G-SHOCKの保証期間は何年?公式が年数で明記しているのは修理6ヶ月と部品7年
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- 保証の長さは、カシオの公式サイトには書いてありません。公式ページは「保証期間は保証書に記載されております」とだけ案内しています。正解はお手元の保証書です
- カシオが年数ではっきり公開しているのは2つ。修理したあとの保証(6ヶ月、MR-G・MT-Gなどは1年)と、部品を持っている期間(生産終了から7年、同じく10年)です
- 保証書はコピー不可・再発行なし。出せないと、保証期間内でも有料修理になります
- 保証の対象は時計本体だけ。電池やバンドなどの消耗品は最初から対象外です
- 長い目で見て効いてくるのは保証より部品の期限です。生産終了から7年を過ぎると、お金を払っても修理を受けられません
- 買取の現場では、保証書の有無そのものより「まだ修理できる型番か」のほうが金額に効きます
「G-SHOCKの保証期間って何年だっけ」と調べると、たいていのページに「1年」と書いてあります。ところが、カシオの公式ページを順に開いていくと、その「1年」という数字がどこにも見当たりません。
書いていないのには理由があります。そして、公式が代わりに年数ではっきり示している期限が別にあって、G-SHOCKを長く持つ人にとっては、そちらのほうがずっと大事です。
この記事では、カシオの公式ページと修理サービスの規約に実際に書いてあることだけを並べます。買取店として毎日G-SHOCKを見ている立場から、「どの期限が、いつ、いくらに響くのか」もあわせてお伝えします。
G-SHOCKの保証期間は何年ですか?
カシオの公式ページに年数の記載はありません。「保証期間は保証書に記載されております」と案内されており、確実なのは手元の保証書を見ることです。
カシオの時計の保証ページには、保証の中身がこう書かれています。
カシオ公式ページの書き方
「保証期間内に取扱説明書に従った正常な使用状態で故障した場合には、無料修理いたします。」
「保証期間は保証書に記載されております。」
「保証対象は時計本体のみで電池やバンドなどの消耗品は対象外となります。」
つまりカシオは、「何年です」とサイト側では言い切っていません。保証書に書いた数字が正式な答えで、サイトはその場所を案内しているだけ、という作りです。
ですので、ここで当店が「1年です」と断言するのも筋が通りません。お手元の保証書を見るのがいちばん早く、いちばん確実です。箱の中か、取扱説明書に挟まっていることが多いです。
では、カシオはどこにも年数を書いていないのかというと、そうではありません。修理に関する規約のほうには、はっきり年数が載っています。

なぜ公式サイトに「1年」と書いていないのですか?
保証の長さは製品ごとに違うため、サイトに1つの数字を載せられないからです。だから「保証書に記載」という案内の形になっています。
カシオは時計以外にも、電卓・電子辞書・電子楽器・カメラと、幅広く作っている会社です。同じ「カシオ保証書」という枠組みの中で、製品ごとに期間が違います。
G-SHOCKの中でも、数千円の樹脂モデルと、46万円のMR-Gが同じ枠に入っています。サイトに1つの数字を書いてしまうと、どこかで必ず食い違う。だから「保証書に書いてあります」という案内に寄せていると考えるのが自然です。
保証書を確認するときは、次の3か所を見てください。ここが埋まっていないと、保証そのものが使えません。
① お買い上げ日
保証の起点です。空欄だと保証が受けられません。カシオは「保証書は必ず『お買い上げ日、販売店名』などの記入をお確かめのうえ、販売店から受取っていただき」と案内しています。受け取った時点で確認するのが本来の形です。
② 販売店名
こちらも必須です。ネット通販で買った場合は、納品書や注文履歴とセットで保管しておくと安心です。
③ 保証期間の記載
ここに書かれている期間が、その個体の正式な保証期間です。ネットの記事ではなく、この紙が答えになります。
保証期間内でも有料になるのはどんなとき?
