G-SHOCKのクリアカラーはどれを選ぶ?公式7モデルの定価と透け方の違い
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- カシオ公式のニュースリリースで型番と定価まで確認できるクリアのG-SHOCKは、『CLEAR REMIX』の7モデルです
- 7本はどれも新設計ではなく、角型・DW-6900・GA-110・GA-2100という定番の中身を見せた特別仕様です
- いちばん手に取りやすいのは八角形のGA-2140RX-7A(21,450円・税込)。薄くて軽く、クリアでも表示が読みやすい作りです
- デジタルの3本には、カシオ自身が「見る角度によって文字板内が見えにくい場合がある」と注記しています
- 査定でいちばん効くのは透明度ではなくバンドの付け根の黄ばみ。磨くと白く曇るので、そのまま出したほうが得です
- DW-5600SKEのような古くからあるクリアモデルは、公式リリースが残っておらず定価と発売年月を確認できませんでした
透明なG-SHOCKは、売り場でも中古でも、ひときわ目を引きます。中の部品がうっすら見えて、機械そのものが商品になっているような顔つきです。
ただ、いざ買おうとすると困ります。「クリア」で検索すると色の違うものが大量に出てきて、どれが公式のシリーズで、どれが単発の色違いなのか分かりません。値段もばらばらです。
そこでこの記事では、カシオのニュースリリースで型番・定価・発売日まで確認できたものだけを並べました。確認できなかったものは、数字を書かずに「確認できなかった」と書いています。買取店として毎日G-SHOCKを見ている立場から、クリア特有の弱点と、売るときに効く場所も最後にまとめます。
G-SHOCKのクリアカラーは、結局どれを選べばいい?
迷ったら八角形のGA-2140RX-7Aです。21,450円(税込)と公式7モデルで最も安く、薄くて軽く、クリアでも表示が読みやすい仕上げになっています。

クリアのG-SHOCKを選ぶとき、判断の軸は3つしかありません。形(角型か丸型か八角形か)、大きさ、そして「どこまで中が見えるか」です。機能はベースになった定番モデルとほぼ同じなので、スペック表を見比べても差が出ません。
その3つで考えると、最初の1本はGA-2140RX-7Aが無難です。厚みが控えめで腕から浮かず、価格も公式7モデルの中では低いほうにあります。文字板が白く仕上げられているので、透明なのに時刻が読みにくいということがありません。
逆に「中が見えること自体を楽しみたい」なら、液晶まで透かしたデジタルの3本が本命になります。そのかわり、見やすさは少し犠牲になります。この点はカシオ自身が注記しているので、あとの章で詳しく触れます。

そもそもクリアとスケルトンは何が違う?
クリアは「外装が透明」という色の話、スケルトンは「中の部品が見える」という構造の話です。言葉としては別のものを指しています。
この2つは混ざって使われがちですが、指しているものが違います。
クリアは色の話です。ケースやバンドが透明な樹脂でできている、ということだけを意味します。透明でも、文字板の裏は普通に隠れていることがあります。
スケルトンは構造の話です。中の部品が見えるように作られている、という意味になります。カシオは『CLEAR REMIX』の発表文で、ケースやバンド、液晶、ボタンにスケルトン素材を採用したと説明しています。つまりこの7モデルは、クリアでもありスケルトンでもある、という関係です。
検索するときに覚えておくと早いこと
中古サイトで探すときは、「クリア」と「スケルトン」の両方で検索してください。同じ型番が、出品者によってどちらの言葉で書かれているか分かりません。片方だけで探すと、半分くらい見落とします。
型番で探せるなら、そのほうが確実です。この記事の表にある型番をそのまま検索窓に入れれば、言葉の揺れに左右されずに済みます。
公式で確認できたクリアのG-SHOCKは何本ある?
7本です。2023年7月7日に発売された『CLEAR REMIX』が、型番・定価・発売日まで公式リリースで確認できる唯一のまとまったシリーズでした。
カシオのニュースリリースをさかのぼって探したところ、クリアを主題にしたシリーズの発表は『CLEAR REMIX』の1本でした。G-SHOCK誕生40周年を記念した企画で、7モデルが同時に発売されています。
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| 型番 | ベースになったモデル | メーカー希望小売価格 | 形 |
|---|---|---|---|
| DW-5040RX-7 | 初号機の角型(DW-5000系) | 26,400円 | スクエア |
| DWE-5640RX-7 | 角型+樹脂とメタルの替えバンド付き | 33,000円 | スクエア |
| DW-6940RX-7 | DW-6900(丸い3つの窓) | 22,550円 | ラウンド |
| GA-114RX-7A | GA-110(大きいアナデジ) | 26,400円 | ラウンド |
| GMA-S114RX-7A | GMA-S110(GA-110の小さい版) | 26,400円 | ラウンド |
| GA-2140RX-7A | GA-2100(八角形・薄型) | 21,450円 | オクタゴン |
| GMA-S2140RX-7A | GMA-S2100(八角形の小さい版) | 21,450円 | オクタゴン |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2023年6月15日)https://www.casio.co.jp/release/2023/0615-clearremix/ 価格は税込。発売日はいずれも2023年7月7日です。
型番の見方を補足しておきます。末尾の「RX」が、このシリーズの目印です。GA-2100がGA-2140RXに、GA-110がGA-114RXに、DW-6900がDW-6940RXになっています。数字の並びが少し変わるので、元のモデルと混同しないようにしてください。
なお、40周年の記念モデルはCLEAR REMIXだけではありません。ほかの40周年モデルとの位置づけはG-SHOCKの40周年モデルを型番の末尾で見分ける記事にまとめています。
デジタルの3本は、どこまで中が見える?
回路基板にパターニングされたGマークまで見えます。液晶そのものがスケルトンになっているので、表示の向こう側が透けます。
DW-5040RX-7・DWE-5640RX-7・DW-6940RX-7の3本が、このシリーズの中でいちばん踏み込んだ作りです。

