G-SHOCKの丸型はどれを選ぶ?公式の呼び方と系統ごとの価格
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- カシオ公式はG-SHOCKの顔を「ラウンド(丸型)」「スクエア(角型)」「八角形」と呼び分けています。丸型の原点はDW-6900です
- 丸く見えても公式が「八角形」と書いているモデルがあります。GBD-300、GST-B1000D、GA-2100がそれです
- いま買える丸型は22,000円から176,000円まで。同じ丸型でも7倍以上の幅があります
- 軽さはGBD-200の約58gが最軽量。いちばん重いMT-Gは約148gで、2.5倍の差があります
- 買取では形より素材が効きます。樹脂のアナデジが中央値2,000円、フルメタルのMT-Gが28,000円で14倍の開きがあります
- メタル外装の丸型はジャンク状態でも値が付きます。整備して再販できるためです
「G-SHOCKの丸いやつが欲しい」と思って調べ始めると、思ったより迷います。丸型と呼ばれるモデルは数が多く、しかも価格が2万円台から17万円台まで広がっているからです。
この記事では、まずカシオ公式が自社で使っている「形の呼び方」を確認します。ここを押さえると、丸型かどうかで迷わなくなります。そのうえで、いま買える丸型の定価・サイズ・重さを公式の数字で並べ、最後に当店の買取実績から「どの丸型が手放すときに強いのか」をお見せします。
G-SHOCKの「丸型」とは、どの形のことですか?
カシオ公式が「ラウンドケース」と呼んでいる形です。1995年のDW-6900がその代表で、公式は「フロントボタンを備えたラウンドケース」と説明しています。
G-SHOCKには「丸型シリーズ」という公式の商品カテゴリーはありません。ただしカシオ自身が、モデルを説明するときに形の呼び方を使い分けています。公式のG-SHOCKサイトにある歴代モデルの年表を読むと、それがはっきり分かります。
1995年のDW-6900について、公式はこう書いています。「フロントボタンを備えたラウンドケースに、サークル形状の3連グラフィックを採用」。見出しは「時代を超えて愛されるカルチャーアイコン」です。
一方、5600シリーズについては「G-SHOCK象徴とも言えるスクエアデザインの5600シリーズ」、2019年のGA-2100については「八角形ベゼルとスタイリッシュな文字板を組み合わせ、スリムかつコンパクトに仕上げた」と書き分けています。
つまりラウンド・スクエア・八角形の3つは、カシオ自身の言葉です。ここを基準にすれば、まとめサイトの分類に迷わされずに済みます。
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| 公式の呼び方 | 代表モデル | 公式ページでの説明 |
|---|---|---|
| ラウンド(丸型) | DW-6900 | フロントボタンを備えたラウンドケースに、サークル形状の3連グラフィックを採用 |
| スクエア(角型) | 5600シリーズ | G-SHOCK象徴とも言えるスクエアデザインの5600シリーズ |
| 八角形 | GA-2100 | 八角形ベゼルとスタイリッシュな文字板を組み合わせ、スリムかつコンパクトに仕上げた |
出典:カシオ計算機 G-SHOCK公式サイト IDENTITY 年表(2026年10月30日に確認)

丸いと思って選ぶと間違えるのは、どの型番ですか?
GBD-300、GST-B1000D、GA-2100です。写真では丸く見えますが、カシオ公式はこの3つを「八角形」と説明しています。
ここが丸型探しでいちばんつまずくところです。丸っぽく見えるのに、公式は八角形と呼んでいるモデルがあります。
2024年6月17日のニュースリリースで、カシオはGBD-300をこう説明しています。「装着感を高めたスリムでコンパクトな八角形フォルムに、距離計測や歩数計測などのスポーツに適した機能を搭載した耐衝撃ウオッチです」。
2025年10月28日のGST-B1000Dのリリースにも、「八角形のケースやレンガパターンを施した文字板といった初号機『DW-5000C』の要素を継承したデザインを取り入れました」とあります。つまりGST-B1000Dは、見た目の印象に反して初号機の角型の系譜に連なるモデルです。

サイズの数字で形は見分けられません
「縦と横の寸法が近ければ丸型だろう」と考えたくなりますが、これは通用しません。公式の「大きさ」はボタンや保護パーツを含んだ寸法だからです。
実際、八角形のGBD-300は48.9×47.4mmで縦横差が1.5mmしかありません。いっぽう丸型のGBD-200は49.4×45.9mmで3.5mmの差があります。数字の上では、八角形のほうが「正方形に近い」という逆転が起きています。
形を確かめたいときは、寸法ではなく公式の製品写真とリリース本文の言葉を見てください。
いま買える丸型には、どんな系統がありますか?