落下・水没・改造・外観のキズ、そして保証書を出せないときです。カシオの保証規定に6つのケースとして並んでいます。
保証期間が残っていても、次のどれかに当てはまると有料修理になります。カシオの保証規定にそのまま書かれているものです。

この中でいちばん多いのが、2番の「落下」です。G-SHOCKは耐衝撃構造ですが、それは「壊れない」という意味ではありません。ガラスが割れた、液晶が欠けたという症状は、落下による損傷として扱われます。
そして見落とされやすいのが3番の「不当な修理または改造」。自分で裏ぶたを開けて電池を交換した、社外のバンドに付け替えた——こうした履歴があると、保証の対象から外れる可能性があります。
分解のあとがあると、そもそも修理を断られることがあります
カシオの修理サービスご利用規約には、修理を受け付けないケースも書かれています。たとえば「修理依頼品にサービス会社以外の者によって分解された痕跡がある場合」「修理依頼品が分解された状態もしくは外装部品(バンド・ベゼルを含む)が取り外された状態の場合」です。
つまり自分で開けた形跡が残っていると、有料でも直してもらえないことがあるということです。電池交換を自分でやるかどうかは、ここを知ったうえで判断してください。
保証書をなくしたらどうなりますか?
無償保証は受けられなくなります。保証書は再発行されず、コピーも認められません。原本が必要です。
ここは厳しめです。カシオは次のように案内しています。
- 「保証書は再発行いたしませんので紛失しないよう大切に保管してください。」
- 「保証書(コピー不可)の提示がない場合は有料にて修理させていただきます。」
- 修理に出すときは「製品に保証書(コピー不可)を添えて」送る
さらに修理サービスご利用規約の第6条には、「無償保証をお受けになるためには、カシオ保証書の原本が必要です」と明記されています。
もうひとつ、同じ第6条に重要な一文があります。「お買い上げ店が独自に定める保証書、その他カシオ保証書以外の保証書に基づく保証では無償保証は受けられません。」
量販店や時計店の独自保証は、カシオの無償保証とは別物だということです。お店の保証が使えないという意味ではなく、「カシオに直接出すときはカシオ保証書が要る」という話です。どちらの窓口を使うのかで、必要な紙が変わります。
海外で買ったG-SHOCKの場合
カシオは「海外向けモデルでは、日本国内で有効な保証書は添付しておりません」と案内しています。そのうえで、2つの制度を用意しています。
G-SHOCK国際保証……「お客様が購入国以外でも保証修理を受けられる制度」
ツーリスト保証……「お客様が他国(旅行先)で購入した商品を自国(居住国)で保証修理を受けられる制度」
旅行先で買ったモデルを日本で直したいときは、この保証書があるかどうかが分かれ目になります。
修理したあとにも保証は付きますか?
付きます。カシオの修理保証期間は腕時計で6ヶ月、MR-G・MT-Gなどのプレミアム対象製品は1年です。
ここがまさに、カシオが年数をはっきり書いている場所です。修理サービスご利用規約の第11条に、製品ごとの表が載っています。
← 表は横にスクロールできます
| 対象 | 修理保証期間 | 条件 |
|---|---|---|
| 腕時計(プレミアムブランド専用修理対象製品を除く) | 6ヶ月 | 同一箇所・同一症状の再発のみ |
| 腕時計(プレミアムブランド専用修理対象製品) | 1年 | 同一箇所・同一症状の再発のみ |
| 置時計・掛時計 | 6ヶ月 | 参考 |
| Smart Outdoor Watch | 6ヶ月 | 参考 |
出典:カシオ計算機「修理サービスご利用規約」第11条第3項(2026年10月31日確認)
注意したいのは、この修理保証が効くのは「同じ場所が、同じ症状で」壊れたときだけだという点です。規約の言葉では「通常の使用状況における同一箇所、同一症状の故障」となっています。別の場所が壊れたら、それは新しい修理です。
そしてもうひとつ。再修理を頼むには「修理作業報告書」が要ります。規約には「本サービスを実施した対象製品の返送時に同梱する前回の本サービスにおける修理作業報告書が必要となります」とあります。修理から戻ってきた箱に入っている紙は、保証書と同じくらい大事だと思ってください。
修理保証でも対象外になるもの
規約には、修理保証が効かないケースも並んでいます。実施した修理が「消耗品(電池やバンドなど)または付属品のお取り替えであった場合」は、修理保証の対象外です。
つまり電池交換やバンド交換には、この6ヶ月は付きません。機能の修理とは扱いが違います。
修理にいくらかかるかの目安は、G-SHOCKの曇り・修理料金についてまとめた記事でも触れています。電池まわりが気になる方はG-SHOCKの電池寿命の記事もどうぞ。
MR-GとMT-Gが特別扱いなのはなぜですか?
