G-SHOCKの日付表示は合わせなくていい|公式仕様24本で調べた月/日入替ができる機種
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- G-SHOCKの日付はフルオートカレンダーです。月末の日数もうるう年も時計が判断するので、日付を進める作業そのものがありません
- カシオ公式のニュースリリース仕様表を24本確認したところ、24本すべてに「フルオートカレンダー」と書かれていました
- 一方、日付の「月/日」の並びを入れ替えられるのは24本中10本だけ。シリーズでも形でもなく、型番ごとに違います
- 曜日の言語を切り替えられるという記載があったのは24本中12本。切り替え先に日本語は入っていません
- 日付がズレて見えるときは、カレンダーではなく時刻 → 12/24時間制 → ホーム都市 → 電池の順に疑うと早いです
- ボタンを押す順番は型番ではなく、裏ぶたのモジュール番号で決まります
「G-SHOCKの日付がズレている」「月と日の並びを入れ替えたい」。買取のご相談のついでに、この手の質問をいただくことがよくあります。
ところが調べてみると、日付まわりの仕様は型番ごとにばらばらで、「G-SHOCKはこうです」と一言では言えませんでした。そこでカシオ計算機のニュースリリースに載っている公式の仕様表を集め、日付表示について何が書かれているかを数えてみました。この記事は、その結果をそのまま表にしたものです。
G-SHOCKの日付表示は、自分で合わせる必要がありますか?
必要ありません。調べた公式仕様24本すべてに「フルオートカレンダー」と書かれており、月末もうるう年も自動で切り替わります。
まず、いちばん多い誤解から片づけます。G-SHOCKに「日付を合わせる」という作業は、基本的にありません。
カシオ計算機が新製品を出すときに公開するニュースリリースには、「その他の機能」という欄のある仕様表が付いています。2022年から2024年のリリースのうち、G-SHOCKで型番と仕様の行がきちんと対応している24本を集めて数えたところ、24本すべてに「フルオートカレンダー」と書かれていました。

「記載なし」の読み方について
この記事でいう「記載なし」は、その型番の公式仕様表にその言葉が書かれていなかったという意味です。機能が存在しないと断定するものではありません。お手元の時計で確かめたいときは、裏ぶたのモジュール番号から公式の説明書を見るのが確実です。
「フルオートカレンダー」は、何を自動でやってくれますか?
月の大小とうるう年を時計が判断して、日付を自動で切り替えます。31日の翌日や2月末の調整が要りません。
ふつうの安価なデジタル時計だと、月末に「31日」から「1日」へ自分で送らないといけないものがあります。フルオートカレンダーは、その月が何日まであるかを時計が覚えていて、勝手に次の月へ送ってくれる仕組みです。
つまり、日付のために操作する機会は「時刻を合わせ直すとき」しかありません。時刻を正しく入れれば、日付は後からついてきます。逆に言えば、日付がズレているときに触るべきなのはカレンダーではなく時刻のほうだ、ということでもあります。
電波受信やスマートフォンとの連携で時刻が自動で直るモデルなら、その操作すら不要です。ワールドタイムの仕組みとあわせて覚えておくと、旅行先での表示の変化も読み解きやすくなります。
日付の「月/日」の並びは、入れ替えられますか?
機種によります。公式仕様に「日付表示(月/日表示入替)」とあったのは、調べた24本のうち10本でした。
ここがいちばん型番差の出るところでした。公式仕様表に「日付表示(月/日表示入替)」という項目が立っている機種と、まったく触れられていない機種があります。
記載があったのは24本中10本。シリーズでも、形でも、デジタルかアナデジかでも分かれませんでした。たとえば同じ八角形のアナログデジタルでも、GA-B2100とGM-B2100BDには記載があり、GMA-P2100にはありません。
| 公式で確認した型番 | 日付表示(月/日入替) | 曜日の言語切替 | リリース |
|---|---|---|---|
| GMW-B5000EH | 記載あり | 記載あり | 2022年10月20日 |
| GW-B5600CD | 記載あり | 記載あり | 2023年11月15日 |
| GCW-B5000UN | 記載あり | 記載あり | 2023年11月10日 |
| MRG-B5000R | 記載あり | 記載あり | 2023年12月1日 |
| G-5600SRF | 記載あり | 記載あり | 2024年5月15日 |
| GA-B2100 | 記載あり | 記載あり | 2022年4月14日 |
| GM-B2100BD | 記載あり | 記載あり | 2022年7月28日 |
| MRG-B2100B | 記載なし | 記載あり | 2024年5月28日 |
| MRG-B2000SG | 記載なし | 記載あり | 2023年10月19日 |
| DW-5600GU-7 | 記載なし | 記載なし | 2022年6月15日 |
| DW-6900RH | 記載なし | 記載なし | 2022年11月7日 |
| GMA-P2100 | 記載なし | 記載なし | 2024年1月11日 |
| GBD-300 | 記載なし | 記載なし | 2024年6月17日 |
| GW-9500 | 記載なし | 記載なし | 2023年6月29日 |
| GWG-B1000 | 記載なし | 記載なし | 2023年9月28日 |
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(www.casio.co.jp)の仕様表。2026年10月24日に確認。24本のうち、違いの出た型番を抜き出しています

GA-B2100の仕様表には、フルオートカレンダーと並んで「日付表示(月/日表示入替)」「曜日表示(英・西・仏・独・伊・露の6カ国語切替)」が書かれていました。小さな液晶の中の並び順まで変えられるタイプです。