大きく4系統です。樹脂のスポーツ系(GBD)、タフネス系(MUDMAN・MUDMASTER)、メタル融合系(MT-G)に分かれ、定価は22,000円から176,000円まで広がります。
丸型は、G-SHOCKのなかでもっとも幅の広いグループです。同じ「丸い顔」でも、狙っている使い方がまったく違います。公式ニュースリリースの数字で並べると、その差がはっきりします。
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| 型番 | シリーズ | 発売日 | 定価(税込) | 大きさ | 質量 |
|---|---|---|---|---|---|
| GBD-200 | G-SQUAD | 2021年7月16日 | 22,000円 | 49.4×45.9×15.0mm | 約58g |
| GBD-H2000 | G-SQUAD(GPS・心拍) | 2023年3月10日 | 55,000円 | 59.6×52.6×19.4mm | 約63g |
| GW-9500 | MUDMAN | 2023年7月14日 | 55,000円 | 56.7×52.7×14.8mm | 約81g |
| GWG-B1000 | MUDMASTER | 2023年10月13日 | 121,000円 | 58.7×52.1×16.2mm | 約114g |
| MTG-B3000 | MT-G | 2022年5月14日 | 121,000円〜137,500円 | 51.9×50.9×12.1mm | 約111g/約148g |
| MTG-B4000 | MT-G | 2025年6月13日 | 165,000円/176,000円 | 公式未確認 | 公式未確認 |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(www.casio.co.jp)の仕様表。2026年10月30日に確認。MTG-B4000はリリースに大きさ・質量の記載がなかったため「公式未確認」としています

MUDMASTERのGWG-B1000について、公式は「多面体のフォルムが際立つ武骨なデザイン」と説明しています。文字板とベゼルの輪郭は丸系ですが、カシオ自身は「丸」ではなく「多面体」という言葉を使っている点は知っておいてください。
タフネス系の系譜はMUDMASTERのシリーズページ、メタル融合系はMT-Gのシリーズページに型番ごとの情報をまとめてあります。
もし「丸型で、まず1本」ということであれば、22,000円のGBD-200がいちばん入りやすいと思います。約58gという軽さは、この表のなかで頭ひとつ抜けています。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
軽さで選ぶなら、どの丸型ですか?
GBD-200の約58gです。GPSと心拍計を積んだGBD-H2000でも約63gで、メタルのMT-Gとは2.5倍近い差があります。
丸型は顔が大きくなりがちなので、重さは実際の使い心地を大きく左右します。公式の仕様表から質量だけを抜き出すと、こうなります。
- 約58g:GBD-200(樹脂・デジタル)
- 約63g:GBD-H2000(樹脂・GPS・心拍)
- 約81g:GW-9500(MUDMAN)
- 約111g/約148g:MTG-B3000(バンド素材で変わります)
- 約114g:GWG-B1000(MUDMASTER)
注目したいのはGBD-H2000です。GPSと6つのセンサーを積みながら約63gに収まっています。公式リリースによれば、GPSアンテナをケースに内蔵し、裏ぶたにカーボン繊維強化樹脂を使うことで、従来モデルのGBD-H1000から38%の軽量化を実現したとのことです。

逆にMT-Gは、バンド素材で質量が変わります。MTG-B3000はソフトウレタンバンドが約111g、メタルのレイヤーコンポジットバンドが約148gです。同じ型番でも37gの差なので、店頭で触れるなら両方を比べてみてください。
丸型の歴史は、どこからつながっていますか?
