G-SHOCKで人気のモデルは?買取実績399件が示した本当に選ばれているシリーズ

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CONCLUSION

この記事の結論(先に知りたい方へ)

  • カシオ公式が「G-SHOCKを代表するシリーズ」と呼んでいるのは5000/5600/110/6900/2100の5つ。これを「アイコニックスタイル」と呼びます
  • 当店に実際に持ち込まれたG-SHOCK399件で最も多かったのは、意外にもフロッグマン(DW-8200系)の32件でした
  • 続いてDW-5600が17件、DW-6900が16件、GA-2100が15件。定番の角型・丸型は、いまも変わらず動いています
  • 人気があること高く売れることは別の話です。定番の標準色は2,000〜4,000円台が中心で、値段は伸びにくくなります
  • 逆に金額が跳ねるのは限定色・コラボ・フルメタル・MR-G。同じGA-2100でも標準色2,500円に対し、限定モデルは24,000円という実績があります
  • 電池が切れていても、動かなくても値段は付きます。ジャンク扱いの84件でも中央値3,000円でした

「G-SHOCK 人気」で検索すると、ランキング記事がたくさん出てきます。ただ、その多くは新品の売れ筋やSNSでの話題を並べたものです。

私たちはG-SHOCKの買取専門店なので、少し違う角度から答えられます。実際に手元から離れていった時計のデータです。何が多く持ち込まれ、どの型番にいくら付いたのか。ここには、買う前には見えない「その後」が出ています。

この記事では、カシオ公式のニュースリリースで確認できた事実と、当店の買取実績399件(2020年9月〜2026年7月)を突き合わせて、「本当に選ばれているG-SHOCK」を整理します。数字はすべて実際の査定額そのままで、丸めたり平均を作ったりはしていません。

G-SHOCKで人気のモデルはどれ?

当店の買取実績399件で最も多かったのはフロッグマンのDW-8200系(32件)。次いでDW-5600が17件、DW-6900が16件、GA-2100が15件と続きます。

まずは結論から、実数で見てください。下の表は、当店が査定したG-SHOCK399件を型番の系統ごとに数えたものです。買取金額はすべて実際に付いた金額で、レンジは最安と最高、中央値は真ん中の1件です。

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順位型番系統件数買取金額のレンジ中央値
1DW-8200/DW-8201(フロッグマン)32件4,000〜20,000円8,000円
2DW-5600(角型)17件700〜22,000円2,000円
3DW-6900(3つ目)16件600〜65,000円3,500円
4GA-2100(八角形)15件1,200〜24,000円3,300円
5DW-8600(フィッシャーマン)9件2,000〜10,000円4,000円
6GA-110/GA-11009件300〜10,000円3,000円
7GA-1007件800〜3,000円2,000円
8GM-2100(メタルベゼル)6件2,500〜15,000円4,000円
9GW-9400(レンジマン)6件6,000〜16,000円8,000円
10DW-9900(フロッグマン系)5件2,500〜15,000円4,500円

新品の売れ筋ランキングとは、かなり顔ぶれが違うはずです。特に1位のDW-8200系は、いまは店頭で新品を見かけない型番です。「昔買って、大事に持っていた人が多い」という意味での人気が、そのまま数字に出ています。

カシオ公式が「代表シリーズ」と呼ぶのはどれ?

5000/5600/110/6900/2100の5つです。カシオはこれらをまとめて「アイコニックスタイル」と呼んでいます。

ここは他人のランキングではなく、メーカー自身の言葉で確認できます。カシオ計算機のニュースリリースに、次のようにはっきり書かれています。

カシオ公式の記述

「“G-SHOCK”を代表するシリーズ「アイコニックスタイル」のひとつである「DW-6900」は、ブランドやアーティスト、環境団体など、これまでに100を超えるコラボレーションのベースモデルに採用されてきました。」

そして注釈として、アイコニックスタイルの中身がこう定義されています。「初号機「DW-5000C」のフォルムを引き継いだ「5000」「5600」、立体的な文字板の「110」、八角形ベゼルの「2100」を含めた全5シリーズ」(残るひとつが「6900」です)。