カシオが「プレミアムブランド専用修理対象製品」として別枠にしているからです。修理保証は1年、部品の保有も10年と長くなります。
規約には、この別枠に入る製品がはっきり書かれています。
プレミアムブランド専用修理対象製品(規約第11条第3項)
・OCEANUS(2007年6月以降発売開始モデル)
・G-SHOCK MR-G(製品仕様がフルメタルケース、電波ソーラーを満たすモデル)
・PRO TREK MANASLU
・G-SHOCK MT-G(MTG-900BDを除いた2013年10月以降発売開始モデル)
ここで気をつけたいのがMT-Gの線引きです。「2013年10月以降発売開始モデル」とあるので、それより古いMT-Gは、このプレミアム枠に入りません。同じMT-Gという名前でも、修理の扱いが変わります。
MR-Gのほうも「フルメタルケース、電波ソーラーを満たすモデル」という条件付きです。名前だけで判断せず、仕様で見る必要があります。
この別枠の代表が、G-SHOCK初号機の角型デザインを初めてMR-Gに持ち込んだMRG-B5000です。カシオのニュースリリースで、価格と発売日が公開されています。

← 表は横にスクロールできます
| 型番 | カラー | メーカー希望小売価格 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| MRG-B5000B | ブラック | 462,000円(税込) | 2022年3月12日 |
| MRG-B5000D | シルバー | 396,000円(税込) | 2022年3月12日 |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2022年3月1日)
ベゼルのトップには純チタンの約4倍の硬度を持つコバルトクロム合金「COBARION」、バンドには純チタンの約3倍の硬度のチタン合金「DAT55G」。組み立ては山形カシオの「Premium Production Line」。部品を10年持ち、修理保証も1年付けるだけの作り込みがされているモデルです。
MR-Gそのものについては、MRG-B5000の記事やMR-Gの型番ページでも扱っています。中古で探す場合の注意点はMR-Gの中古についての記事にまとめました。
現行で手に入るMR-Gを見てみたい方は、こちらから探せます。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
保証が切れたあと、修理はいつまで受けられますか?
生産終了から7年が目安です。MR-G・MT-Gなどのプレミアム対象製品は10年。この期間を過ぎると修理そのものが受けられません。
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
保証期間は、せいぜい買ってから数年の話です。でもG-SHOCKは10年、20年と使う人が珍しくありません。そのとき効いてくるのは保証ではなく、カシオが修理用の部品をいつまで持っているかです。
規約の第12条第3項に、その年数が載っています。起算点は「当該対象製品の生産終了後から」です。買った日からではありません。
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| 対象 | 補修用性能部品の最低保有期間 | 起算点 |
|---|---|---|
| 腕時計(プレミアム・GSW-H1000・CPP-002を除く) | 7年 | 生産終了後から |
| 腕時計(プレミアムブランド専用修理対象製品) | 10年 | 生産終了後から |
| スマートウオッチ(Smart Outdoor Watch、GSW-H1000) | 5年 | 生産終了後から |
| 腕時計(サ時計 CPP-002) | 6年 | 生産終了後から |
出典:カシオ計算機「修理サービスご利用規約」第12条第3項(2026年10月31日確認)
そして規約の第2条には、こう書かれています。「第12条第3項に定める補修用性能部品の最低保有期間を過ぎた対象製品は本サービスの対象外とします。」
言い換えると、生産終了から7年を過ぎたG-SHOCKは、お金を払っても直してもらえない可能性があるということです。保証が切れているかどうか以前の問題です。
「最低」保有期間であることに注意
規約の言葉は「最低保有期間」です。7年で必ず打ち切られるという意味ではなく、「少なくとも7年は持ちます」という約束です。在庫が残っていれば、それ以降も直せることがあります。
逆に言えば、7年を過ぎたあとは運次第ということでもあります。直せるかどうかは、問い合わせてみないと分かりません。
保証書がないG-SHOCKは買取で不利になりますか?
