G-SHOCKの白はどれを選ぶ?黄ばみの理由と買取価格を査定士が解説
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この記事の結論(先に知りたい方へ)
- カシオ公式のニュースリリースで確認できた白のG-SHOCKは8型番。発売時の定価は15,950円から27,500円です
- いちばん手に取りやすいのはGMA-P2100-7A(15,950円)。白を5型まとめて出したのがPRECIOUS HEART SELECTIONです
- 白の弱点は黄ばみ。故障ではなく、樹脂という素材が紫外線と皮脂で変色するだけです
- 漂白剤で白く戻そうとするのは危険です。文字が消えたり樹脂が痛んだりして、かえって査定額が落ちます
- 当店の実績では、白ベースの個体でも3,000円〜24,000円で買い取っています。色より状態と型番で決まります
- 売る予定があるなら直射日光の当たらない場所にしまう。これだけで数年後の金額が変わります
白いG-SHOCKは、腕に乗せたときの軽やかさが黒とはまるで違います。夏の服にも合わせやすく、一度着けると手放せなくなる色です。
いっぽうで「白は黄ばむ」「白は売るとき安い」という話も、よく耳にするはずです。買ってから後悔したくないので調べている、という方も多いと思います。
この記事では、カシオ公式のニュースリリースで型番・定価・発売日を1つずつ確認した白のモデルを整理しました。あわせて、G-SHOCK買取専門店として実際に査定した白い個体の金額も、そのまま公開します。
G-SHOCKの白にはどんなモデルがある?
公式リリースで確認できた白は8型番です。15,950円から27,500円で、樹脂だけの型とメタルベゼル付きに分かれます。
カシオ公式のニュースリリースで、はっきり「ホワイト」と書かれていたモデルを、価格の安い順に並べました。価格はすべて発売時のメーカー希望小売価格(税込)です。あとから値上げされている場合があるので、購入前に現在の価格を確認してください。
| 型番 | 白の入り方 | 発売時の定価 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| GMA-P2100-7A | 全体を白でまとめたワントーン | 15,950円 | 2024年1月19日 |
| GMA-S2100MD-7A | 白のマット樹脂+メタリック文字板 | 18,150円 | 2023年8月26日 |
| GA-2100WS | 白ボディ+ブルーの文字板 | 18,150円 | 2023年11月10日 |
| GMA-S2100WS | 白ボディ+オレンジの文字板 | 18,150円 | 2023年11月10日 |
| GA-110WS | 白ボディ+パープルの文字板 | 19,800円 | 2023年11月10日 |
| GBD-300-7 | 白ボディ(ランニング向け) | 25,300円 | 2024年7月5日 |
| GM-S2100WS | 白ボディ+メタルベゼル(小さめ) | 26,400円 | 2023年11月10日 |
| GM-2100WS | 白ボディ+メタルベゼル | 27,500円 | 2023年11月10日 |
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下の5型(GM-2100WS/GM-S2100WS/GA-2100WS/GMA-S2100WS/GA-110WS)は、「PRECIOUS HEART SELECTION」という冬限定のペアウオッチシリーズとしてまとめて発売されたものです。公式の説明では、ホワイトを基調にしながら文字板の色だけを変えて、2人で違うモデルを選べるようにした、という作りになっています。
裏ぶたにはロープをハート型に結んだマークが入っています。白いG-SHOCKがまとめて手に入る、いちばん分かりやすいシリーズです。
定番の白を載せていない理由
「GA-2100の白」「DW-5600の白」のような定番カラーを探している方も多いはずです。ただ今回、カシオ公式の製品ページを開くことができず、型番・定価・発売日を確認できませんでした。
当店は公式で裏が取れなかった数字を推測で書かない方針のため、この記事では確認できた8型番だけを載せています。定番モデルの現行カラーは、カシオの公式サイトでご確認ください。
いちばん手に取りやすい白はどれ?
