G-SHOCKで心拍が測れるのはどれを選ぶ?定価41,800円〜88,000円、重さ59gから103gの8型番
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「G-SHOCKで心拍数が測れるモデルってあるの?」と聞かれることが増えました。あります。ただしカシオ公式サイトに「心拍計モデル」という一覧ページは無く、G-SQUAD・レンジマン・G-LIDE・スマートウオッチと、別々の場所にバラバラに置かれています。
そこで、カシオ計算機のニュースリリース(www.casio.co.jp/release/)を2020年から順に開いて、光学式の心拍センサーを積んでいると公式が明記しているG-SHOCKだけを抜き出しました。定価・重さ・電池のもちも、すべて公式の仕様表から取っています。
この記事の結論(先に知りたい方へ)
- カシオ公式のニュースリリースで心拍計測を明記しているG-SHOCKは、8型番にまとまります
- 定価は41,800円(DW-H5600)から88,000円(GSW-H1000)。重さは約59gから約103gと、倍近い開きがあります
- いちばん軽くて安いのはDW-H5600(約59g・41,800円)。ただしGPSは載っていません。走った距離は加速度センサーで計算します
- GPSが要るならGBD-H2000(約63g・55,000円)。心拍計つきG-SHOCKでGPSと63gを両立している唯一の型番です
- 山や海ならGPR-H1000(約92g・66,000円)。防塵・防泥構造と高度計・気圧計・タイドグラフが付きます
- 買取では、当店の実績でGPR-H1000-1JRがBランクで15,000円、GBD-H1000-7A9がBランクで10,000円。充電池とセンサーが動くかどうかが金額を大きく左右します
G-SHOCKで心拍数が測れるのはどのモデル?
公式リリースで心拍センサー搭載を明記しているのは8型番です。DW-H5600系・GBX-H5600・GBD-H2000・GBD-H1000・GPR-H1000・GSW-H1000に分かれます。
まず全体を一覧にします。ここに載っている数字は、すべてカシオ計算機が発売時に出したニュースリリースの表から取ったものです。
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| 型番 | シリーズ/立ち位置 | 発売 | 定価(税込) | 質量 | GPS |
|---|---|---|---|---|---|
| DW-H5600-1/-2 | G-SQUAD。初号機の角型フォルムに心拍計を載せた最小構成(樹脂ベゼル) | 2023年5月19日 | 41,800円 | 約59 g | 非搭載 |
| DW-H5600MB-1/-2 | 同上。ベゼルをメタルにした仕様 | 2023年5月19日 | 44,000円 | 約65 g | 非搭載 |
| GBX-H5600-1/-2 | G-LIDE。シリーズ初の心拍計測。タイドグラフとMIP液晶 | 2026年5月15日 | 44,000円 | 公式で確認できず | 非搭載 |
| GBD-H2000-1A/-1A9/-1B/-2 | マルチスポーツ対応。ラン・バイク・スイムまで。この一覧で最軽量のGPS機 | 2023年3月10日 | 55,000円 | 約63 g | 搭載 |
| GBD-H1000-1A7/-1/-4/-8 | 心拍計とGPSを積んだ最初のG-SHOCK。VO2MAXやリカバリータイムを表示 | 2020年5月 | 55,000円 | 約101 g | 搭載 |
| DW-H5600EX-1 | 付け替え可能なケースとバンドを同梱した仕様(メタルベゼル) | 2023年5月19日 | 60,500円 | 約65 g | 非搭載 |
| GPR-H1000-1/-9 | レンジマン。防塵・防泥構造。方位・気圧・高度・温度・タイドグラフ | 2024年1月19日 | 66,000円 | 約92 g | 搭載 |
| GSW-H1000-1/-1A/-1A4 | G-SHOCK初のWear OS by Google搭載スマートウオッチ。カラー液晶とタッチパネル | 2021年5月15日 | 88,000円 | 約103 g | 搭載 |
この記事の数字の出どころ
定価・発売日・質量・電池のもちは、すべてカシオ計算機のニュースリリース(www.casio.co.jp/release/)の仕様表から取っています。まとめサイトや当店の旧記事は使っていません。
GBX-H5600だけは、公式リリースに仕様表が付いておらず、質量を確認できませんでした。推測で数字を入れると比較の意味がなくなるので、空欄のままにしてあります。定価と発売日はリリースの表に記載があります。
いちばん軽いのはどれ?
DW-H5600の約59gです。GSW-H1000の約103gとは44gの差があり、腕に載せるとはっきり違いが分かります。
心拍計つきの時計は、センサーと充電池が入るぶん、普通のG-SHOCKより重くなりがちです。それでも公式の数字を並べると、40g以上の開きがありました。
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| 型番 | 質量 | 大きさ(縦×横×厚さ) | 心拍を使ったときの持続時間 |
|---|---|---|---|
| DW-H5600-1/-2 | 約59 g | 51.1×44.5×17.4 mm | 約35時間(アクティビティ機能/心拍あり) |
| DW-H5600MB/EX | 約65 g | 51.1×44.5×16.6 mm | 約35時間(同上) |
| GBD-H2000 | 約63 g | 59.6×52.6×19.4 mm | 約14〜19時間(GPSの受信間隔で変わる) |
| GPR-H1000 | 約92 g | 60.6×53.2×20.3 mm | 約14〜19時間(同上) |
| GBD-H1000 | 約101 g | 63.0×55.0×20.4 mm | 最大約14時間(GPS連続計測+心拍) |
| GSW-H1000 | 約103 g | 約65.6×56.3×19.5 mm | 通常使用で約1.5日(カラー表示) |
ここで一つ、見落とされやすい点があります。軽いDW-H5600のほうが、心拍を使ったときの電池は長くもちます。約35時間で、GPS機の約14〜19時間の倍以上です。理由は単純で、いちばん電気を食うGPSを積んでいないからです。
DW-H5600(G-SQUAD)
定価 41,800円(税込)/約59 g/GPSなし