保証書そのものの影響は限定的です。買取額に効くのは、状態と「まだ部品があるモデルか」のほうです。
「保証書をなくしてしまったんですが、買い取ってもらえますか」というご相談は、本当によくいただきます。結論から言うと、買取はできますし、保証書が無いこと自体で大きく減額することはありません。
理由は単純で、中古で買われるお客様にとって、メーカー保証はたいてい残っていないからです。発売から数年経ったモデルなら、保証期間はとっくに終わっています。無い前提で相場ができあがっています。
むしろ金額に効くのは、箱・説明書・替えバンドといった付属品がそろっているかと、ケースとベルトの状態です。保証書は「付属品の1つ」として見ています。
そして、もっと効くのが年式です。先ほどの部品の話とつながります。生産終了から年数が経っているモデルは、次に持つ方が故障しても直せません。そのリスクのぶん、相場そのものが下がっていきます。「保証書が無いから安くなる」のではなく、「直せる期間が残っていないから安くなる」のです。
ですので、しまい込んでいるG-SHOCKがあるなら、保証書を探すことより、売るかどうかを先に決めたほうが得になることが多いです。探しているあいだにも、部品の期限は進んでいきます。
当店で実際にお買い取りしたMR-G・MT-Gは、これまでに43本です。上位の金額を挙げると、次のようになります。
← 表は横にスクロールできます
| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 |
|---|---|---|---|
| 2023年5月1日 | MRG-B2000GA-1AJR | B | 480,000円 |
| 2024年5月5日 | MRG-B5000R-1JR | S | 247,000円 |
| 2023年4月16日 | MRG-B5000BA-1JR | B | 190,000円 |
| 2022年4月20日 | MRG-G1000B-1A4JR | A | 155,000円 |
| 2026年3月13日 | MRG-B2000B-1A4JR | B | 125,000円 |
当店の買取実績より。金額はその時点の実際の買取価格で、相場を保証するものではありません。
いずれも状態ランクはB以上ですが、Sでなくても高い金額が付いています。小傷が多くても、部品があって直せるモデルなら評価は落ちにくい、ということです。
付属品がどこまで金額に響くのかは、付属品の買取についての記事にまとめています。
保証と修理で、結局どこを見ればいいですか?
手元では保証書の日付、長い目では生産終了からの年数です。この2つを押さえれば判断を間違えません。
最後に、確認する順番だけ整理しておきます。
① 買ってから数年以内なら、まず保証書を探す
お買い上げ日・販売店名・保証期間の3つが書かれているかを見ます。原本が必要で、コピーは使えません。あれば、無償修理の可能性があります。
② 故障の原因が6つのケースに当たらないか見る
落とした・水没した・自分で開けた——このいずれかなら、保証期間内でも有料です。先に見積もりを取ったほうが早いです。
③ 古いモデルなら、修理の受付可否を先に確認する
生産終了から7年(プレミアムは10年)を過ぎていると、有料でも断られることがあります。直してから売ろうと考えている方は、ここを先に確かめてください。
④ 直せないなら、動かないまま売るほうが早い
部品が無いモデルは、個人で直す手段もほぼありません。当店は電池切れ・ベルト劣化・不動のままでも査定します。修理代をかけてから売るより、そのまま出したほうが手取りが多くなるケースは珍しくありません。
まとめ
G-SHOCKの保証期間について、カシオの公式ページと規約に実際に書いてあることをまとめます。
- 保証の長さは公式サイトに年数の記載がなく、「保証書に記載されております」と案内されている。正解は手元の保証書
- 保証の対象は時計本体のみ。電池やバンドなどの消耗品は対象外
- 保証期間内でも、落下・水没・改造・外観のキズ・保証書を出せない場合は有料
- 保証書はコピー不可・再発行なし。無償保証には原本が必要
- 修理したあとの保証は6ヶ月(MR-G・MT-Gなどは1年)。同一箇所・同一症状の再発のみが対象で、電池やバンドの交換には付かない
- 部品の保有は生産終了から7年(プレミアムは10年)。これを過ぎると有料でも修理を受けられない
- 買取では、保証書の有無より状態と「まだ直せる年式か」のほうが金額に効く
保証書が見つからなくても、動かなくなっていても、価値がゼロになるわけではありません。気になるのは「今いくらか」だと思います。写真を送っていただければ、その場でお答えできます。
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