歩数計つきG-SHOCKはどれを選ぶ?レディース向けの小さいモデルとの境目

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「歩数計がついていて、女性でも着けられる小さいG-SHOCKはどれですか」。店頭でもLINE査定でも、この質問は年々増えています。

先にお伝えすると、この2つは、いまのところ両立しません。カシオ計算機のニュースリリース(www.casio.co.jp/release/)を2020年から順に開き、仕様表に「歩数」と書いてあるG-SHOCKだけを抜き出して、小型モデルと同じ物差し(横幅・厚さ・質量・定価)で並べた結果です。この記事に出てくる数字は、すべてこの仕様表から取っています。まとめサイトの数字は使っていません。

CONCLUSION

この記事の結論(先に知りたい方へ)

  • カシオ公式の仕様表で歩数計測を明記しているG-SHOCKは5型番です(GBD-200/GBD-300/DW-H5600/GBD-H2000/GBD-H1000)
  • そのうち横幅がいちばん細いのはDW-H5600の44.5mm。ただし厚さ17.4mm・約59gあります
  • 小型モデルのGMA-P2100は横幅40.2mm・厚さ11.2mm・約40g。でも歩数計は付きません
  • 差は横幅4.3mm・厚さ6.2mm・重さ約19g。手首の細い方に効いてくるのは、横幅よりも厚さと重さです
  • 歩数だけ数えたいならGBD-200(22,000円)かGBD-300(25,300円)。ボタン電池で約2年もち、充電の手間がありません
  • 買取では定価ほど伸びません。定価55,000円のGBD-H1000でも、当店のBランク実績は10,000円でした

歩数計がついたG-SHOCKは、どれ?

公式の仕様表で歩数計測を明記しているのは5型番。GBD-200、GBD-300、DW-H5600、GBD-H2000、GBD-H1000です。

カシオ公式サイトには「歩数計つきG-SHOCK」という一覧ページがありません。G-SQUAD、G-LIDE、スクエアと、置かれている場所がバラバラだからです。そこでニュースリリースの仕様表を1本ずつ確認し、「ライフログデータ:歩数」または「ライフログ:歩数計測」と公式が書いている型番だけを集めました。

歩数計つきG-SHOCK5型番と小型モデルの横幅・厚さ・質量・定価の比較表
出典:カシオ計算機 ニュースリリースの仕様表をもとに作成(2026年9月15日確認)

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型番 横幅 厚さ 質量 定価(税込) 電池
GBD-200 45.9mm 15.0mm 約58g 22,000円 CR2032・約2年
GBD-300 47.4mm 14.9mm 約60g 25,300円 CR2032・約2年
DW-H5600 44.5mm 17.4mm 約59g 41,800円
GBD-H2000 52.6mm 19.4mm 約63g 55,000円
GBD-H1000 55.0mm 20.4mm 約101g 55,000円

サイズはカシオ表記の「縦×横×厚さ」のうち、横と厚さを抜き出したものです。横幅は44.5mmから55.0mm、質量は約58gから約101gまで開きます。同じ「歩数計つき」でも、腕に載せた感覚はまったく別物になります。

レディース向けの小さいG-SHOCKに、歩数計はある?

ありません。公式リリースを確認した範囲で、小型サイズのG-SHOCKの仕様表に歩数計測の記載は一度も出てきませんでした。

先に前提をひとつ。G-SHOCKには、公式に「レディース」という区分がありません。カシオがリリースで使っているのは「小型モデル」「男女問わず着用できる」という言い方です。GMA-P2100のリリースには、そのまま「近年人気モデルをダウンサイジングすることで、男女問わず着用できる小型モデルの拡充を進めています」と書かれています。

G-SHOCK GMA-P2100 ターコイズブルー・ブライトピンク・ホワイト
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2024年1月11日)

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型番 横幅 厚さ 質量 定価(税込) 歩数計
GMA-P2100 40.2mm 11.2mm 約40g 15,950円 なし
GMA-S2100MD 42.9mm 11.2mm 約41g 18,150円 なし
GM-S2100PG 40.4mm 11.0mm 公式未記載 29,700円 なし