出典:カシオ計算機 ニュースリリース「「DW-6900」シリーズ誕生30周年を記念した“G-SHOCK”」(2025年1月29日)
https://www.casio.co.jp/release/2025/0129-dw6900tr/

G-SHOCK DW-6900シリーズ誕生30周年記念モデル DW-6900TR
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2025年1月29日)/写真は30周年記念モデル『DW-6900TR』

同じリリースには、DW-6900が1995年生まれであることも記されています(バックライト点灯時に「SINCE 1995」の文字が浮かぶ、という記述です)。30年間ずっと現役で、100以上のコラボの土台になってきた。これは「人気」という言葉の、かなり客観的な裏づけです。

5つのシリーズの見分け方を、公式の説明にもとづいて整理します。

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シリーズ形の特徴(公式の表現)代表的な型番
5000初号機「DW-5000C」のフォルムを引き継ぐ角型DW-5000/GMW-B5000
5600同じく初号機のフォルムを引き継ぐ角型DW-5600
110立体的な文字板GA-110
69003連グラフィックとフロントボタンを持つラウンドフォルムDW-6900
2100八角形ベゼルGA-2100/GM-2100

ここで一度、答え合わせ

公式の「代表5シリーズ」と、当店の持ち込み数ランキングを重ねると、5600・6900・2100・110の4つがすべて上位に入っています。メーカーが代表と呼ぶシリーズは、買取の現場でも実際によく見ます。ここは一致しました。

一致しなかったのが、ランキング1位のフロッグマン(DW-8200系)です。これはアイコニックスタイルには入っていません。次章で、なぜこれが1位になるのかを説明します。

買取店にいちばん多く持ち込まれるシリーズは?

フロッグマンです。G-SHOCK399件のうち56件と、シリーズ別では突出しています。定番の角型・丸型より多いのが実情です。

型番ではなく「シリーズ」でまとめ直すと、順位が変わります。

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シリーズ件数(G-SHOCK399件中)ひとことで言うと
FROGMAN フロッグマン56件ダイビング向けの左寄せケース。中古の主役
ANALOG-DIGITAL アナデジ43件針と液晶の組み合わせ。GA-2100やGA-110など
DIGITAL デジタル42件DW-5600やDW-6900などの液晶モデル
COLLABORATION コラボ25件ブランド・アーティスト・球団などとの限定品
MT-G エムティージー19件メタルと樹脂の複合構造。高価格帯
G-STEEL ジースティール19件金属外装のアナデジ
MR-G エムアールジー16件最上位ライン。10万円超えの主戦場
イルカクジラ イルクジ14件毎年出る保護支援モデル。コレクター需要
FULL METAL フルメタル13件GMW-B5000系。角型のフルメタル化

フロッグマンが多い理由は、買取の現場に立っているとよく分かります。コレクションとして複数本まとめて持っている方が多いのです。1本だけ買って終わり、という買われ方をしていません。だから手放すときも、まとまった本数で動きます。

カシオ公式も、フロッグマンが属する“Master of G”について「“G-SHOCK”の中でも特にタフネスの極限に挑むシリーズとして高い支持を集める」と表現しています。マッドマンのモグラ、レンジマンのヤマネコなど、シリーズごとに裏蓋のキャラクターが違うことも、集める楽しさにつながっています。

出典:カシオ計算機 ニュースリリース「“Master of G”歴代キャラクターが集結した“G-SHOCK”」(2022年6月15日)
https://www.casio.co.jp/release/2022/0615-dw-5600gu-7/

査定士より

フロッグマンは、査定していていちばん「持ち主の性格」が出るシリーズです。箱・保証書・替えバンドまできれいに残っている個体が、他のシリーズより明らかに多い。大事に持っていた人が、まとめて整理するタイミングで出てくるという動き方をします。

DW-8200-1Aを査定したときの記録には、こう書きました。「ランクBでベゼル・ベルトともに大きな欠けはなく、液晶も良好でした。DW-8200系は根強い人気があり、評価の付けやすい型番です」。評価が付けやすい、というのは買う側にとっても安心材料になります。

一方で、特別カラーは注意が必要です。DW-8201WC(メン・イン・ホワイトグレー)のときのコメントは「特別カラーは色ヤケが出やすいため、保管状態がそのまま金額に響きます」。白や淡い色は、直射日光の当たる場所に置いていた個体とそうでない個体で、はっきり差が出ます。

人気モデルは実際いくらで買い取られている?