いっぽうGMA-P2100の仕様表は、「針退避機能、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替」とあって、日付の入替には触れていません。見た目が近くても、ここまで中身が違います。
曜日の表示は、日本語にできますか?
できません。公式仕様の曜日の言語切替は「英・西・仏・独・伊・露の6カ国語」で、日本語は含まれていません。
曜日についても記載を数えました。「曜日表示(英・西・仏・独・伊・露の6カ国語切替)」とあったのは24本中12本です。ちょうど半分でした。
並んでいるのは英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語で、日本語は選択肢に入っていません。「MON」「TUE」の表記を「月」「火」に変えることはできない、ということになります。
なお、この項目が書かれていない機種でも、曜日そのものは画面に出ています。仕様表のこの行は「曜日が出るかどうか」ではなく、「曜日の言語を切り替えられるかどうか」の話です。ここは読み違えやすいので注意してください。
日付がズレて見えるときは、何から確かめますか?
カレンダーではなく時刻からです。時刻 → 12/24時間制 → ホーム都市 → 電池の順に見ると、たいていの原因に行き当たります。
フルオートカレンダーである以上、日付「だけ」が勝手にズレることは起きにくいはずです。だから見る順番が決まります。

とくに多いのが2番目です。調べた24本のうち22本に「12/24時間制表示切替」の記載がありました。午前と午後を取り違えると、日付の変わる瞬間が半日ずれて見えます。詳しくは24時間表示の切り替え方にまとめてあります。
3番目のホーム都市も見落としがちです。ワールドタイム側の都市と入れ替わっていると、時差のぶんだけ日付が前後します。海外へ行った後の時計で、これが残っていることがあります。
電池が切れたあとは、日付はどうなりますか?
時刻とともに初期状態に戻ることがあります。時刻を入れ直せば、日付もそれに合わせて戻ります。
電池交換や、ソーラーのフル放電から復帰させたあとに「日付が変な値になっている」というご相談をよくいただきます。これはカレンダーの故障ではなく、時計が時刻を覚えていられなかっただけです。時刻を入れ直せば日付も直ります。
公式仕様表のほうにも手がかりがあります。調べた24本のうち13本に「バッテリーインジケーター表示」か「充電警告機能」の記載がありました。表示が薄い・消えるという症状が出ているなら、まずここを疑ってください。電池寿命の目安もあわせてどうぞ。
ご自分で電池を替える方のために、関連する道具だけ挙げておきます。ただし防水パッキンの扱いを誤ると、以後の防水性能は保証されません。高価なモデルや思い入れのある1本は、メーカーや時計店に出したほうが安全です。
※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。
ボタンの押し方は、どこを見れば分かりますか?
裏ぶたに刻印された「モジュール番号」で調べます。型番が違っても、番号が同じなら手順は同じです。
ここがG-SHOCKの分かりにくいところですが、操作手順を決めているのは型番ではなく、裏ぶたに刻印された3〜4桁の数字(モジュール番号)です。同じ型番のカラー違いでも、年式によって番号が変わることがあります。
カシオの取扱説明書ダウンロードページで、この番号を入力すると該当の説明書が出てきます。サイト内にも番号別の手順をいくつか置いてあります。
参考:カシオ計算機 取扱説明書ダウンロード(support.casio.jp)
日付がズレたまま売ると、査定額は下がりますか?
下がりません。日付や時刻のズレを理由に減額することはありません。直さずにそのままお持ちください。
買取でお預かりする個体の多くは、日付も時刻もズレています。しばらく引き出しに入っていたのだから当然で、それ自体を理由に金額を下げることはありません。こちらで動作確認のために合わせ直します。
査定に響くのは別のところです。液晶の欠けや表示の抜け、ボタンの効きの悪さ、二次電池のへたり。このあたりは実際に金額が動きます。日付が出ない原因が設定ではなく液晶側にある場合は、そこが評価の対象になります。
いちばんもったいないのが、売る前に自分で裏ぶたを開けてしまうケースです。パッキンを傷めたり、裏ぶたのネジ頭をなめてしまったりすると、外装の評価が落ちます。表示の調子が悪いまま持ち込んでいただくほうが、結果的に手取りは多くなります。
動かない、電池が切れている、表示が一部消えている。どの状態でも査定自体はできますので、直そうとせずにそのままお持ちいただくのがいちばんです。
お手元の型番で、だいたいいくらになるのかを先に見ておきたい方は、こちらから検索できます。
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G-SHOCKの日付表示について、よくある質問
G-SHOCKの日付は、自分で合わせる必要がありますか?
日付の「月/日」の並びを入れ替えられますか?
曜日の表示を日本語にできますか?
日付だけが1日ズレています。カレンダーの故障でしょうか?
電波ソーラーやスマホ連携なら、日付も自動で合いますか?
ボタンの押し方は、型番で調べればいいですか?
日付がズレたまま買取に出しても大丈夫ですか?
液晶が欠けていて日付が読めません。買取できますか?
まとめ:日付は「合わせる」ものではなく「確認する」もの
カシオ公式の仕様表を24本並べて分かったのは、次の3点でした。
- 24本すべてにフルオートカレンダーの記載。日付を自分で進める作業はありません
- 月/日の入替は24本中10本、曜日の言語切替は12本。シリーズでも形でもなく型番ごとに違います
- 日付のズレは、ほぼ時刻のズレ。時刻 → 12/24時間制 → ホーム都市 → 電池の順に確かめてください
「日付が合わない=壊れた」ではありません。まずは時刻を入れ直してみて、それでも表示が戻らないときにはじめて故障を疑えば十分です。そして売ることを考えているなら、直さずにそのままお持ちいただくのが正解です。