着信通知が出るG-SHOCKはどれ?公式の機能表で分かる見分け方
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- スマホの着信をG-SHOCKで受け取れるのは、カシオ公式が「通知機能」と書いている一部のモデルだけです
- Bluetoothが入っていても、フルメタルや八角形の人気モデルでは着信は出ません。できるのは時刻合わせ・各種設定・携帯電話探索までです
- 公式リリースで通知対応だと確認できたのは8つの型番です。GBD-300/GBD-H1000/GBD-H2000/DW-H5600/GPR-H1000/GBX-100KI/GSR-H1000AST/GSW-H1000
- 知らせてくれる中身は電話着信・メール受信・SNS新着・カレンダー通知・リマインダー通知の5つ(公式の表記そのまま)
- いちばん手が届きやすいのはGBD-300(税込25,300円・電池式)。心拍まで測るなら上位機になります
- 同じGBDでもGBD-200に通知機能はありません。型番の形だけでは見分けられません
G-SHOCKで、スマホの着信通知は受け取れる?
一部のモデルだけ受け取れます。カシオ公式が「通知機能」と明記したモデルに限られ、Bluetooth搭載でも出ないものが多数あります。
「G-SHOCKを着けたまま、スマホの着信に気づきたい」。スマートウォッチほど多機能でなくていいから、電話とメールだけ分かればいい、という声はよくいただきます。
結論から言うと、できるモデルとできないモデルがはっきり分かれています。しかも、できない側のほうが圧倒的に多いというのが実情です。
やっかいなのは、「スマホと繋がる」ことと「着信が出る」ことが、まったく別の機能だという点です。カタログやネット通販の商品説明では、どちらも「スマートフォン連携」とだけ書かれていることが多く、買ってから「通知は出ないのか」と気づく方がいらっしゃいます。
この記事では、カシオ計算機のニュースリリースに載っている公式の機能表だけを根拠に、どの型番なら着信通知が出るのかを整理しました。腕時計そのものの位置づけが気になる方は、G-SHOCKとApple Watchの違いもあわせてご覧ください。
「スマホに繋がる」と「着信が出る」は、どこが違う?
公式の「モバイルリンク機能」欄の中身が違います。通知対応機だけ、その欄に「通知機能」という項目が入っています。
カシオのニュースリリースには、Bluetooth搭載モデルに必ず「モバイルリンク機能」という欄があります。ここに何が書いてあるかが、そのまま答えになります。

どちらにも共通して入っているのは、自動時刻修正・簡単時計設定・ワールドタイム・携帯電話探索です。つまり「スマホで時計の設定ができる」「時計からスマホを鳴らせる」ところまでは、どちらもできるということです。
差が出るのはその先です。通知対応機だけ、同じ欄に「通知機能(電話着信・メール受信・SNS新着・カレンダー通知・リマインダー通知)」という一行が加わります。この一行があるかどうかが、唯一の見分け方です。
型番の「B」では判別できません
GA-B2100、GMW-B5000、GM-B2100、MRG-B5000、MTG-B3000、GST-B1000D。いずれも型番に「B」が入ったBluetoothモデルですが、公式リリースのモバイルリンク機能欄に通知機能の記載はありません(2026年10月16日に各リリースを確認)。
逆に、通知対応のGBD-300やDW-H5600には「B」が入っていません。型番の形から通知の有無を推測するのは、確実に間違えます。
Bluetooth搭載モデル全体の顔ぶれは、Bluetooth搭載モデルの一覧にまとめてあります。
着信通知が出るG-SHOCKは、どの型番?
公式リリースで確認できたのは8つの型番です。心拍計やワークアウト系のモデルに集中しています。
カシオ計算機のニュースリリースを年ごとに開き、モバイルリンク機能欄に通知機能の記載があるものだけを抜き出しました。価格はすべて発売時のメーカー希望小売価格(税込)です。
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| 型番 | 発売時の定価 | 発売日 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GBD-300-1 | 25,300円 | 2024年7月5日 | 通知対応で最も安い。電池式 |
| GBX-100KI | 29,700円 | 2021年11月5日 | タイドグラフ搭載。電池式 |
| DW-H5600-1 | 41,800円 | 2023年5月19日 | 角型に心拍計を載せたモデル |
| GSR-H1000AST-1AJR | 44,000円 | 2021年10月15日 | ウォーキング分析用のセット |
| GBD-H1000-1A7 | 55,000円 | 2020年5月下旬 | 心拍計とGPSを初搭載 |
| GBD-H2000-1A | 55,000円 | 2023年3月10日 | H1000の軽量化モデル |
| GPR-H1000-1 | 66,000円 | 2024年1月19日 | レンジマン。心拍計+GPS |
| GSW-H1000-1 | 88,000円 | 2021年5月15日 | Wear OS搭載のスマートウォッチ |
並べてみると傾向がはっきりします。着信通知が付くのは、運動の記録や心拍計測を主目的にしたモデルだけです。角型やフルメタルといった「G-SHOCKらしい」定番の系統には、ひとつも入っていません。
理由は推測になりますが、通知を出すには画面とバイブレーションの作り込みが要り、電池の持ちにも影響します。日常使いの定番モデルで優先されているのは、そこではないということでしょう。
GSW-H1000だけは成り立ちが違います
GSW-H1000はWear OS by Googleを載せた、G-SHOCK初のスマートウォッチです。通知はG-SHOCK独自の機能ではなくAndroid側の仕組みで出ます。ほかの7モデルとは構造から別物だとお考えください。
同じGBDなのに、200で通知が出ないのはなぜ?