定番の標準色は2,500〜6,000円が中心です。同じ系統でも限定・コラボになると10,000〜24,000円と、4倍以上の差がつきます。

ここからは、当店で実際に付いた金額をそのまま並べます。査定日・型番・状態ランク・金額のすべてが実データです。

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査定日型番状態買取金額ひとこと
2026-07-02DW-8200-1AB5,000円フロッグマンの定番色
2022-09-28DW-8201GF-4JFB14,000円同じ8200系でも限定は跳ねる
2023-06-05DW-5600SMB-4JRA6,000円角型のコラボモデル
2025-10-15DW-6900SW-6JRB10,000円3つ目の限定カラー
2022-06-20DW-6900JK-4JRB18,000円錦鯉モデル
2023-02-11GA-2100-1A1JFS4,500円未使用同様でもこの金額
2023-02-11GA-2100-1AJFB2,500円標準色・使用感あり
2024-10-01GA-2100MNG-2AJRA24,000円MANGAモデル。標準色の約10倍
2026-06-12GM-2100N-2AJFB4,000円メタルベゼルの2100
2024-10-01GW-9400J-1JFB6,000円レンジマン標準色
2023-06-12GW-9400SRJ-4JFB16,000円レンジマンの限定色
2026-05-11GA-110MC-1AJFB3,600円クレイジーカラーズ

同じ日に査定したGA-2100を比べると分かりやすいはずです。状態Sの標準色が4,500円、状態Bの標準色が2,500円。そして別の日に査定したMANGAモデルは状態Aで24,000円。状態の差より、型番の差のほうがはるかに大きいのです。

もっと詳しい実績を見たいとき

ここに載せた以外の実績も、査定士のコメント付きで公開しています。ご自分の型番で探してみてください。買取実績一覧はこちら

人気なのに安い型番があるのはなぜ?

定番モデルは生産数が多く、中古の流通量も多いためです。人気があるほど「探せば見つかる」状態になり、1本あたりの単価は上がりにくくなります。

ここが、買う前にいちばん誤解されやすいところです。「人気なら高く売れるはず」と思って持ち込まれる方が多いのですが、実際には逆に働くことがあります。

G-SHOCK 2100シリーズ 八角形ベゼルのモデル
出典:カシオ計算機 ニュースリリース(2025年9月25日)/写真は2100シリーズの『GA-2100RI25』

GA-2100が良い例です。カシオ公式は、2019年に発売したGA-2100について「初代“G-SHOCK”「DW-5000C」を現代風にアレンジ。シンプルでスタイリッシュなデザインが若者を中心に全世界で好評を博しています」と説明しています。世界的に売れた、と公式が言っているモデルです。

出典:カシオ計算機 ニュースリリース「機能が進化した八角形ベゼル型“G-SHOCK”」(2022年4月14日)
https://www.casio.co.jp/release/2022/0414_ga-b2100/

ところが買取金額は、標準色で2,500〜4,500円です。世界中で売れたからこそ、中古市場にも豊富に出回っている。欲しい人がいつでも買える状態になると、買取価格は落ち着きます。これは需要が弱いのではなく、供給が強いという話です。

逆に金額が跳ねるのは、次の条件が重なったときです。

数量限定コラボレーションフルメタル・メタルベゼル生産終了箱・保証書あり周年記念モデル

この6つのうち2つ以上が当てはまると、同じシリーズでも金額が変わってきます。DW-6900の実績レンジが600円から65,000円まで開いているのは、この差がそのまま出た結果です。

状態ランクで金額はどれくらい変わる?