GM-S2100PGの質量は、公式リリースが姉妹モデルとまとめて「約55g」と記載しており、単独の数値が確認できませんでした。ここは推測で埋めず、そのまま「公式未記載」としています。

なぜ小さくすると歩数計が消えるのか

歩数を数えるには加速度センサーが要ります。さらに、数えた歩数をためて表示するための液晶と、それを動かす電池も要ります。GBD-200やGBD-300が厚さ15mm前後あるのは、この3点を入れているからです。

いっぽうGMA-P2100の厚さは11.2mm。4mm近い差は、時計の中では相当な余白の差です。カシオが小型モデルからセンサーを外しているのは、デザインの都合ではなく物理的な都合だと考えるのが自然です。

小型モデルの側から選ぶなら、こちらが候補になります。

※価格・在庫は各ショップでご確認ください。リンクには広告が含まれます。

サイズの差は、腕の上でどれくらい違う?

横幅で4.3mm、厚さで6.2mm、重さで約19gの差です。効いてくるのは横幅より、厚さと重さのほうです。

歩数計つきでいちばん細いDW-H5600(横幅44.5mm)と、小型でいちばん小さいGMA-P2100(横幅40.2mm)を比べます。横幅の差は4.3mm。数字だけ見ると小さく感じますが、厚さは11.2mmから17.4mmへ、1.5倍以上になります

査定で多くのG-SHOCKを触っていて実感するのは、手首の細い方がいちばん気にするのは厚さだということです。横幅が数ミリ広くても袖には収まりますが、厚みがあるとシャツの袖口に引っかかります。約19gの重さの差も、一日着けていると効いてきます。

もっと小さいサイズを探している方には、G-SHOCK miniBABY-Gという選択肢もあります。ただし、こちらにも歩数計は付きません。

歩数だけ数えたいなら、どれを選ぶ?

GBD-200かGBD-300です。ボタン電池CR2032で約2年もち、毎日の充電が要りません。定価も2万円台です。

歩数計つき5型番のうち、GBD-200とGBD-300だけがボタン電池で動きます。残る3型番は充電式(ソーラー併用)です。「毎日の歩数を見たいだけ」という使い方なら、充電の手間がないほうが確実に長続きします。

G-SHOCK GBD-300 ブラック・ホワイト・イエローの3色
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2024年6月17日)
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GBD-200

定価 22,000円(税込)/横幅45.9mm・厚さ15.0mm・約58g

2021年7月16日発売。公式の仕様表では、ライフログデータとして歩数(デイリー表示)と走行距離(月間表示)が記載されています。歩数計つきG-SHOCKではいちばん安い1本です。

20気圧防水耐衝撃構造歩数BluetoothCR2032・約2年
2

GBD-300

定価 25,300円(税込)/横幅47.4mm・厚さ14.9mm・約60g

2024年7月5日発売。GBD-200の後に出た新しい型です。公式は「センターケースを2つのベゼルで挟み込む耐衝撃構造を採用することで、スリム化を実現」と説明しています。仕様表にはバイブレーション機能も載っており、音を出したくない場面で使えます。

20気圧防水耐衝撃構造歩数バイブCR2032・約2年

横幅はGBD-300のほうが1.5mm広く、厚さは0.1mm薄いという関係です。細さを優先するならGBD-200、機能を優先するならGBD-300と考えて差し支えありません。

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走る・眠りまで測りたいなら、どれを選ぶ?

GBD-H2000です。GPSと心拍計を積みながら約63gに収まっていて、歩数計つきG-SHOCKでは群を抜いて軽い1本です。

歩数の先まで測るなら、光学式の心拍センサーが要ります。公式仕様表で心拍計測まで記載があるのは、DW-H5600・GBD-H2000・GBD-H1000の3型番です。

GBD-H2000(55,000円・約63g)は、測位機能としてGPS・GLONASS・GALILEO・BEIDOU・みちびきに対応。睡眠回復ステータス(6段階)や睡眠スコア、血中酸素レベル(80〜100%・1%単位)も仕様表に載っています。歩数グラフは週・月・6ヵ月で見られます。

ひとつ前のGBD-H1000は定価が同じ55,000円ですが、質量は約101g。GBD-H2000で約38g軽くなった計算になります。いま中古で選ぶなら、この差は小さくありません。

なお、血中酸素レベルについてカシオは「具体的な疾病の診断をはじめとする医療機器としての使用を意図するものではなく、一般的な健康維持のみで使用されることを目的としております」と注記しています。健康管理の目安として使うものだとお考えください。

電池は、どちらが手間がかからない?