GMA-P2100-7Aです。発売時15,950円と白のなかで最も安く、約40gと軽いので手首が細い方でも収まります。
GMA-P2100-7A
発売時の定価 15,950円(税込) / 約40g / 2024年1月19日発売

八角形ベゼルでおなじみの「2100」シリーズを、さらに小さくしたモデルです。公式の説明によると、GMA-S2100と比べてケースは横方向に2.7mm小さく、時計全体の長さも約10mm短くなっています。
白のG-SHOCKでよくある「文字板だけ色が違う」という作りではなく、ボディも文字板も針もすべて白のワントーン。同系色でトーンだけ変えてあるので、のっぺりせず立体感が出ています。
重さは約40g。腕に着けていることを忘れる軽さで、袖に引っかかりにくいのも助かります。ベゼルとバンドにはバイオマスプラスチックが使われています。
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2024年1月11日)https://www.casio.co.jp/release/2024/0111-gma-p2100/
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運動でも使える白のG-SHOCKはある?
GBD-300-7があります。走った距離やペースを測り、スマートフォンと連携できる白いランニング向けモデルです。
GBD-300-7
発売時の定価 25,300円(税込) / 約60g / 2024年7月5日発売

ランニング向けの「G-SQUAD」シリーズの1本です。加速度センサーで距離・速度・ペースを計算して表示し、走行データは最大100走分まで記録できます。歩数も日ごとに確認できます。
スマートフォンとBluetoothでつながるので、時刻合わせは自動、通知も腕で受け取れます。バイブレーション機能があるため、走っているときでも気づけます。
電池はCR2032で約2年。ソーラーではありませんが、充電の手間がないという意味では日常使いに向いています。白は汗をかいたときの見た目が涼しく、運動用として選ぶ人が多い色です。
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2024年6月17日)https://www.casio.co.jp/release/2024/0617-gbd300/
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白いG-SHOCKはなぜ黄ばむ?
樹脂が紫外線と皮脂で変色するためです。故障ではなく素材の性質なので、白を選ぶ以上は避けられません。
白いG-SHOCKのベルトやベゼルは、樹脂(プラスチック)でできています。この樹脂は、時間とともに少しずつ色が変わります。原因は主に3つです。
① 紫外線
いちばん影響が大きいのが日光です。窓際に置きっぱなしにした個体は、数か月でも色の差が出ます。左右で日の当たり方が違うと、ベルトの片側だけ色が濃くなることもあります。
② 皮脂と汗
腕に触れる面には、毎日皮脂と汗が付きます。これが樹脂に染み込んで、裏側から黄色くくすんでいきます。表より裏のほうが先に黄ばむのは、このためです。
③ 保管中の酸化
着けていない時計も、少しずつ変色します。箱に入れて放置していた個体が、開けたら黄ばんでいたというのは珍しくありません。空気に触れているだけでも変化は進みます。
査定の現場で言うと、白は「状態の差がいちばん出る色」です。黒なら少々の汚れは目立ちませんが、白は使い方の差がそのまま表に出ます。同じ型番・同じ年式でも、見た目の印象がまるで違うことがあります。
特別カラーのモデルでも同じで、当店でフロッグマンの「メン・イン・ホワイトグレー」(DW-8201WC)を査定したときの記録には、「特別カラーは色ヤケが出やすいため、保管状態がそのまま金額に響きます」と残っています。白系は、しまい方で金額が動く色だということです。
ただ、勘違いされやすいので言っておくと、当店は「白だから」という理由で減額はしません。減額の理由になるのは、黄ばみ・汚れ・傷といった状態です。きれいな白は、きれいな黒と同じように評価します。
黄ばんだ白は元に戻せる?