1995年のDW-6900が起点です。そこからアナログ、MASTER OF G、MT-G、G-STEELへと枝分かれし、現在の丸型につながっています。
公式の年表をたどると、丸型がどう広がってきたかが分かります。すべてカシオ公式サイトに記載されている年と型番です。
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| 年 | 型番 | シリーズ | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| 1995年 | DW-6900 | — | フロントボタンを備えたラウンドケース。時代を超えて愛されるカルチャーアイコン |
| 2006年 | GW-9000 | MUDMAN | 電波ソーラー機能を備えたMUDMAN |
| 2006年 | AWG-500J | The G | AW-500のラウンドケースデザインはそのままに、電波受信機能とタフソーラーを搭載 |
| 2007年 | MTG-1000 | MT-G | 電波ソーラークロノグラフMT-G |
| 2010年 | GA-110 | BIG CASE | インパクトのある大型ケースに、複雑形状のパーツを立体的に配置 |
| 2013年 | GW-9400J | RANGEMAN | G-SHOCK初、トリプルセンサー搭載 |
| 2015年 | GWG-1000 | MUDMASTER | 土砂や瓦礫など陸上の過酷なシーンで活躍 |
| 2017年 | GST-B100 | G-STEEL | Bluetooth搭載 タフネスクロノグラフ |
| 2018年 | MTG-B1000 | MT-G | MT-Gシリーズ初のミドルサイズモデル |
出典:カシオ計算機 G-SHOCK公式サイト IDENTITY 年表(2026年10月30日に確認)
この表で面白いのは、2006年に「丸型の2本目の流れ」が始まっていることです。アナログのAWG-500Jは、1980年代のAW-500というモデルのラウンドケースをそのまま受け継いでいます。デジタルのDW-6900とは別の系統として、丸型が広がっていったわけです。
それぞれの型番ページは、DW-6900、GA-110、GW-9400、GWG-1000、GST-B100、MTG-B1000にまとめてあります。アナデジ全体の選び方はアナデジの記事もあわせてどうぞ。
丸型は、買取でいくらになりますか?
系統によって中央値が2,000円から28,000円まで分かれます。樹脂のアナデジがいちばん低く、フルメタルのMT-Gがいちばん高くなります。
ここからは当店の買取実績の話です。丸型という「形」でくくっても、買取額はまとまりません。実際に当店が買い取った丸型79本(限定・コラボモデルを除く)を系統ごとに集計すると、次のようになりました。

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| 系統 | 件数 | 最低 | 中央値 | 最高 |
|---|---|---|---|---|
| GA-110/GA-100(樹脂・アナデジ) | 15本 | 300円 | 2,000円 | 5,000円 |
| DW-6900(樹脂・デジタル) | 11本 | 600円 | 3,500円 | 10,000円 |
| GST(G-STEEL・メタルベゼル) | 19本 | 5,000円 | 6,000円 | 18,000円 |
| GW-9300/9400(MASTER OF G) | 10本 | 6,000円 | 8,000円 | 16,000円 |
| GWG(MUDMASTER・メタル外装) | 4本 | 16,000円 | 17,000円 | 33,000円 |
| MTG(MT-G・フルメタル) | 20本 | 10,000円 | 28,000円 | 115,000円 |
出典:ショックマニアの買取実績79本(限定・コラボモデルを除く)。状態・付属品・時期で金額は上下します。買取価格を保証するものではありません。実績の一覧は買取実績ページでご覧いただけます
なぜ同じ丸型で、買取額が14倍もちがうのですか?
外装の素材が違うからです。メタル外装のモデルは研磨や部品交換で仕上げ直せるため、状態が悪くても再販できます。
中央値で見ると、樹脂のアナデジが2,000円、フルメタルのMT-Gが28,000円。14倍の開きです。この差は人気の差というより、「直せるかどうか」の差です。
樹脂のモデルは、ベゼルやバンドが傷むと手の打ちようがありません。部品を替えれば直りますが、部品代と工賃が本体の相場を超えてしまうので、現実には割に合わないのです。GA-110の状態の悪い個体が300円になるのは、そういう理由です。
いっぽうメタル外装は事情が変わります。実際の査定でも、MTG-G1000D-1AJFをランクE(ジャンク・電池切れで動作未確認)で10,000円、MTG-B1000-1AJFを同じくランクEで15,000円でお買取りしています。ブレスとケースに目立つ傷がある状態でも、です。
金属は研磨で仕上げ直せます。コマやブレスも部品で手配できます。整備したうえで再販できる見通しが立つので、ジャンクでも金額を出せるというわけです。
なので「丸型のG-SHOCKを、いずれ手放すかもしれない」とお考えなら、外装にメタルを使っている系統を選んでおくと、出口でだいぶ有利になります。買うときの差額の一部は、売るときに戻ってくると考えていただいて構いません。
査定で減額されるのは、丸型のどこですか?
