G-SHOCKの3229は時刻合わせをどうやる?押すのはA・B・Cの3つだけ
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- 裏ぶたの「3229」は型番ではなく、カシオの「取扱説明書番号」です。時刻合わせの手順は、この番号で決まります
- 3229の時刻合わせは時刻モードでA→B→C→Aの4手。押すのはA・B・Cの3つだけです
- Aで点滅させる/Bで進める/Cで合わせる場所を移す。この3つの役割さえ覚えれば迷いません
- 点滅中のDはライトではなく「12時間制/24時間制の切り替え」になります。ここが最大の落とし穴です
- カレンダーは2000〜2099年のフルオートカレンダー。うるう年も月の大小も自動なので、日付は普段いじる必要がありません
- 3229は電波もソーラーも付いていない、手で合わせる時計です。精度は平均月差±15秒なので、月に1度の秒合わせが公式の推奨です
- この記事の手順・数値は、すべてカシオ計算機の取扱説明書(3229/3421/3489)に書かれている内容です
電池を換えてもらったG-SHOCKが手元に戻ってきて、表示は動いているのに時刻がまるで違う。合わせようとボタンを押してみたけれど、数字が飛んだり点滅が止まったりして、かえって分からなくなってしまった。よくある話です。
そして厄介なのが、「G-SHOCK 時刻合わせ」で検索しても、自分の時計と操作が違う説明ばかり出てくることです。G-SHOCKは同じ見た目でも中身が何種類もあり、ボタンの意味がモデルごとに変わるからです。
そこで頼りになるのが、裏ぶたに刻まれた数字です。あなたが「3229」を見つけてこのページに来たのなら、話は早い。この記事は、カシオ計算機が公開している取扱説明書3229の手順を、押すボタンと押す順番だけに絞って並べ直したものです。余計な機能の説明は後回しにして、まず時刻を合わせきるところまで行きましょう。
裏ぶたの「3229」は、何の番号ですか?
時計の中身(ムーブメント)を表す、カシオの「取扱説明書番号」です。型番ではありません。
カシオのお客様サポートで説明書を探すとき、入口になるのはこの番号です。公式ページには、次のように案内されています。
カシオ公式の案内
「時計の裏面(裏ふた)の中心部もしくは外周部の四角で囲われて表示されている4桁(または3桁)の『取扱説明書番号』を入力し、検索をクリックしてください。」
つまり「GA-〇〇」「DW-〇〇」のような品番を入れても、公式の説明書検索では出てきません。壊れているのではなく、入口が違うだけです。裏ぶたを見て4桁の数字を読む、が正しい手順になります。
手順1 時計を外して、裏ぶたを明るい場所で見る
裏ぶたの中心あたりか、外周にある四角い枠の中を探してください。刻印は小さいので、スマートフォンのカメラで拡大して撮ると読み取りやすくなります。
手順2 3桁か4桁の数字を読み取る
「3229」のような数字です。英字が混じった品番とは別物なので、混同しないでください。同じ見た目のモデルでも、中身が違えば番号は変わります。
もうひとつ知っておくと得なのが、この説明書が「3229/3421/3489」の3つで共通だということです。表紙にその3つの番号が並べて印刷されています。あなたの裏ぶたが3421や3489でも、時刻合わせの操作はこの記事のとおりで合っています。違うのは電池の種類だけです(後述します)。
3229の時刻合わせは、どのボタンをどの順で押しますか?