ボタン電池のGBD-200・GBD-300です。約2年もち、切れても電池交換で戻せます。充電式は自分で交換できません。

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方式 該当型番 公式の持続時間 切れたとき
ボタン電池 GBD-200/GBD-300 CR2032・約2年 電池交換で戻せる
充電+ソーラー GBD-H2000 GPSと心拍を使って約14〜19時間/心拍オフのウオッチモードで約2ヵ月/パワーセービング状態で約23ヵ月

ここは、買ったあとより売るときに効いてきます。ボタン電池のモデルは、止まっていても電池交換で動き出すので、査定でも普通のG-SHOCKと同じ見方ができます。いっぽう充電式は、内蔵の充電池がへたっていると、そこがそのまま評価に出ます。

歩数計つきのG-SHOCKは、買取でいくらになる?

当店の実績では、GBD-H1000-7A9がBランクで10,000円、GBD-200-2ERがBランクで3,000円でした。定価ほどは伸びません。

センサーとアプリ連携を積んだG-SHOCK(GBD/GBX/GBA系)について、当店が実際に買い取った金額を並べたものです。

GBD・GBX・GBA系G-SHOCKの買取実績金額の横棒グラフ
出典:ショックマニア 買取実績(当店の一次データ)

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査定日 型番 状態ランク 買取金額
2023-11-08 GBD-H1000-7A9 B 10,000円
2026-06-12 GBX-100-7JF B 5,000円
2023-01-10 GBD-100BAR-4JR B 4,500円
2023-05-01 GBD-200-2ER B 3,000円

定価22,000円のGBD-200が3,000円、定価55,000円のGBD-H1000が10,000円。どちらも定価の2割前後です。スクエアやフルメタルのように定価を超える型番があるG-SHOCKの中では、はっきり伸びにくいグループだと言えます。

査定では、どこを見られている?

内蔵の充電池の持ち、センサーの動作、それに専用充電ケーブルの有無です。普通のG-SHOCKとは見る場所が違います。

査定士より

センサーつきのモデルをお預かりして、まず確認するのは充電池の持ちです。フル充電したはずなのに数日で止まってしまう個体は、そこがそのまま金額に出ます。ここは電池交換では戻せません。

次が専用の充電ケーブル。GBD-H1000やGBD-H2000は、付属のケーブルがないと充電そのものができません。箱や説明書より、このケーブル1本のほうが金額に響きます。お持ちなら必ず一緒にお出しください。

そして樹脂バンドとベゼル。運動で使われていたモデルは、汗と紫外線でどうしても傷みが早く出ます。裏ぶた側の光学センサーの窓に細かい傷が入っていないかも、あわせて見ています。

正直に申し上げると、この系統は「高く売る」より「動くうちに出す」が正解です。充電池は置いておくだけで弱っていきます。使わなくなった時点が、いちばん高いタイミングです。

買う前・売る前に確かめることは?

買う前は厚さと電池方式、売る前は充電ケーブルの有無です。この2つで、満足度も金額も大きく変わります。

買う前① 横幅ではなく「厚さ」で決める

通販のページは横幅を大きく書きますが、袖口に引っかかるかどうかを決めるのは厚さです。11mm台(小型)と15mm前後(歩数計つき)は、別のジャンルだと思ったほうが近いです。