樹脂モデルはベゼルとバンドの劣化、メタルモデルはブレスの伸びとコマの欠品です。系統によって見るところが変わります。
丸型は顔が大きいぶん、ぶつけた跡が目立ちやすいという特徴があります。査定で実際に見ているのは、次のようなところです。
樹脂モデル:ベゼルの角とバンドの付け根
丸型のベゼルは出っ張りが多く、机の角や壁にぶつけた跡が残りやすい部分です。バンドは付け根のひび割れが致命傷になります。ここが割れていると、動作が完璧でも評価は大きく下がります。
メタルモデル:ブレスの伸びとコマの欠品
G-STEELの査定では、実際に「ブレスの伸びや欠品はなく、稼働も良好」という確認をしてランクを付けています。サイズ調整で外したコマは、小さな袋でいいので必ず取っておいてください。コマが揃っているかどうかで金額が変わります。
スマホ連携モデル:接続できるかどうか
GST-B400のようなBluetooth対応機では、接続の作動確認も査定項目に入れています。アプリとつながるかどうかは、手元で確かめておくと話が早いです。
DW-6900系:まず型番の確認から
DW-6900はバリエーションが非常に多く、カラーや仕様によって相場が大きく異なります。裏ぶたの型番まで見て査定しますので、お問い合わせのときも型番をお知らせいただけると助かります。
風防ガラスの傷については、無機ガラスの傷と査定の記事で詳しく書いています。
中古で丸型を買うときは、何を見ればいいですか?
樹脂モデルはバンドの付け根のひび、メタルモデルはブレスの伸びとコマの数です。どちらも写真では分かりにくいので必ず確認してください。
中古で丸型を探すときに、見落としやすいところを挙げておきます。
- バンドの付け根:樹脂は経年で硬くなり、ここから割れます。出品写真では裏側まで写っていないことが多いので、質問してでも確認してください
- コマの数:メタルバンドは前の持ち主がサイズを詰めていることがあります。自分の腕に合わなければ、コマを買い足す費用がかかります
- 二次電池の状態:タフソーラー機は充電池が消耗します。フル充電しても数日で止まる個体は、電池交換の費用を見込んでおいてください
- 型番の末尾:DW-6900もMT-Gも、末尾の記号ひとつで相場が変わります。商品名ではなく裏ぶたの型番で確認しましょう
メタル系をお探しなら、フルメタルの中古相場の記事もあわせてご覧ください。相場の見方は丸型でも共通です。
MT-Gは丸型のなかでも中古の流通量が多い系統です。実際の出品価格を見ておくと、新品との差が分かります。
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使っていないG-SHOCK、いくらになるか調べてみませんか?
電池切れ・ベルト劣化・ジャンクもそのまま査定します。
送料・査定料・キャンセル料はすべて無料です。
G-SHOCKの丸型について、よくある質問
G-SHOCKに「丸型」という公式シリーズはありますか?
GA-2100は丸型ですか、角型ですか?
いちばん軽い丸型のG-SHOCKはどれですか?
丸型でいちばん安いモデルはいくらですか?
丸型のG-SHOCKは買取で高く売れますか?
動かない丸型のG-SHOCKでも買取してもらえますか?
MUDMASTERは丸型に入りますか?
丸型のG-SHOCKでメタルバンドのモデルはありますか?
まとめ:丸型は「形」で選んで、「素材」で決める
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 丸型の原点はDW-6900。公式が「ラウンドケース」と呼んでいる形です
- GBD-300とGST-B1000Dは八角形。丸く見えても公式の分類は違います。サイズの数字では見分けられません
- 現行の丸型は22,000円〜176,000円。軽さで選ぶならGBD-200の約58gです
- 買取額を分けるのは形ではなく素材。樹脂のアナデジが中央値2,000円、フルメタルのMT-Gが28,000円で14倍の差があります
- メタル外装はジャンクでも値が付きます。研磨と部品交換で再販できるためです
「丸型が欲しい」という入り口から選び始めて構いません。ただ、最後のひと押しで迷ったときは、外装の素材を見てください。使っている間の満足度も、手放すときの金額も、そこで決まります。
お手元に使っていない丸型のG-SHOCKがあれば、状態が悪くても一度ご相談ください。特にメタル系は、ご本人が思っているより値が付くことが多いです。