公式の機能欄の中身が違うためです。GBD-200はモバイルリンク機能のみ、GBD-300は通知機能つきと書かれています。
ここが、いちばん間違えやすいところです。GBD-200(税込22,000円・2021年7月16日発売)とGBD-300(税込25,300円・2024年7月5日発売)は、名前も見た目も近い兄弟のようなモデルです。
ところが公式リリースを読み比べると、GBD-200のその他の機能欄は「モバイルリンク機能(Automatic Connection)」とだけ書かれており、通知機能の記載がありません。一方のGBD-300には、通知機能の5項目がはっきり並んでいます。

GBD-300はCR2032の電池式で、電池寿命は約2年。充電ケーブルを持ち歩かずに通知が使える、数少ない選択肢です。重さは約60g、大きさは48.9×47.4×14.9mmと、G-SHOCKとしては小ぶりな部類に入ります。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
GBD-200そのものの内容は、GBD-200の記事でくわしく扱っています。通知が要らないなら、こちらで十分という方も多いはずです。
通知で分かるのは、どこまで?
公式表記では電話着信・メール受信・SNS新着・カレンダー通知・リマインダー通知の5種類です。本文は読めません。
通知対応機のリリースには、どれも同じ5項目が並びます。
注意したいのは、これは「来たことを知らせる」機能だという点です。スマートウォッチのようにメール本文を読んだり、その場で返信したりはできません(Wear OS搭載のGSW-H1000は除きます)。
知らせ方はバイブレーションが中心です。GBD-H1000のリリースには「バイブレーションによる着信通知機能」と明記されており、GBD-300やGBX-100KIの仕様にも「バイブレーション機能」「操作バイブレーションON/OFF切替機能」が入っています。音を出せない場所でも気づけるのは、この方式ならではです。
届く距離はおよそ2mまで
公式の通信仕様はBluetooth low energy、通信距離は~2m(環境により変化)と書かれています(GBD-300・GBD-H2000の仕様欄)。同じ部屋の別のテーブルにスマホを置いただけでも切れることがある、という距離感です。
「スマホを鞄に入れたまま、離れた場所の着信に気づく」という使い方には向きません。身に着けているスマホの着信を、手元で確認するための機能だとお考えください。
通知つきモデルは、電池と充電はどうなっている?
二つに分かれます。GBD-300とGBX-100KIは電池式で約2年、心拍計つきの上位機は充電式です。
通知対応機を選ぶとき、価格の次に効いてくるのがここです。公式リリースの使用電源欄を並べると、はっきり二手に分かれます。
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| 型番 | 電源 | 扱いやすさ |
|---|---|---|
| GBD-300 | CR2032・約2年 | 充電不要。電池交換のみ |
| GBX-100KI | CR2032・約2年 | 充電不要。電池交換のみ |
| GBD-H1000 GBD-H2000 |
ソーラー+専用充電ケーブル(USB) | 日常はソーラー。計測時は充電が必要 |
| DW-H5600 | 専用充電ケーブル+ソーラー | ケーブルを失くすと充電できない |
| GPR-H1000 | 接触充電器+ソーラー充電 | 専用の充電器が必要 |
心拍計とGPSが入ったモデルは、消費電力が大きいため充電式です。ソーラーで補助はしますが、専用のケーブルや充電器が前提になっている点は覚えておいてください。中古で買うときに、ここが欠けていると困ります。
電池まわりの基本はG-SHOCKの電池寿命の記事にまとめてあります。
心拍まで測るなら、どれを選べばいい?
軽さならGBD-H2000、角型の見た目を残すならDW-H5600、山や海で使うならGPR-H1000です。
通知だけが目的ならGBD-300で足ります。運動の記録まで取りたい場合は、心拍計つきの上位機から選ぶことになります。

GBD-H2000
発売時の定価 55,000円(税込)/2023年3月10日発売
GBD-H1000の軽量化モデルです。光学式心拍計に加え、方位・気圧/高度・温度・加速度・ジャイロの各センサーとGNSS(GPS、GLONASS、GALILEO、BEIDOU、みちびき)を搭載しています。対応アプリは「CASIO WATCHES」。
DW-H5600
発売時の定価 41,800円(税込)/2023年5月19日発売
初号機ゆずりの角型フォルムに心拍計測を載せたモデルです。メタルベゼルのDW-H5600MB-1は44,000円、DW-H5600EX-1は60,500円で、同じ形のまま素材で価格が分かれます。角型の見た目を捨てたくない方に向きます。
中身はDW-H5600の心拍計測の記事でくわしく扱っています。
GPR-H1000
発売時の定価 66,000円(税込)/2024年1月19日発売
レンジマンの系統に心拍計とGPSを入れたモデルです。タイドグラフ(世界約3300ポイント)やアルマナックまで入っており、通知対応機のなかでは最も装備が厚い一本です。
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通知つきモデルは、買取でいくらになる?