DW-5040RX-7 / DWE-5640RX-7
26,400円(税込)/ 33,000円(税込)
初号機の角型フォルムをベースに、スケルトン液晶を採用しています。回路基板にパターニングされたGマークが、文字板の奥に浮かんで見える作りです。
DWE-5640RX-7のほうは、バンドに樹脂とメタルという異なる素材を組み合わせた仕様になっています。価格差の6,600円はここに出ています。角型の歴史的な位置づけは5000系をまとめた記事も合わせてどうぞ。
DW-6940RX-7
22,550円(税込)
文字板に三つ並んだインジケーターが特徴のDW-6900がベースです。液晶・文字板・センターケースの3つがスケルトンになっていて、丸い窓の奥まで透けます。
DW-6900はもともと存在感のある顔つきですが、透明になると印象がまるごと変わります。3本のデジタルの中では、いちばん価格が抑えられているのもこのモデルです。
アナデジの4本は、サイズでどう選び分ける?
同じデザインで大小2サイズが用意されています。GA-114RXとGA-2140RXが大きい版、頭にGMA-Sが付く2本が小さい版です。

残りの4本は、針とデジタル表示を組み合わせたアナデジです。ここは2つの顔が、それぞれ大小2サイズで用意されている、と考えると整理できます。
GA-114RX-7A / GMA-S114RX-7A はGA-110系がベース。大きくて厚みがあり、腕の上での主張が強いタイプです。GMA-Sが付くほうがひと回り小さく作られています。公式の説明では、スケルトン素材のセンターケースに加えて透明樹脂のサイドボタンを備え、クリアカラーで統一されています。
GA-2140RX-7A / GMA-S2140RX-7A はGA-2100の八角形ベゼルがベースです。時字や見切りまでスケルトンにして、文字板の下のモジュールを見せるデザインになっています。薄くて軽いので、袖口に引っかかりません。
どちらも価格は同じサイズ違いなので、手首が細めの方や、大きい時計が苦手な方はGMA-Sの付くほうを選べば失敗しません。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
公式が「見えにくい場合がある」と書いているのはなぜ?
背景が透けるぶん、表示のコントラストが下がるためです。カシオはデジタルの3モデルに、この注記を明記しています。
ここは買う前に知っておいたほうがいい点です。カシオはCLEAR REMIXの発表文の中で、DW-5040RX・DWE-5640RX・DW-6940RXの3モデルについて、次のように注記しています。
※ 時計を見る角度によって、文字板内が見えにくい場合があります
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2023年6月15日)https://www.casio.co.jp/release/2023/0615-clearremix/
理由は単純で、液晶の後ろが透けているからです。通常のG-SHOCKは文字板の裏が不透明なので、黒い表示が背景とはっきり分かれます。スケルトン液晶は後ろから光や景色が入ってくるぶん、数字の輪郭が薄く感じられる角度が出てきます。
メーカーが自分で弱点を書いているのは、むしろ誠実なところです。「デザインのために見やすさを少し譲った」と理解したうえで選べば、がっかりすることはありません。
仕事中に何度も時刻を確認する使い方なら、この注記が付いていないアナデジの4本のほうが安心です。針が物理的に立っているので、角度の影響をほとんど受けません。
クリアのG-SHOCKは黄ばむ?
少しずつ黄ばみます。色付きの樹脂でも同じ変化は起きていますが、透明なぶん目に見えやすいという違いがあります。