未使用同様(S)の中央値12,000円に対し、使用感あり(B)は6,000円、全体的に使用感あり(C)は3,000円。おおよそ半分ずつ下がっていきます。

当店ではG-SHOCKをS・A・B・C・D・Eの6段階で評価しています。399件を状態ランク別に集計すると、こうなりました。

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ランク状態の説明件数買取金額の中央値最高額の実績
S未使用または新品同様37件12,000円247,000円
Aコンディション良好な美品47件11,000円155,000円
B使用感がある比較的良好な品188件6,000円480,000円
C全体的に使用感のある品36件3,000円100,000円
D強い使用感または難あり7件10,000円
Eジャンク品/電池切れ・動作未確認84件3,000円22,000円

この表で注目してほしいのは、いちばん下のEランクです。動くかどうか分からない、電池も切れている。それでも84件の中央値が3,000円、最高で22,000円が付いています。

動かないから捨てる、はもったいない

Eランクの中央値がCランクと同じ3,000円になっているのは、ジャンクでも欲しがられる型番があるからです。フロッグマンや生産終了モデルは、部品取りや修理前提での需要があります。

実際に、電池切れのDW-8200系が20,000円になった例もあります。動かないことを理由に処分してしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

もうひとつ。Bランクの最高額が480,000円になっているのは、MR-Gの上位モデルが含まれているためです。状態ランクは同じ型番の中での比較であって、ランクだけで金額は決まりません。型番が先、状態はその次です。

値段が落ちにくい「高額シリーズ」はどれ?

MR-G、フルメタル(GMW-B5000系)、MT-Gの3つです。当店の実績でも10万円を超える金額はほぼこの3系統に集中しています。

持ち込み数のランキングとは別に、「1本あたりの金額」で見ると、まったく違う顔ぶれになります。

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査定日型番シリーズ状態買取金額
2023-05-01MRG-B2000GA-1AJRMR-GB480,000円
2024-05-05MRG-B5000R-1JRMR-GS247,000円
2023-04-16MRG-B5000BA-1JRMR-GB190,000円
2022-06-20GWF-D1000JCG-9JRフロッグマンB170,000円
2023-01-02GMW-B5000TVB-1JRフルメタルS125,000円
2022-06-12MTG-B1000RB-2AJRMT-GB115,000円
2022-10-06GMW-B5000TB-1JRフルメタルB70,000円

フルメタルについては、カシオ公式が「初号機のフォルムをフルメタル化した「GMW-B5000」」と説明しています。角型の形はそのままに、素材を金属に変えたシリーズです。同じ角型でも、樹脂のDW-5600が中央値2,000円、フルメタルが数万円台。素材の違いがそのまま金額の桁を変えています

出典:カシオ計算機 ニュースリリース「異彩を放つ黒のフルメタル“G-SHOCK”」(2022年2月24日)
https://www.casio.co.jp/release/2022/0224_gmw-b5000mb/

MR-G・MT-Gの査定でどこを見ているかは、MR-G・MT-Gを高く売るためのポイントにまとめてあります。金属モデルをお持ちの方は、そちらもあわせてご覧ください。

これから買うなら、どの人気モデルを選べばいい?

毎日使うなら、定番の角型・3つ目・八角形の3択で十分です。値落ちの少なさを重視するなら、限定色より定番色を長く使うほうが結果的に得になります。

買取店の立場から言うと、「売るとき高いから」という理由でG-SHOCKを選ぶのはおすすめしません。限定色は確かに高く売れますが、その分買うときも高く、そして手に入りにくいからです。

むしろ定番モデルは、安く買えて、雑に使えて、壊れにくい。使い倒す前提で選んだほうが、満足度は高くなります。以下、上位に入った3つの形を紹介します。

1

DW-5600(角型)