表面の汚れなら落ちますが、樹脂の内部まで進んだ黄ばみは戻りません。漂白剤を使うのは避けてください。
「黄ばみは落ちますか」というご相談は、本当によくいただきます。答えを分けると、こうなります。
| 黄ばみの種類 | 見分け方 | 戻るか |
|---|---|---|
| 表面の汚れ | 指でこすると少し薄くなる | 中性洗剤で落ちる |
| 皮脂の染み込み | 裏側やベルトの溝が濃い | 薄くなる程度 |
| 樹脂そのものの変色 | 全体が均一に黄色い | 戻らない |
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やってはいけない「白く戻す」方法
塩素系漂白剤に浸ける:ネットでよく見かける方法ですが、樹脂が痛んでもろくなります。ベルトが根元から切れる原因になります。
メラミンスポンジで強くこする:表面を削って白く見せているだけです。ツヤが失われ、プリントされた文字が消えます。査定では、はっきり分かります。
除光液・アルコールで拭く:樹脂が溶けて白く曇ります。一度曇ると元には戻りません。
いずれも、やる前より査定額が下がる結果になりがちです。売るつもりがあるなら、黄ばみはそのままで出してください。査定士は黄ばみを織り込んで見ています。
安全にできるのは、ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かし、柔らかい歯ブラシで溝を洗って、よく乾かすところまでです。これで落ちる範囲が、いま落とせる範囲だと考えてください。ベルトの扱いについてはG-SHOCKのベルト交換・劣化の記事もあわせてどうぞ。
白のG-SHOCKはいくらで売れる?
型番と状態次第です。当店の実績では、白ベースの個体で300円から24,000円まで幅がありました。
当店が実際に買い取った、白ベースの型番の実績です。数字はすべて実際にお支払いした金額で、平均や目安ではありません。
| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 |
|---|---|---|---|
| 2026年7月 | GW-9408KJ-7JR(Love The Sea And The Earth/ホワイト) | A | 24,000円 |
| 2023年1月 | GM-2100RI21-7AJR(石川遼モデル) | S | 15,000円 |
| 2024年3月 | GA-110PS-7AJR(コラボレーションモデル) | E | 10,000円 |
| 2023年11月 | GBD-H1000-7A9 | B | 10,000円 |
| 2023年4月 | GST-W110D-7AJF | B | 7,500円 |
| 2023年1月 | MSG-W100-7AJF | S | 7,000円 |
| 2025年11月 | DW-8201WC(メン・イン・ホワイトグレー) | B | 5,000円 |
| 2023年2月 | GA-2100THB-7AJF | B | 4,000円 |
| 2025年10月 | BG-5601SW-7AJR | A | 3,000円 |
| 2023年6月 | GA-100B-7AER | A | 2,000円 |
| 2026年1月 | GA-110C-7AJF | E | 300円 |
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※ 状態ランクは S=新品同様/A=美品/B=使用感あり/E=ジャンク・動作未確認です。当店の実績データには色の記録がないため、GW-9408KJ-7JRとDW-8201WC以外は、型番の記号から白ベースと判断して並べています。カシオは白系のカラーに「-7」「-7A」という記号を使っており、今回確認したGMA-P2100-7A・GMA-S2100MD-7A・GBD-300-7もすべてホワイトでした。
この表からはっきり分かるのは、金額を決めているのは色ではなく型番と状態だということです。いちばん高い24,000円は、白いGW-9408KJというイルカ・クジラ(Love The Sea And The Earth)の限定モデルでした。逆に300円になったのは、外装の傷みが強く出ていた個体です。
自分の型番でいくらになるか調べたい方は、こちらから検索してみてください。
査定で白のどこを見られる?
ベルトの裏側と溝、ベゼルの角、そしてバンドの通し穴まわりです。白はこの3か所に差が出ます。
白い個体が来たら、まずベルトを裏返します。表がきれいでも、裏が黄色くなっている個体は多いからです。ここは腕に密着する場所なので、皮脂の影響がまっすぐ出ます。
次に見るのがベゼルの角。机やドアの枠にぶつけると、白は削れた部分が黒ずんで見えます。黒い個体なら気づかない程度の擦れでも、白は目立ちます。
そしてバンドの通し穴のまわり。毎日同じ穴で留めていると、そこだけ樹脂が伸びて汚れが溜まります。ときどき隣の穴に変えるだけで、傷み方が違ってきます。
逆に言えば、この3か所さえきれいなら、白は評価が伸びます。白は減点されやすい色ではなく、手入れの差が金額に反映されやすい色だと考えてください。動かない個体や電池切れでも査定はできますので、ジャンク状態だからと処分しないでください。
白と黒、売るならどちらが有利?