買う前② 充電式かボタン電池かを確かめる

毎日の歩数を見たいだけなら、ボタン電池のGBD-200・GBD-300で足ります。走行ペースや心拍まで要らないなら、充電式を選ぶ理由はありません。

売る前 充電ケーブルを探しておく

充電式モデルは、ケーブルの有無で金額が変わります。引き出しの奥を一度ご確認ください。あわせて高く売れる条件もまとめてあります。

お手元の型番の相場だけ先に知りたい方は、こちらから検索できます。

歩数計つきG-SHOCKについてよくある質問

いちばん小さい歩数計つきG-SHOCKはどれですか?
横幅ではDW-H5600の44.5mmがいちばん細く、厚さではGBD-300の14.9mmがいちばん薄く、重さではGBD-200の約58gがいちばん軽い、という関係になります。ひとつの型番がすべてで最小というわけではありません。「細さ」を取るならDW-H5600、「薄さと軽さ」を取るならGBD-200かGBD-300です。
BABY-Gに歩数計つきのモデルはありますか?
この記事はG-SHOCKのニュースリリースを対象に確認したため、BABY-Gについては公式で確認していません。確認していないことを「ない」とは書けませんので、BABY-Gをお考えの場合はカシオ公式の製品ページで仕様表をご確認ください。
GMA-P2100やGMA-S2100MDでは歩数は測れませんか?
測れません。どちらも公式の仕様表に歩数計測の記載がなく、機能欄に並んでいるのはワールドタイム、ストップウオッチ、タイマー、アラーム、ダブルLEDライトなどです。加速度センサーもBluetoothも搭載されていません。歩数はスマートフォン側のアプリで数えることになります。
GBD-200とGBD-300は、どちらを選べばいいですか?
横幅を細くしたいならGBD-200(45.9mm)、機能で選ぶならGBD-300(47.4mm)です。定価はGBD-200が22,000円、GBD-300が25,300円。厚さはGBD-300のほうが0.1mmだけ薄く、公式もスリム化を打ち出しています。GBD-300の仕様表にはバイブレーション機能の記載があります。
歩数計つきのG-SHOCKは、電池交換できますか?
GBD-200とGBD-300はCR2032のボタン電池で、公式の電池寿命は約2年です。切れても電池交換で戻せます。DW-H5600、GBD-H2000、GBD-H1000は専用充電ケーブルによる充電システムとソーラーの併用で、内蔵の充電池をご自身で交換することはできません。
2026年に出たGBX-H5600は歩数計つきですか?
この記事の表には入れていません。2026年4月23日のニュースリリースには心拍計測機能と加速度センサーの記載はあるものの、歩数計測という言葉が使われていなかったためです。公式で確認できていない以上、あるともないとも書けません。気になる場合はカシオ公式の製品ページでご確認ください。
買取に出すとき、アプリのデータは消しておくべきですか?
スマートフォン側のアプリで、その時計とのペアリングを解除しておいてください。時計本体に個人情報が残る仕組みではありませんが、ペアリングが残っていると次の方が接続できないことがあります。査定そのものは、ペアリングが残っていてもお受けしています。
動かなくなった歩数計つきG-SHOCKも買取できますか?
できます。充電池がへたって動かない個体も、そのままお出しいただいて構いません。金額は下がりますが、値段が付かないということはほとんどありません。専用充電ケーブルがあれば、一緒にお出しいただくと評価が変わります。

まとめ:「小さい」と「歩数計」は、先にどちらかを捨てる

カシオ公式の仕様表で歩数計測を明記しているG-SHOCKは5型番。横幅は44.5mmから55.0mm、質量は約58gから約101gです。いっぽう小型モデルは横幅40.2mmから42.9mm、約40g台で、歩数計はひとつも載っていません

差は横幅で4.3mm、厚さで6.2mm、重さで約19g。「小さいこと」を優先するなら歩数計はあきらめる、「歩数を数えること」を優先するなら厚さ15mm前後を受け入れる——決めるのはこの1点です。

歩数だけでいいならGBD-200(22,000円・約58g)。走りや眠りまで見るならGBD-H2000(55,000円・約63g)。見た目と着け心地を最優先するならGMA-P2100(15,950円・約40g)で、歩数はスマートフォンに任せる。この3択に収まります。

そして、使わなくなったセンサーつきのG-SHOCKは、動くうちに手放したほうが金額が残ります。充電池は、置いておくだけで弱っていくためです。

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