初号機のフォルムを引き継ぐ角型。カシオ公式も「初号機を受け継ぐ角型デザイン」と表現しています。当店の持ち込み数は2位で、いまも現役です。

公式が「DW-5600」をベースと明記しているDW-5600RI22の仕様は、20気圧防水・耐衝撃構造・48.9×42.8×13.4mm・約53g・電池寿命約2年。この薄さと軽さが、長く支持されている理由です。

20気圧防水耐衝撃構造約53g電池寿命 約2年ELバックライト

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2

DW-6900(3つ目)

文字板に並んだ3つのインジケーターから「3つ目」と呼ばれる丸型。カシオ公式もこの愛称をそのまま使っています。1995年生まれで、100を超えるコラボのベースになってきました。

公式が「DW-6900」をベースと明記しているDW-6900RHの仕様は、20気圧防水・耐衝撃構造・53.2×50.0×18.7mm・約67g・電池寿命約2年。角型より一回り大きく、存在感があります。

20気圧防水耐衝撃構造約67g電池寿命 約2年報音フラッシュ機能

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3

GA-2100(八角形)

2019年発売の八角形ベゼルモデル。公式が「若者を中心に全世界で好評」と書いている、いちばん新しい定番です。薄型ケースで、スーツの袖にも収まります。

電池交換をしたくない方は、ソーラー充電とスマートフォン連携を追加したGA-B2100という選択肢もあります。公式のメーカー希望小売価格は22,000円(税込)、2022年5月14日発売です。

20気圧防水耐衝撃構造薄型ケースカーボンコアガード構造(GA-B2100)タフソーラー(GA-B2100)

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価格と在庫についてのお願い

上の3つのうち、DW-5600とDW-6900の標準モデルについては、カシオ公式サイトで定価と現行品かどうかを確認できませんでした(当社の環境から公式の製品ページを開けなかったため)。記事に書いた仕様は、公式がそれぞれのベースモデルと明記している限定モデルのリリースに載っていた数値です。

購入前の定価・在庫・現行品かどうかは、カシオ公式サイトまたは各ショップの表示でご確認ください。

人気モデルを高く売るには何をすればいい?

型番を正確に伝えること、箱と保証書を探すこと、そして無理に磨かないこと。この3つで、同じ時計でも金額が変わります。

ここは買取店として、いちばんお伝えしたいところです。

① 型番を裏蓋で確認してから相談する

DW-6900の実績レンジは600円から65,000円です。「DW-6900です」だけでは、100倍の幅の中のどこにいるか分かりません。裏蓋に刻まれた型番の末尾まで見てください。査定士のコメントにも「DW-6900系はバリエーションが多く、カラーや仕様によって相場が大きく異なるため、型番を確認して査定しています」と残っています。

② 箱・保証書・替えバンドを探す

限定モデルほど、付属品の有無が効きます。特に周年記念やコラボは、専用パッケージそのものに価値があります。引き出しの奥や押し入れを一度探してみてください。

③ 自分で強く磨かない

よかれと思って研磨剤で磨いてしまうと、メタルベゼルの表面処理が削れて逆に評価が下がります。やわらかい布で汚れを拭き取る程度で十分です。GM-2100の査定コメントにも「ベゼルに目立つ打ち傷があると減額につながるため、重点的に確認しています」とあります。傷を作らないことのほうが、磨くことより大切です。

