G-SHOCK「5230」の時刻合わせはどうやる?AWG-M100・M510の手順
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- 裏ぶたの「5230」はモジュール番号です。時計の型番ではなく、中身の機械の番号で、この番号でボタンの押し方が決まります
- 5230が入っているのはAWG-M100シリーズ・AWG-M510シリーズ・AWG-M535Cです(カシオ公式のモジュール検索で確認)
- 日本で使うならホーム都市はTYO、サマータイムはAUTO。これが購入時の初期設定で、変える必要はありません
- 電波が入る場所なら手で合わせる必要はありません。右下のボタンを約2秒押せば手動で受信できます
- デジタルは合っているのに針だけがズレているときは、時刻合わせではなく「針の基準位置合わせ」という別の操作です
- まず確認するのは充電。表示が[L]以下だと、電波受信もライトも止まります
「G-SHOCKの時刻がずれた。でも説明書はとっくに無い」——このとき手がかりになるのが、裏ぶたに刻まれた4桁の数字です。そこに「5230」とあれば、カシオ公式に専用の操作ガイドが用意されています。
この記事は、カシオ計算機が公開している取扱説明書(5230)と時計の時刻合わせ(5230)の2つの公式資料だけを読み込んで、手順の順番どおりに並べ直したものです。推測でボタンを押させることはしません。
裏ぶたの「5230」は何の番号?
5230はモジュール番号です。時計の中に入っている機械(ムーブメント)の番号で、カシオでは取扱説明書の番号としても使われています。
G-SHOCKは同じ機械を色ちがい・素材ちがいの何十本もの製品で使い回します。だから型番(AWG-M100SB-2AJFなど)がバラバラでも、モジュール番号が同じなら操作方法はまったく同じです。逆に言えば、モデル名で検索するより、この4桁で探したほうが確実にたどり着けます。
5230はどこに書いてある?
裏ぶた(ケースの裏側)です。「CASIO」「WATER RESIST 20BAR」といった刻印にまじって、4桁の数字が入っています。小さいので、明るいところでスマホのカメラを使って拡大すると読み取りやすくなります。
カシオ公式のサポートページで、この番号を入れて検索すると、その機械に対応した取扱説明書と時刻合わせガイドが出てきます。
5230が入っているG-SHOCKはどれ?
カシオ公式のモジュール検索で「5230」を引くと、50件のモデルが該当しました。すべてG-SHOCKのアナデジ(コンビネーション)——針とデジタル表示が同居しているタイプです。
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| シリーズ | 該当したモデル名 | 件数 |
|---|---|---|
| AWG-M100系 | AWG-M100/M100A/M100B/M100BA/M100BC/M100BW/M100F/M100FP/M100GW/M100MR/M100NV/M100RC/M100S/M100SAR/M100SB ほか | 40 |
| AWG-M510系 | AWG-M510/M510BB/M510BY/M510MR/M510SBB/M510SBG/M510SEW/M510SWB/M510SWG | 9 |
| AWG-M535C | AWG-M535C | 1 |
出典:カシオ計算機 時計 取扱説明書(モジュール番号 5230)https://www.casio.com/jp/support/watches/manual/?module=5230
いずれもタフソーラー+マルチバンド6(電波受信)を積んだアナデジです。この記事の手順は、この50モデルすべてで共通して使えます。
お手持ちの型番の買取相場を知りたい方は、AWG-M100A・AWG-M100BC・AWG-M100BWの型番ページもご覧ください。
ボタンはどれを押す?
公式の取扱説明書はボタンをA〜Dの記号で書き、時刻合わせガイドは「左上」「左下」という位置で書いています。同じボタンなのに呼び方が2通りあるので、混乱しやすいところです。
2つの公式資料の記述(早送りの回転数や長押し秒数)を突き合わせると、対応は次のようになります。
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| 位置 | 説明書の記号 | 時刻合わせで使う役割 |
|---|---|---|
| 左上 | A | 設定に入る/設定を終える。時刻モードでは表示の切り替え |
| 左下 | C | モードの切り替え。設定中は点滅する場所(項目)を移動 |
| 右上 | B | 数字を戻す |
| 右下 | D | 数字を進める。時刻モードでは手動受信 |
操作の前に:時刻モードに戻しておく
この機械には時刻・ワールドタイム・ストップウオッチ・タイマー・アラームの5モードがあります。設定はすべて時刻モードから始めるので、左下のボタンを約4秒押し続けて時刻モードに戻しておいてください。
押し続けて約2秒のところで「HAND」と出ますが、気にせずそのまま押し続けます。
まず何を確かめる?