色だけで有利・不利は決まりません。ただし状態を保つ手間は、白のほうが確実にかかります。
「白は売るとき不利」と言われがちですが、当店の実績を見るかぎり、色そのもので金額が決まっている事実はありません。24,000円も3,000円も、どちらも白ベースの個体です。
差が出るのは、そこに至るまでの過程です。黒は多少ぞんざいに扱っても見た目が保たれますが、白は同じ扱いをすると数年で印象が変わります。つまり「白が安い」のではなく「白は状態が落ちやすい」ということです。
選ぶときの考え方
いずれ売るつもりで、手入れをあまりしたくない——そういう方には、正直なところ黒のほうが向いています。オールブラックのモデルは、この点でかなり気楽です。
逆に、今の自分が着けたい色を優先したいのであれば、白を選んで問題ありません。手入れといっても、日光を避けてしまうことと、ときどき洗うことくらいです。手間に見合うだけの見た目の良さがあります。
白を白いまま保つにはどうする?
直射日光を避けてしまい、使ったあとに汗を落とし、完全に乾かしてから収納する。この3つで十分です。
① 窓際に置かない
いちばん効くのがこれです。時計スタンドを窓際に置いている方は、今日にでも移動してください。日の当たらない引き出しや箱にしまうだけで、変色の進み方がまるで違います。車のダッシュボードに置くのも避けてください。
② 使った日はぬるま湯で流す
汗をかいた日は、ぬるま湯でベルトを流して、柔らかい布で拭くだけで十分です。皮脂が染み込む前に落とすのが目的なので、こすらなくて構いません。ボタンの隙間とベルトの溝を意識して流してください。
③ 完全に乾かしてからしまう
濡れたまま箱に入れると、湿気がこもって黄ばみが早まります。タオルで拭いたあと、しばらく置いて完全に乾かしてから収納してください。急ぐ場合でも、ドライヤーの熱風は使わないでください。
それでも黄ばみは、いつかは出ます。「白は消耗品として楽しむ色」と考えて、気に入っているうちに着けて、印象が変わってきたら売る。これがいちばんもったいなくない付き合い方です。売りどきの判断については、G-SHOCKを高く売るためのポイントも参考にしてください。
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白のG-SHOCKについてよくある質問
白のG-SHOCKで、いちばん安いモデルはどれですか?
白いG-SHOCKの黄ばみは、何年くらいで出ますか?
黄ばんだG-SHOCKでも買取してもらえますか?
白のベルトだけ交換することはできますか?
白いG-SHOCKは女性向けですか?
PRECIOUS HEART SELECTIONの白は、まだ買えますか?
白のG-SHOCKを普段使いすると、すぐ汚れませんか?
白いG-SHOCKは、いつ売るのがいいですか?
まとめ:白は「状態で決まる色」
最後に要点を整理します。
| こんな人に | おすすめの型番 | 発売時の定価 |
|---|---|---|
| とにかく軽く、安く白を試したい | GMA-P2100-7A | 15,950円 |
| 白に少し華やかさが欲しい | GMA-S2100MD-7A | 18,150円 |
| 文字板の色で個性を出したい | GA-2100WS/GMA-S2100WS/GA-110WS | 18,150円〜19,800円 |
| 走るときに使いたい | GBD-300-7 | 25,300円 |
| 白でも質感を落としたくない | GM-2100WS/GM-S2100WS | 27,500円/26,400円 |
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買取店の立場から正直に言うと、白は「安い色」ではなく「差が出る色」です。同じ型番でも、しまい方ひとつで数年後の金額が変わります。黄ばみは避けられませんが、進み方は自分で遅くできます。
やることは難しくありません。日の当たらない場所にしまう。汗をかいたら流す。乾かしてから片づける。この3つだけで、白いG-SHOCKはずいぶん長くきれいなままでいてくれます。
いま手元にある白のG-SHOCKがいくらになるか気になったら、型番を入れて買取実績を検索してみてください。実際に当店が買い取った金額を、そのまま公開しています。