もう少し詳しい条件はG-SHOCKが高く売れる条件に、査定前のチェック項目は買取前のチェックリストにまとめています。

型番が分かっている方は、こちらから過去の実績を直接検索できます。

G-SHOCKの人気モデルについてよくある質問

G-SHOCKで一番人気のモデルは何ですか?
見方によって答えが変わります。カシオ公式が「代表シリーズ(アイコニックスタイル)」と呼んでいるのは5000・5600・110・6900・2100の5つです。一方、当店に実際に持ち込まれた買取実績399件で最も多かったのは、フロッグマンのDW-8200系で32件でした。新品の売れ筋と、中古で動いているモデルは必ずしも一致しません。
人気のG-SHOCKは高く売れますか?
必ずしもそうではありません。定番モデルは生産数が多く中古の流通量も多いため、1本あたりの金額は上がりにくい傾向があります。当店の実績では、GA-2100の標準色は状態Sでも4,500円、状態Bで2,500円でした。一方、同じGA-2100でもMANGAモデルは状態Aで24,000円です。金額を大きく動かすのは人気そのものより、限定かどうか・素材が金属かどうかです。
電池が切れて動かないG-SHOCKでも買い取ってもらえますか?
買い取れます。当店ではジャンク品・電池切れ・動作未確認をEランクとして査定しており、実績84件の中央値は3,000円、最高は22,000円でした。フロッグマンや生産終了モデルは動かない状態でもしっかり値段が付きます。動かないことを理由に処分しないでください。
DW-5600とDW-6900はどちらが人気ですか?
当店の持ち込み数ではDW-5600が17件、DW-6900が16件とほぼ互角でした。買取金額の中央値はDW-5600が2,000円、DW-6900が3,500円です。ただしDW-6900は600円から65,000円までレンジが広く、限定モデルの比率が高いことが分かります。カシオ公式によれば、DW-6900は100を超えるコラボレーションのベースモデルに採用されてきました。
フロッグマンが買取店で多いのはなぜですか?
コレクションとして複数本まとめて所有している方が多いためです。1本だけ購入して終わりという買われ方をしていないので、整理するときもまとまった本数で動きます。カシオ公式も、フロッグマンが属する“Master of G”を「特にタフネスの極限に挑むシリーズとして高い支持を集める」と表現しています。
10万円を超えるG-SHOCKはどのシリーズですか?
当店の実績では、MR-G・フルメタル(GMW-B5000系)・MT-Gの3系統に集中しています。最高額はMRG-B2000GA-1AJRの480,000円(状態B)、次いでMRG-B5000R-1JRの247,000円(状態S)でした。フロッグマンでもGWF-D1000JCG-9JRが170,000円という実績があります。
買取に出す前に自分で磨いたほうがいいですか?
強く磨く必要はありません。研磨剤を使うとメタルベゼルの表面処理が削れ、かえって評価が下がることがあります。やわらかい布で汚れを拭き取る程度で十分です。バンドの隙間やボタンのまわりのホコリを落としておくと、状態が正しく伝わります。
状態が悪いと買取金額はどのくらい下がりますか?
当店の399件を状態ランク別に集計すると、未使用同様(S)の中央値が12,000円、美品(A)が11,000円、使用感あり(B)が6,000円、全体的に使用感あり(C)が3,000円でした。おおよそ1ランクごとに半分近く下がる計算です。ただし型番による差のほうが大きいため、状態が悪いからと諦めずに一度ご相談ください。

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まとめ:人気の答えは「公式の5シリーズ」と「現場の1位」の両方にある

最後に、この記事で分かったことを整理します。

カシオ公式が代表シリーズと呼ぶのは5000・5600・110・6900・2100の5つ。これは間違いなくG-SHOCKの顔です。一方、買取の現場でいちばん多く出会うのはフロッグマン(DW-8200系)でした。前者は「新品でよく売れている形」、後者は「大事に持たれてきた形」だと考えると、両方とも正しい人気の姿です。

そして、人気と金額は別ものでした。定番の標準色は2,000〜4,000円台に落ち着き、金額が跳ねるのは限定・コラボ・金属モデルです。買うときは値段の落ちにくさより「使いたい形かどうか」で選んだほうが後悔しません。どうせ長く使う道具です。

そのうえで、もう使っていない1本が引き出しに眠っているなら、一度金額を見てからでも遅くありません。動かなくても、ベルトが切れていても、査定はできます。当店の実績では、Eランク84件の中央値が3,000円でした。捨てる前に、まずは見せてください。

型番ごとの詳しい相場は、DW-8200DW-5600DW-6900GA-2100GM-2100GW-9400GMW-B5000DW-9900 の各ページにまとめています。

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