ボタンを押す前に、充電を見てください。ここが足りていないと、何を押しても反応しません。
液晶にあるバッテリーインジケーターが[H]か[M]なら大丈夫。[L]以下のときは、明るいところに置いて充電します。
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| 表示 | 充電の状態 | 時計の状態 |
|---|---|---|
| H・M | 良好 | 通常どおり動きます |
| L([LOW]が点滅) | 充電不足 | 電波受信・ライト・音・時刻モード以外の機能が使えません |
| 針が12時で止まり[CHG]だけ表示 | 充電切れ寸前 | 機能停止。すべての設定が初期化されます |
公式が示している充電時間の目安は次のとおりです。晴れた日の屋外なら8分で1日分たまります。蛍光灯の室内では8時間かかるので、「机の上に置いていたのに直らない」というときは、光の量が足りていません。
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| 置き場所(明るさ) | 1日動かすのに必要な時間 | 止まった時計が動き出すまで |
|---|---|---|
| 晴れた日の屋外(50,000ルクス) | 8分 | 3時間 |
| 晴れた日の窓ぎわ(10,000ルクス) | 30分 | 7時間 |
| 曇りの日の窓ぎわ(5,000ルクス) | 48分 | 10時間 |
| 蛍光灯の室内(500ルクス) | 8時間 | 128時間 |
出典:カシオ計算機 取扱説明書 5230 https://support.casio.jp/storage/pdf/002/qw5230.pdf
しばらく引き出しに入れていた場合
この時計にはパワーセービング機能があります。午後10時から午前6時のあいだに暗い場所に置くと、約1時間で節電に入ります。その状態が6〜7日続くと、針は12時位置のまま全機能が停止します。
故障ではありません。明るいところに出せば復帰します。復帰するとき針が急に速く動きますが、これも正常な動きです。
充電池そのものが弱っていて、光に当ててもすぐ止まってしまう場合は、電池交換やタフソーラーの仕組みのページもあわせてご覧ください。
電波で自動的に合わせるにはどうする?

5230は電波時計です。日本で使う場合、標準電波(JJY)を受信して、時刻も日付も自動で合います。手で合わせる操作は、本来なら必要ありません。
1|ホーム都市が「TYO」になっているか確かめる
日本で使うならホーム都市はTYO(東京)、サマータイムはAUTO。これは購入時の初期設定そのままなので、いじっていなければ変わっていません。ここが違っていると、電波を受信しない、あるいは受信しても正しい時刻になりません。
2|受信しやすい場所に置く
公式の指示は「金属を避けて、時計の12時位置を窓に向けて置く」。置いているあいだは動かさず、ボタンも押しません。夜のほうが受信しやすくなります。
受信しにくいのは、ビルの中とその周辺、乗り物の中、家電やOA機器・携帯電話の近く、工事現場や飛行場、高圧線の近く、山間部や山の裏側です。
3|そのまま置いておく(自動受信)
自動受信は午前0時から午前5時のあいだに、1日最大6回おこなわれます。ただし1回成功すれば、その日はもう受信しません。つまり「窓ぎわに一晩置く」だけで済むということです。
4|急ぐなら手動で受信する(右下を約2秒)
時刻モードで右下のボタンを約2秒押し続けると[RC!]が出て受信が始まります。受信中はL1・L2・L3という電波の強さが表示されるので、L3が出る場所を探してそこに置いてください。安定するまで約10秒かかります。
かかる時間は3〜8分。状況によっては最大16分です。失敗すると[ERR]が出ます。
電波を受信できない4つの状態
公式が明記しているのは次の4つです。①充電不足(表示が[L]以下)②節電レベル2のとき ③タイマーで計測しているとき ④針が退避しているとき。
とくに④は見落としがちです。針を液晶の上から一時的にどかす「針退避」の最中は、受信そのものをおこないません。針が重なったまま動かないときは、「ピッ」と鳴るまで左下のボタンを約2秒押し続けて解除してください。
また、電波を受信できないまま使った場合の精度は平均月差±15秒以内です。数か月放置すれば分単位でずれます。
電波が入らない場所ではどう合わせる?