ここからは、買取店として毎日G-SHOCKを見ている立場の話です。
透明な樹脂の黄ばみは、紫外線と皮脂が主な原因です。特に出やすいのがバンドの付け根。手首に密着して汗と皮脂を受け続けるうえ、曲げ伸ばしで細かい傷が入り、そこに汚れが入り込みます。色付きのバンドなら気づかない変化が、透明だとそのまま見えてしまいます。
対策はそれほど難しくありません。日の当たる窓際に置きっぱなしにしないこと。使ったあとに汗を拭き取ること。この2つだけでも、数年後の見え方がはっきり変わります。
査定に出す前に磨いてしまう方がいらっしゃいますが、クリアのモデルに限っては、何もしないでお持ちいただくのがいちばんです。
研磨剤で黄ばみをこすると、透明な表面に細かい傷が入ります。そうなると黄ばみは薄くなっても、全体が白くくすんだ見た目になります。買う側にとっては、黄ばみより曇りのほうが直せません。結果として、磨く前より評価が下がることがあります。
どうしても気になるときは、中性洗剤をぬるま湯で薄めて、柔らかい歯ブラシで溝の汚れを落とすところまでにしてください。それ以上は触らないほうが、金額は守れます。
もうひとつ。限定・記念モデルは、箱や替えバンドなどの付属品の有無で金額が動きます。DWE-5640RXのように替えバンドが同梱されているモデルは、そろっているかどうかで差がはっきり出ます。押し入れの箱も一緒に探してみてください。
クリアのG-SHOCKは買取でいくらになる?
状態と希少性で大きく変わります。当店の実績では、普及モデルのクリアは数千円、記念モデルの未使用品は数万円という開きが出ています。
金額の話は、推測ではなく実際にお買い取りした記録でお見せします。下の表は、当店で査定したクリア系・記念モデルの実績です。
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| 型番 | 状態ランク | 買取金額 | 査定日 |
|---|---|---|---|
| DW-5600SKE-7JF | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 1,500円 | 2022年9月28日 |
| DW-9600WC-2T(スケルトンブルー) | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 2,400円 | 2026年4月7日 |
| DW-5040PG-1JR(40周年記念限定) | S(未使用または新品同様のお品物) | 30,000円 | 2024年5月5日 |
出典:当店(ShockMania)の買取実績。いずれも各1本の記録で、平均値や相場ではありません。
この3件は、クリア系の金額がどこで決まるかをよく表しています。
上の2本は、長く広く売られてきた普及モデルです。タマ数が多いので、使用感のあるものは数千円の世界になります。一方でDW-5040PG-1JRは40周年の限定モデルで、しかも未使用に近い状態でした。ここで30,000円という差が付いています。
CLEAR REMIXの7モデルは、ちょうどこの中間にあたる位置づけです。記念モデルではあるものの、7型が同時発売された企画なので、1型あたりの希少性は限定品ほどではありません。そのぶん状態と付属品で金額が動きやすくなります。
なお、CLEAR REMIXそのものの買取実績は、現時点で当店にありません。該当する記録がないので、ここに金額は書きません。お手持ちのものがいくらになるかは、査定の流れをまとめたページからお問い合わせください。
中古で買うとき、何に気をつければいい?
写真の明るさに注意してください。クリアは照明の当て方で黄ばみが消えて写るため、暗い場所で撮った1枚だけで判断すると失敗します。
CLEAR REMIXは企画モデルなので、新品での流通は年々少なくなっています。中古で探す前提で、見るべき場所を挙げておきます。
① バンドの付け根が写っている写真を探す
正面からの1枚だけでは、いちばん黄ばみが出る場所が写りません。バンドを裏返した写真か、尾錠側のアップがあるかを確認してください。無ければ出品者に追加を頼むのがいちばん確実です。
② 白い背景で撮られた写真を優先する
クリアは背景の色を拾います。暗い机の上で撮ると、黄ばみが影に紛れて見えなくなります。白い紙や明るい場所で撮られた写真のほうが、実物に近い色です。
③ 替えバンドと箱の有無を確認する
DWE-5640RX-7は、樹脂とメタルの替えバンドが同梱されているのが前提のモデルです。本体だけの出品は、そのぶん安くなっていて当然です。価格が相場より安いときは、まず付属品を疑ってください。
型番で検索すれば、言葉の揺れに振り回されずに探せます。この記事の表から、ほしい型番をそのまま検索窓に入れてみてください。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
CHECK YOUR G-SHOCK
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クリアのG-SHOCKについてよくある質問
G-SHOCKのクリアカラーとスケルトンは同じ意味ですか?
クリアのG-SHOCKで、いちばん安いのはどれですか?
クリアのG-SHOCKは黄ばみますか?
黄ばんでしまったクリアのバンドは、磨けば直りますか?
クリアのG-SHOCKは文字が見えにくくないですか?
CLEAR REMIXは今でも買えますか?
クリアのG-SHOCKは買取に出せますか?
DW-5600SKEのような昔からあるクリアモデルとは何が違いますか?
まとめ:クリアは「末尾のRX」から探すと早い
最後にもう一度、要点だけ並べます。
- 公式で型番と定価まで確認できるクリアのG-SHOCKは、『CLEAR REMIX』の7モデルです。発売は2023年7月7日でした
- 型番の末尾「RX」が目印。GA-2100ならGA-2140RX、DW-6900ならDW-6940RXという関係になっています
- 最初の1本ならGA-2140RX-7A(21,450円・税込)。薄くて軽く、公式7モデルで最も価格が抑えられています
- 中が見えることを楽しみたいならデジタルの3本。ただしカシオ自身が「角度によって見えにくい場合がある」と注記しています
- 査定でいちばん効くのはバンドの付け根の黄ばみ。磨くと白く曇って逆効果なので、そのままお持ちください
クリアのG-SHOCKは、透明であるというだけで、ほかの色とは別の見方が必要になる個体です。持っているものを手放すか迷っているなら、高く売れるモデルの考え方をまとめた記事も参考になるはずです。