当店の実績では4,500円から15,000円でした。心拍計とGPSが入った上位機ほど高く付いています。
ここからは当店が実際にお買取りした金額です。相場の予想ではなく、伝票に残っている実額です。

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| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月8日 | GPR-H1000-1JR | B | 15,000円 |
| 2022年12月2日 | GSR-H1000AS-SET | B | 15,000円 |
| — | GBX-100KI-1JR(五十嵐カノア) | S | 12,000円 |
| 2023年11月8日 | GBD-H1000-7A9 | B | 10,000円 |
| 2022年3月28日 | GBX-100 for Ron Herman | S | 7,000円 |
| 2026年6月12日 | GBX-100-7JF | B | 5,000円 |
| 2026年3月8日 | GBX-100TT-8JF | — | 4,500円 |
読み取れることは二つあります。ひとつは、心拍計とGPSが入った上位機が上に来ていること。もうひとつは、同じGBX-100でもコラボモデルは通常色より高いことです。五十嵐カノア選手のシグネチャー入りが12,000円、通常色のGBX-100-7JFが5,000円でした。
GPR-H1000-1JRを15,000円でお買取りしたときの所見です。充電状態とセンサー類の作動、ベルトの傷みを重点的に確認しました。近年のモデルは付属品の有無でも金額が動くため、箱や取扱説明書があれば一緒にお送りください。
通知つきのモデルは、ここに充電ケーブルや専用充電器が加わります。GPR-H1000の接触充電器やDW-H5600の専用ケーブルは、単体で手に入れにくいものです。これが揃っているかどうかで、次にお使いになる方の使い勝手が変わるため、査定でも見ています。
逆に申し上げると、充電式のモデルは充電池が弱っていると評価が下がります。フル充電しても数日で止まる状態なら、その分は差し引かざるを得ません。使わなくなった時点でお出しいただくのが、いちばん金額が残ります。
ほかの型番の実額は買取実績の一覧で公開しています。
中古で買うときに、確認しておきたいことは?
充電器の有無とアプリ名の二つです。モデルによって繋ぐアプリが違い、充電器は専用品で代用が利きません。
通知対応機を中古で探す場合、新品とは別の注意点があります。
確認① 充電器・充電ケーブルが付いているか
GBD-H1000、GBD-H2000、DW-H5600は専用の充電ケーブル、GPR-H1000は接触充電器が必要です。市販のUSBケーブルでは代用できません。本体だけの出品は、入手経路を確認してから検討してください。
確認② 繋ぐアプリの名前がモデルで違う
公式リリースでは、GBD-300は「G-SHOCK MOVE」、GBD-H2000は「CASIO WATCHES」と書かれています。同じ通知対応機でも入口が違うため、商品説明のアプリ名だけを見て判断しないでください。
確認③ 電池式のモデルは電池残量を気にしすぎない
GBD-300とGBX-100KIはCR2032・約2年の電池式です。電池が切れていても交換すれば動きますので、そこを理由に避ける必要はありません。見るべきは樹脂の状態とボタンの効きです。
スマートウォッチ全体との比較が気になる方は、スマートウォッチ関連のページもご覧ください。
着信通知つきG-SHOCKについて、よくある質問
GMW-B5000やGA-2100で着信通知は出ますか?
いちばん安く着信通知が使えるG-SHOCKはどれですか?
通知ではメールの本文まで読めますか?
GBD-200とGBD-300は、どちらも通知が出ますか?
スマホをどれくらい離しても通知は届きますか?
バイブレーションは全モデルに付いていますか?
通知が使えるモデルは、買取では高くなりますか?
古いモデルでも通知に対応していますか?
まとめ:見るのは「通知機能」の4文字だけ
G-SHOCKで着信通知を使いたいときに、確認する場所は一か所です。
カシオ公式リリースのモバイルリンク機能欄に「通知機能」と書いてあるかどうか。これだけで決まります。型番にBが入っているか、Bluetooth搭載と書いてあるか、見た目がスポーティかどうかは、すべて判断材料になりません。
今回公式で確認できた対応モデルは8つです。価格の順に、GBD-300(25,300円)、GBX-100KI(29,700円)、DW-H5600(41,800円)、GSR-H1000AST(44,000円)、GBD-H1000とGBD-H2000(55,000円)、GPR-H1000(66,000円)、GSW-H1000(88,000円)。
通知だけが目的なら、電池式で充電の要らないGBD-300が最も扱いやすい選択です。運動の記録まで取るなら心拍計つきの上位機に進む、という順番で考えると迷いません。
そして、通知が出ないモデルを「出ないから失敗だった」と考える必要はありません。フルメタルや角型の定番は、着けていること自体が目的の時計です。用途が違えば、正解も変わります。
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