【高級品】G-SHOCKの高額商品ランキング|高機能・コラボや素材【Gショック】
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G-SHOCKで1番高額なモデルとは
強くて、機能的で、コストパフォーマンスに優れたイメージを持つG-SHOCK。
そのせいもあってか、G-SHOCKは高級時計の印象があまり浮かばない方も多いでしょう。
今回は、これまでに販売されてきたG-SHOCKの中で、最も高額なモデルをランキングで紹介していきます。
G-SHOCKの高級ラインに触れることで、日本の職人による先進技術の凄さがわかりますよ。
高額なG-SHOCKには理由がある
G-SHOCKには、シリーズや限定モデルによって値段が大きく異なります。
中でも高級ラインと言われるG-SHOCKのシリーズでは、MR-Gが代表格でしょう。
MR-Gは、日本の山形の工場内に設けられた、プレミアム商品専用ラインで生産されています。
その現場には、特別な資格を持つ技術者だけが集まっており、経験豊富なプロフェッショナル集団によってMR-Gが生み出されているのです。
そんな誇らしいメイドインジャパンのG-SHOCKですが、同じ時計でもなぜ高額になるのでしょうか?
その理由は、大きく分けると3つあります。
- 貴重な素材
- 独自の手法
- 職人技術による手作業
貴重な素材
MR-Gなどの高級モデルには、従来のG-SHOCKに使われていない貴重な素材を多用しています。
中でも「チタン」は、MR-Gに採用する素材として、多く取り扱っていますよ。
純度の高いチタンや合金チタンなどを加工することで、時計の高貴な輝きが作られていきます。
独自の手法
外装にこだわりを追求する分、G-SHOCKのコンセプトである耐衝撃性もパワーアップ。
貴重な素材であるチタンは、他の素材よりも軽量で衝撃に強い反面、加工が大変難しい素材です。
しかし、開発者による試行錯誤によって、G-SHOCK独自の手法が次々と生み出されていきます。
代表的なのは、二重表面処理という「深層硬化処理」や「DLC(ダイヤモンドライク・カーボン)加工」など。
素材を最大限に活かす加工を施すことで、高い耐傷性が実現し、製品化につながっていくのです。
職人技術による手作業
高級ラインのG-SHOCKは全て1点物です。
どんなに技術の高い職人でも、1日あたり2〜3点が限界だといわれます。
まさに、職人が手がける芸術品といえるでしょう。
G-SHOCK 高額ランキング トップ5
最上位ランクのG-SHOCKトップ5を高額順に紹介していきます。
値段も見どころですが、モデルそれぞれのコンセプトに注目してみると、さらに楽しめますよ。
【第1位】G-D5000-9JR
7,700,000円(税抜)
2019年12月受注限定発売
G-SHOCKの最高額モデルといえば、G-D5000-9JRがダントツでしょう。
G-SHOCK誕生35周年を飾る、特別なプロダクトとして誕生した、金無垢G-SHOCK。
外装に18KTの純金を用いた、スペシャルレアモデルです。
2015年に開催された、時計と宝飾の祭典「BASEL WORLD(バーゼルワールド)2015」での初披露が始まり。
発表当時は大きな話題となり、誰しも1度は耳にした記憶があるのではないでしょうか。
2015年の初披露から、商品化を目指すべく、開発者によるドリームプロジェクトを結成。
歳月をかけて誕生したG-D5000-9JRは、世界限定35本のみの完全受注生産で商品化が実現しました。
G-SHOCKの高級ラインの中でも、770万円と桁外れの値段ですが、予約段階で即完売だったそうですよ。
輝かしい見た目だけでなく、G-SHOCKらしい実用的な機能性も充実した、完璧なハイスペックモデルです。
【第2位】MRG-B2000GA-1AJR
935,000円(税込)
2022年11月発売
2023年で40周年を迎える、G-SHOCKの記念モデルとして誕生しました。
