、よくある質問
G-SHOCKの時計の合わせ方は、機種によって違いますか?
自分のG-SHOCKの説明書は、どこで探せますか?
電波時計なのに時刻が合いません。故障でしょうか?
電波の自動受信は、いつ行われますか?
スマートフォンで時刻を合わせられるのは、どのG-SHOCKですか?
デジタル表示は合っているのに、針だけがズレています。
電池交換は自分でやってもいいですか?
時刻が合っていないと、買取金額は下がりますか?
まとめ:手順を探す前に、裏ぶたの数字を見る
G-SHOCKの時刻合わせでつまずく原因は、たいてい「自分の時計と違う機種の手順を読んでいる」ことにあります。
遠回りに見えても、最初に裏ぶたの四角で囲われた数字を読み、その番号でカシオの操作ガイドを引く。これが結局いちばん速い道です。番号さえ分かれば、あとは3通りのどれかに必ず収まります。
- ボタン式なら、選ぶボタンと進めるボタンを往復する。月1回の秒合わせで精度は保てます
- 電波式なら、合わせずに受信させる。夜、窓際に置くだけです
- スマホ式なら、アプリ「CASIO WATCHES」と接続する。スマホが無くてもボタンで合わせられます
そして、時刻が合わないことそのものは、故障のサインとは限りません。電波が届いていないだけ、充電が足りていないだけ、ということのほうがずっと多いです。
もし何をしても動かない、受信しない、針が戻らない。そんなときは修理に出すか、手放すかの判断になります。その判断材料として、いまいくらになるのかを知っておくのは損になりません。動かない個体でも査定できますので、気軽にお問い合わせください。