時刻モードで、A→B→C→Aの順に押していきます。使うのはA・B・Cの3つだけです。
最初に、それぞれのボタンが何をする係なのかを押さえてください。ここさえ分かれば、あとは迷いようがありません。
← 表は横にスクロールできます
| ボタン | ふだんの役割 | 時刻合わせ中の役割 |
|---|---|---|
| A | 各モードで操作を始める | 点滅(セット状態)を始める/終える |
| B | 報音フラッシュ機能の入切 | 点滅している数字を進める(押し続けで早送り) |
| C | モードを切り替える | 点滅する場所を移す |
| D | ライトを約2秒点灯 | 12時間制/24時間制の切り替え(ライトではない) |
なお、時計がいま時刻モードにいるかどうかは、Cボタンを押すごとに「時刻→アラーム→タイマー→ストップウオッチ」と一周するので、曜日・月・日が出ている画面まで進めれば分かります。各機能を使ったあとにCを押すと、直接時刻モードへ戻ります。
STEP1 Aを押して、点滅させる
時刻モードでAボタンを押します。「秒」が点滅すれば、セット状態に入れた合図です。ここからの操作はすべて、点滅している場所に対して効きます。
STEP2 時報に合わせてBを押し、秒を00にする
「秒」が点滅している状態でBボタンを押すと、その瞬間に00秒からスタートします。テレビやスマートフォンの時報に合わせて押すと、きれいに揃います。
STEP3 Cで場所を選び、Bで数字を進める
Cボタンを押すごとに、点滅する場所が「秒 → 時 → 分 → 日 → 月 → 年」の順に移ります。合わせたい場所を点滅させてから、Bボタンで数字を進めてください。Bは押し続けると早送りになります。この「Cで選ぶ→Bで進める」を繰り返します。
STEP4 Aを押して終える
もう一度Aボタンを押すと点滅が止まり、セット完了です。点滅したまま2〜3分放置しても、自動的に点滅は止まります(自動復帰機能)。
点滅の移動順は「秒・時・分・日・月・年」
ここで戸惑いやすいのが、「時・分」のあとに来るのが「日」で、その次が「月」という並びです。年月日の順番ではありません。「月を直したいのに日が動いてしまう」というときは、Cをもう一度押して隣へ移ってください。
最大の落とし穴:点滅中のDボタンはライトではありません
3229のDボタンは、ふだんはライトの点灯ボタンです。ところがセット中(表示が点滅しているとき)にDを押すと、12時間制表示と24時間制表示が切り替わります。
暗くて見えないからとDを押してしまい、気づかないうちに表示が「24H」に変わっている──これが「合わせたのに12時間ずれる」のいちばん多い原因です。点滅中は、Dに触らないでください。
秒だけを合わせたいときは、どうしますか?
Aを押して「秒」を点滅させ、時報に合わせてBを押し、Aで終わる。それだけです。
3229は電波を受信しない時計なので、放っておけば少しずつずれていきます。取扱説明書にも、はっきりこう書かれています。
取扱説明書3229より
「なお、月に1度くらい『秒合わせ』をしていただくと、時計はいつも正確です。」
秒合わせのときに知っておくと便利なのが、四捨五入のような丸め方です。Bを押した瞬間の秒が0〜29秒なら切り捨てて00秒になり、30〜59秒なら1分繰り上がって00秒になります。
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| Bを押したときの秒 | どうなるか | 結果 |
|---|---|---|
| 0〜29秒 | 切り捨てられる | 分はそのまま、00秒から再スタート |
| 30〜59秒 | 1分繰り上がる | 分が1つ進んで、00秒から再スタート |
つまり30秒以内のずれなら、分をいじらずに秒合わせだけで直るということです。月に一度、時報に合わせてBを押すだけ。10秒あれば終わります。
「PM」が消えません。12時間制と24時間制は、どう切り替えますか?
セット中(表示が点滅しているとき)に、Dボタンを押すごとに切り替わります。
12時間制のときは午後に「PM」が点灯し、午前は消灯します。24時間制にすると「24H」が表示され、PMは出なくなります。どちらが正しいということはなく、好みで選んで構いません。
12時間ずれるときの直し方
表示が12時間ずれているときは、時計が壊れたわけではなく、「時」のセットで午前と午後を取り違えているだけです。
12時間制のまま合わせる場合は、午後なら画面に「PM」が出ている状態にするのが正解です。取扱説明書にも「『時』のセットのとき午前/午後“PM”、または24時間制“24H”にご注意ください」と書かれています。
午前と午後を間違えにくいのは、圧倒的に24時間制のほうです。ずれを繰り返すなら、24Hに変えてしまうのが確実です。
日付や曜日も、毎回合わせ直す必要がありますか?
必要ありません。3229はフルオートカレンダーなので、日付は自動で進みます。
セットできる年の範囲は2000年〜2099年。年を正しく入れると、曜日は自動的に計算されて表示されます。うるう年も、31日ある月と30日までの月の違いも、時計側が自動で判別します。取扱説明書には「電池交換時以外の修正は不要です」と明記されています。
逆に言えば、曜日だけを直接合わせることはできません。曜日が違っているときは、年か月か日のどれかが違っています。いちばん多いのは「年」で、電池交換のあとに西暦が初期値のまま残っているケースです。
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| 表示 | 曜日 | 表示 | 曜日 |
|---|---|---|---|
| SU | 日曜 | TH | 木曜 |
| MO | 月曜 | FR | 金曜 |
| TU | 火曜 | SA | 土曜 |
| WE | 水曜 | — | — |
アラームの時刻は、時刻合わせとは別ですか?