受信できない環境なら、手で合わせます。秒→時→分→年→月→日の順です。順番が独特なので、押す前に一度読み通しておくと迷いません。
1|「ADJ」が出るまで左上を約2秒押す
時刻モードで左上のボタンを約2秒押し続け、[ADJ]が出たら離します。都市コードと都市名が流れて表示され、針は自動でどきます。押し続けすぎると「H.SET」に変わり、さらに続けると時刻モードに戻ってしまうので、[ADJ]で離すのがコツです。
2|左下を3回押して「秒」に移る
左下を押すごとに、点滅する場所が移動します。3回で「秒」です。
3|右下を押して秒を「00」にする
時報に合わせて、ちょうど00秒になるタイミングで押します。秒が00〜29なら切り捨て、30〜59なら1分くり上がって00秒になります。
4|左下で「時」→右下・右上で合わせる
右下で進み、右上で戻ります。押し続けると早送りになります。12時間表示にしていると、午後は「PM」が出ます。
5|同じ要領で 分 → 年 → 月 → 日
左下で項目を移し、右下・右上で数字を合わせる、のくり返しです。年は2000年〜2099年まで設定できます。年・月・日を正しく入れれば曜日は自動で計算され、うるう年も大の月・小の月も自動判別されます。
6|左上を2回押して終了
時刻モードに戻り、針が現在時刻まで動き出します。9時側が「月・日」表示になっているときは、左上を押すと「時・分」に切り替わります。
サマータイムを触らないこと
日本はサマータイムを採用していません。設定はAUTO(またはOFF)のままにしてください。誤ってONにすると、正しく合わせたつもりでもちょうど1時間ずれた表示になります。
「1時間だけずれる」ときは、まずここを疑ってください。数時間ずれているときは、ホーム都市の設定が東京以外になっています。
デジタルは合っているのに針だけズレるのは?
これは時刻合わせの失敗ではありません。針の基準位置がずれている状態で、公式には「針のずれ補正」という別の操作が用意されています。
原因は強い磁気や衝撃です。スピーカー、磁気ネックレス、スマートフォンの近くに置いた——それだけで針を動かすモーターが影響を受け、デジタルとの表示がずれます。壊れたわけではありません。
1|「H.SET」が出るまで左上を約5秒押す
押し続けて約2秒で[ADJ]が出ますが、そのまま押し続けます。[H.SET]が出たら離してください。約8秒以上押し続けると時刻モードに戻ってしまうので、そのときはやり直します。
[H.SET]にならないときは、ボタンが効きにくくなっている可能性があるため、強めに押し続けてみてください。
2|時針・分針を12時位置に合わせる
[0:00]が点滅し、針が自動で動きます。止まるまで待ってから、12時位置でなければ右下(進む)・右上(戻る)で合わせます。時針と分針は連動して動きます。
押し続けると早送りになります。右下の早送りは分針が12回転、右上は1回転すると止まります。公式のコツは「12時の少し手前で一度止めて、あとは小刻みに押す」。一気に行こうとすると必ず行きすぎます。
3|左上を2回押して終了、そして必ず確認する
時刻モードに戻り、針が現在時刻まで動きます。戻ったあと、針の時刻とデジタルの時刻が合っているか必ず見てください。まだずれていれば、もう一度同じ操作をします。
なお、補正の途中で3分間なにも操作しないと、自動で解除されます(それまでの変更は反映されます)。
それでも直らないときは何を疑う?
公式の「故障かな?と思ったときは」に載っている症状と原因を、そのまま整理しました。この表にある症状は、どれも故障ではありません。
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| 症状 | 原因 | どうする |
|---|---|---|
| すべての針が12時で止まり、ボタンが効かない | 充電切れ | 回復するまで光に当てる |
| 針が止まり、ボタンが効かなくなった | 充電回復モード(受信を短時間に連続でおこなったとき) | 約15分待つ。明るい場所に置くと早く戻る |
| 突然、針の動きが速くなった | 節電からの復帰、または自動受信による時刻修正 | そのまま待つ |
| 針の時刻だけが違う | 磁気や衝撃によるずれ | 針のずれ補正をおこなう |
| 針が重なったまま動かない | 針が退避している | 左下のボタンを約4秒押し続けて解除 |
| 時刻が数時間ずれている | ホーム都市の設定ちがい | TYOに設定し直す |
| 時刻が1時間ずれている | サマータイムの設定ちがい | AUTOまたはOFFに戻す |
| 光に当てても操作できない | 充電切れ | [H]か[M]になるまで充電する |
2100年以降は受信できません
公式に明記されています。日付を自動で設定できるのは2099年12月31日までで、2100年1月以降は電波を受信できなくなります。いま使うぶんには関係のない話ですが、「いつまでも自動で合い続ける」わけではない、ということです。
時刻合わせができる状態は、査定にどう効く?