日本を代表する刀工の名門「月山(がっさん)」とのコラボレーションウォッチです。
月山の最大の特徴である、綾杉(あやすぎ)という鍛錬された鋼の層が生み出す肌模様を、ベゼルの素材や加工に表現。
刀匠・月山貞伸氏の手によって、バンドに鑢目(やすりめ)仕上げと銘切りを施しました。
純チタンと64チタンが組み合わさったベゼルに、ブルーグレーAIPを施すことで、独特の模様と色調を生み出しています。
日本が誇る伝統技法とG-SHOCKのタフネスが融合することで、圧倒的な存在感を放っていますよ。
世界限定500本しか流通しない、かなり貴重なMR-Gです。
【第3位】MRG-B2000BS-3AJR
880,000円(税込)
2021年6月発売
登場と同時に即完売する「匠」とのコラボレーションウォッチ。
今品はMR-G誕生25周年を記念した、400本限定のスペシャルモデルです。
MRG-B2000BS-3AJRのテーマを「華婆娑羅(はなばさら)」とし、「体制に媚びず、粋で華美な服装を好む美意識」という意味が込められています。
ベゼルには、コバリオンと呼ばれる、純チタンの約4倍の硬度を持つほどの強靭な素材を使用。
研磨職人・小松一仁氏による、コバリオンベゼルにファセットカットを施し、輝きを放つ華やかさを生み出しています。
通常は宝石の加工に用いられるファセットカットの手法は、1日に少量生産しかできないほど、極めて高度な技術が必要とされています。
時計全体には、日本の伝統色である、鉄色(くろがねいろ)をDLCコーティングによって、メインカラーと選定。
熱した鉄に現れる暗い青緑色は、まるで婆娑羅武将の美しい甲冑を表現しているかのような美しさを放っていますよ。
華やかさとタフネスが細部にまでこだわり抜かれた、まさに芸術品といえるMR-Gです。
【第4位】MRG-G2000HT-1AJR
864,000円(税込)
2017年8月発売
「BASEL WORLD(バーゼルワールド)2017」で、発表した特別な限定モデル。
甲冑や銅器などに用いられてきた日本の伝統技術「鎚起(ついき)」の技法を時計に落とし込みました。
鎚起師・淺野美芳氏の協力によって、「霞鎚目(かすみつちめ)」を、ベゼルとバンドに採用。
霞鎚目とは、綿状の目が連なっていくことで霞を連想する槌目模様を意味します。
職人技でしか生み出せないその模様は、完全1点物なので、同じ表情にはなることはありません。
ベゼルにはブルーDLC処理が施され、日本伝統色の藍を表現しています。
世界限定500本の特別モデルとして、希少価値の高いMR-Gです。
【第5位】MRG-B5000B-1JR
462,000円(税込)
2022年3月発売
G-SHOCK初号機のDW-5000Cをベースに、金属素材と鏡面仕上げを追求し、MR-Gとしてつくり上げたモデルです。
複雑な形状のベゼルを25個の部品で構成し、パーツごとに細部まで研磨を施すことができ、さらに高い質感が実現。
この手法によって、他のMR-Gシリーズに比べても、美しさのある輝きに仕上げました。
また、新しい耐衝撃構造「マルチガードストラクチャー」を搭載し、さらなる強度を高めています。
ケースには64チタンをベースとした高硬度のチタンを、バンドにはチタン合金を採用することで、高い硬度と加工の可能性を追求しています。
世界に数本しか流通しない、高額なG-SHOCK
チープカシオからMR-Gの最上位クラスまで、幅広いジャンルや価格帯を展開するCASIO。
日常では見かけることができないような、高額なG-SHOCKをランキング形式で紹介しました。
時計の値段が高ければ高いほど、実用品よりも芸術品という見方になっていくでしょう。
G-SHOCKの高級ラインは、全て日本の職人技によって誕生していることがわかりましたね。
日本人としての誇り高い技術を堪能できるのが、G-SHOCKだといえます。
ぜひあなたも、貴重なG-SHOCKをコレクションしてみてはいかがでしょうか。