別です。アラームはアラームモードで、時刻とは独立して設定します。
Cボタンでアラームモードに移り、そこでA→C→B→Aと、時刻合わせとまったく同じリズムで操作します。Aで点滅させ、Cで場所を移し、Bで数字を進め、Aで終わる。覚えることは増えません。
アラームで面白いのは、「月」「日」をあえてセットしないという選択があることです。「月」を空欄にするときは “−” を、「日」を空欄にするときは “−−” を表示させます。この組み合わせで、鳴り方が変わります。
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| 鳴らしたいタイミング | セットする項目 |
|---|---|
| 毎日鳴らす | 「時・分」のみ |
| 指定した月に毎日鳴らす | 「月・時・分」のみ |
| 毎月同じ日に鳴らす | 「日・時・分」のみ |
| 指定した月日に鳴らす | 「月・日・時・分」すべて |
設定が終わったら、アラームモードでBボタンを押すごとに、アラームと時報の入切が「両方オフ→時報だけオン→アラームだけオン→両方オン」と一巡します。アラームは20秒間、時報は毎正時に“ピッピッ”と鳴ります。
鳴っている音を止めたいときは
どのボタンでも構いません。押せば止まります。正しいボタンを探して慌てる必要はありません。
なお、現在時刻を24時間制にしていると、アラーム時刻も自動的に24時間制で表示されます。片方だけ12時間制、ということは起こりません。
電池交換のあとに、必ずやることはありますか?
時刻・日付のセットです。電池を抜いた時点で、時計は時刻を覚えていられません。
この記事の手順どおりに、秒→時→分→日→月→年を一通り入れ直してください。年まできちんと入れれば、曜日は自動で正しくなります。
そして電池交換そのものについて、カシオははっきりと注意を出しています。
取扱説明書3229より
「電池交換は必ず『修理お申込み先』またはお買い上げの販売店にお申し付けください。」
「電池交換の際、防水検査を行いますので、必ず『修理お申込み先』またはお買い上げの販売店にお申し付けください(特殊な工具を必要とします)。」
「防水性を保つために定期的(2〜3年を目安)なパッキン交換をおすすめします。」
裏ぶたを開ける道具は市販されていますし、実際に自分で交換している人もいます。ただし開けた時点で防水性能は保証の外に出ます。20気圧防水は、パッキンが正しく効いていて初めて成り立つ数字だからです。水まわりで使うつもりなら、防水検査までしてもらえる正規のルートが確実です。
もうひとつ、覚えておくと納得がいく話があります。買ったばかりの時計に入っている電池は「モニター用電池」で、工場で動作を確認するために入れられたものです。店頭に並んでいる間も消耗していくため、説明書に書かれた電池寿命より早く切れることがあります。「買って1年で止まった」は、必ずしも故障ではありません。
電池交換の費用や流れについては、G-SHOCKの電池交換のページにまとめています。
買取の現場から見ると、時刻が合っていないことそのもので査定額が下がることは、まずありません。動作確認のときにこちらで合わせ直せる範囲だからです。慌てて合わせようとしてボタンを強く押し込んだり、裏ぶたを自分でこじ開けて傷をつけたりするほうが、はるかに響きます。
実際に金額を左右するのは、樹脂バンドとベゼルの状態、そして液晶の抜けです。スクエア型のデジタルは十年単位で使われている個体が多く、樹脂は必ず硬くなっていきます。ひび割れが入っていると、同じ番号の時計でも評価は変わります。
そして電池切れで止まったままでも、査定はできます。「動かないから価値がない」と思って引き出しに眠らせている方が本当に多いのですが、3229が載っているような角型のデジタルは、コラボモデルや限定色になると評価が跳ね上がることがあります。捨てる前に一度、番号と型番を控えて相談してみてください。
3229は、どんな仕様の時計ですか?