ここからは買取店としての話です。AWG-M100系は、査定のときに「電波が入るか」「針が合うか」を実際に触って確かめるモデルです。
アナデジのタフソーラーをお預かりしたとき、当店では電波受信・ソーラー充電・針の運針の3つを必ず確認します。実際の査定コメントにも「電波受信とソーラー充電、針の運針を確認しランクB」と残しています。
アナデジは、針ズレや文字盤のシミも査定項目に入ります。デジタルだけの角型と違って、見るところが単純に多いのです。
ただし——針がズレたままでも、それだけで減額にはしません。基準位置合わせで直る範囲だからです。むしろ、無理に直そうとしてボタンを強く押し込み、パッキンやボタンを傷めてしまうほうが評価に響きます。うまくいかなければ、そのままお送りください。
本当に効いてくるのは二次電池のほうです。フル充電しても数日で止まってしまう個体は、はっきり評価が下がります。逆に、光に当てれば普通に動いて電波も入る個体は、年式が古くても「使える1本」として評価できます。
実際にお買取りしたAWG-M100シリーズの実績です。金額は査定当時のもので、状態ランクによって差が出ます。
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| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 |
|---|---|---|---|
| 2026-02-16 | AWG-M100BC-2AJF | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 800円 |
| 2023-06-05 | AWG-M100A-3AJF | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 2,000円 |
| 2023-04-08 | AWG-M100BW-1AJF | C(全体的に使用感のあるお品物) | 1,000円 |
最新の実績は買取実績ページで型番ごとに確認できます。お客様の声もあわせてどうぞ。
5230の時刻合わせについてよくある質問
裏ぶたの「5230」は型番ですか?
時刻合わせのボタンはどれですか?
電波を手動で受信させるにはどうしますか?
デジタルは合っているのに針だけズレます。故障ですか?
時刻が1時間だけずれているのはなぜですか?
ボタンを押しても何も反応しません。
しばらく使っていなかったら針が12時で止まっていました。
時刻が合わない状態でも買取してもらえますか?
まとめ:5230は「合わせる」より「受信させる」時計
5230を積んだAWG-M100・AWG-M510は、本来は手で時刻を合わせる必要がない時計です。日本で使うかぎり、ホーム都市がTYO、サマータイムがAUTOのまま、窓ぎわに一晩置けば勝手に合います。
それでもずれるときは、順番に切り分けてください。
切り分けの順番
①充電を見る([L]以下なら何も始まらない)→ ②ホーム都市とサマータイムを見る(数時間ずれ=都市、1時間ずれ=DST)→ ③電波を受信させる(右下を2秒、12時位置を窓へ)→ ④それでも針だけ違うなら基準位置合わせ(左上を5秒でH.SET)。
この順番を飛ばして、いきなり手動で数字を合わせにいくと、電波を受信した瞬間に元へ戻されて「直らない」と感じることになります。
そして、ここまで読んで「もう使っていないな」と思われたなら、それも一つの答えです。電波が入って光で動く個体は、年式が古くてもきちんと評価できます。引き出しで節電状態のまま眠らせておくより、次の持ち主に渡したほうが、時計にとっても幸せかもしれません。
使っていないG-SHOCK、いくらになるか調べてみませんか?
電池切れ・ベルト劣化・ジャンクもそのまま査定します。
送料・査定料・キャンセル料はすべて無料です。
参考にした公式資料:カシオ計算機「取扱説明書 5230」(https://support.casio.jp/storage/pdf/002/qw5230.pdf)/「時計の時刻合わせ(5230)」(https://support.casio.jp/wat/adjustment/ta5230_ja/index.html)/「時計 取扱説明書」モジュール番号5230の検索結果(https://www.casio.com/jp/support/watches/manual/?module=5230)