電波もソーラーも付かない、シンプルなデジタル時計です。だからこそ、手で合わせる操作が要ります。
取扱説明書に載っている製品仕様は、次のとおりです。
← 表は横にスクロールできます
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 精度 | 平均月差±15秒 |
| 基本機能 | 時・分・秒、午前/午後(PM)/24時間制(24H)表示、月・日・曜日 |
| カレンダー | フルオートカレンダー(2000〜2099年) |
| アラーム機能 | 時刻アラーム(セット単位=月・日・時・分/電子音20秒間)、時報(毎正時に2回) |
| タイマー機能 | セット単位=1秒、計測範囲=24時間、オートリピート機能、タイムアップを10秒間の電子音で報知 |
| ストップウオッチ機能 | 1/100秒単位(1時間を超えると1秒単位)、計測範囲=23時間59分59秒、スプリット計測・1・2着同時計測 |
| その他 | 自動復帰機能、12/24時間制表示切り替え、EL(エレクトロルミネッセンス)バックライト、報音フラッシュ機能 |
| 使用電池 | モジュール3229/3421=CR2016×1個、モジュール3489=CR1616×1個 |
| 電池寿命 | 約2年(1日あたりライトを3.5秒間、電子音を20秒間使用し、報音フラッシュ機能がONの場合) |
出典:カシオ計算機 取扱説明書 3229/3421/3489
ここで注目してほしいのが精度「平均月差±15秒」です。1か月で最大15秒、1年放っておけば最大3分ほどずれる計算になります。電波時計やスマートウォッチに慣れていると「狂っている」と感じますが、これは仕様どおりの正常な動きです。だから月に1度の秒合わせが推奨されています。
もうひとつ、覚えておくと便利なのが報音フラッシュ機能です。時刻モードでBボタンを約2秒押すごとに入切が切り替わり、オンにするとアラームや時報の音に合わせてライトが自動で点滅します。音が聞こえない場所でも気づけるようにする機能です。G-SHOCKのライトの種類もあわせてどうぞ。
時刻合わせでつまずきやすいのは、どこですか?
操作そのものより、「知らないと故障に見える動き」でつまずく人がほとんどです。取扱説明書に書かれているものを、5つ挙げます。
① 2〜3分放っておくと、勝手に点滅が止まる
自動復帰機能です。途中で手を止めて説明を読んでいると、戻ってしまうことがあります。故障ではないので、Aを押して入り直してください。
② 静電気で、急に違う時刻が表示されることがある
説明書に「静電気により誤った時刻を表示したりします」と書かれています。合わせ直せば直ります。冬場のセーターの脱ぎ着などで起きやすい現象です。
③ 時刻の狂いが目立つのは、電池が減ってきたサイン
「電池が消耗しますと『時刻の狂いが目立ったり』『表示が見にくくなったり』『消えたり』します」。合わせても合わせてもすぐずれるなら、操作の問題ではなく電池です。
④ 寒い日・暑い日は、そもそも表示が見えにくい
液晶は0℃以下や+40℃以上で表示が見えにくくなることがあります。さらに+60℃以上に長時間置くと、液晶パネルそのものに支障が出ることがあります。真夏の車のダッシュボードは避けてください。
⑤ 説明書のイラストと、画面の色が逆に見える
3229には「白地に黒」のタイプと、色が反転したタイプがあります。説明書のイラストは見やすさのため白地に黒で描かれているので、反転液晶のモデルでは点灯・消灯が逆に見えます。この液晶タイプは製品ごとに決まっていて、1本の時計で切り替えることはできません。
表示そのものが薄い・欠けているという場合は、時刻合わせでは直りません。液晶の不具合についてもご覧ください。
自分の時計がいまどのくらいの相場なのかは、型番を入れて調べられます。
G-SHOCKの3229の時刻合わせについて、よくある質問
裏ぶたの「3229」は型番ですか?
3229の時刻合わせで、いちばん最初に押すボタンはどれですか?
合わせている途中で、点滅が勝手に止まってしまいました。
時刻がちょうど12時間ずれてしまいます。どこが悪いのですか?
曜日だけが違っています。曜日はどう直しますか?
3229は電波時計ですか?ソーラーですか?
電池交換は自分でやってもいいですか?
時刻が合っていない・電池が切れたままでも買取してもらえますか?
まとめ
3229の時刻合わせは、いちど流れをつかんでしまえば10秒で終わる操作です。最後にもう一度だけ整理します。
← 表は横にスクロールできます
| やること | 押すボタン | 画面の合図 |
|---|---|---|
| セット状態に入る | A | 「秒」が点滅する |
| 秒を00にする | B(時報に合わせて) | 00秒から動き出す |
| 合わせる場所を移す | C | 秒→時→分→日→月→年 |
| 数字を進める | B(押し続けで早送り) | 点滅している数字が進む |
| 終える | A | 点滅が止まる |
押すのはA・B・Cの3つだけ。点滅中のDだけは触らない。この2つを覚えておけば、次に電池を換えたときも迷いません。年まで正しく入れれば、曜日もカレンダーも自動でついてきます。
そして、直したうえで「やっぱりもう使わないな」と感じたなら、それも自然なことです。はじめての買取の流れをご覧いただくと、どんな状態のものが対象になるか分かります。動かないまま置いてあるG-SHOCKこそ、思っていた以上の金額になることがあります。
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