公式の説明は「“G-SHOCK”初号機の角型フォルムを受け継ぎながら、さらなる機能進化として、スポーツシーンで便利な心拍計測機能を搭載した耐衝撃ウオッチ」。ランニング・ウォーキング・ジムワークアウト・インターバルトレーニングの4つに対応します。
計測したデータの分析には、ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを使っていると公式が明記しています。心拍の計測範囲は30〜220bpm、睡眠計測と血中酸素レベル(80〜100%)も同じ仕様表に載っています。
この1本を選ぶ理由は「軽さ」と「もち」です。心拍をオフにしたウオッチモードなら約1カ月、パワーセービング状態なら約11カ月動きます。毎日つけっぱなしにする使い方に向いています。
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走った距離をきちんと測りたいなら、どれを選ぶ?
GBD-H2000です。GPSを積みながら約63gに収まっていて、心拍計つきG-SHOCKの中では群を抜いて軽い1本です。
DW-H5600にGPSは載っていません。距離やペースは加速度センサーから計算するので、腕の振り方や路面で誤差が出ます。大会に出る、決まったコースのタイムを比べる、という使い方なら、GPSがある型番のほうが向いています。
GBD-H2000(マルチスポーツ)
定価 55,000円(税込)/約63 g/GPS搭載

公式の見出しは「軽量化を図ったマルチスポーツ対応の“G-SHOCK”」。仕様表の測位機能はGPS・GLONASS・GALILEO・BEIDOU・みちびき、帯域はL1/L5と書かれています。受け取れる衛星の種類が多いほど、ビルの間や木の下でも位置が安定します。
センサーは光学式心拍計・磁気(方位)・圧力(気圧/高度)・温度・加速度・ジャイロの6種類。ジャイロはスイム分析に使われていて、ラン・ウォーク・バイク・スイムまで1本でまかなえます。
電池のもちは、GPSと心拍を使って連続受信のHIGHで最大約14時間、間欠受信のLONGで最大約19時間。心拍をオフにしたウオッチモードなら約2カ月です。
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ひとつ前の世代にあたるGBD-H1000は同じ55,000円ですが、質量は約101g。同じ定価で38g軽くなったのが、GBD-H2000の一番大きな進化です。
山や海で使うなら、どれを選ぶ?
GPR-H1000です。心拍計つきG-SHOCKで唯一、防塵・防泥構造と高度計・気圧計・方位計・タイドグラフをまとめて積んでいます。
GPR-H1000(レンジマン)
定価 66,000円(税込)/約92 g/GPS搭載

公式の見出しは「心拍計とGPS搭載したサバイバル仕様の“G-SHOCK”」。構造の欄には「耐衝撃構造、防塵・防泥構造」と書かれていて、この一覧の中でここだけが泥に強い作りになっています。
計測できるのは、高度(−700〜10,000m)、気圧(260〜1,100hPa)、温度(−10〜60℃)、16方位。さらにタイドグラフ(潮回り3段階)まで入っていて、山と海の両方に対応します。アクティビティもトレッキングから始まります。
電源は接触充電器+ソーラー充電システム。公式には「バッテリーレベルがLOWになっても、時刻表示はソーラー充電のみで駆動」とあり、充電を忘れても時計として止まらない作りです。
海がメインで、心拍も測りたいという方には、2026年に出たGBX-H5600という選択肢もあります。公式によれば“G-LIDE”シリーズとして初めて心拍計測機能を搭載したモデルで、定価は44,000円です。
GBX-H5600(G-LIDE)
定価 44,000円(税込)/質量は公式で確認できず/GPSなし

ベゼルに半透明の樹脂を使ったシースルー仕上げで、液晶は高精細なMIP液晶。公式は「直射日光下や斜めの角度からでも表示が見やすい」と説明しています。ベゼル・ケース・バンドの主な樹脂パーツにはバイオマスプラスチックを採用しています。
対応するアクティビティはランニング・ウォーキング・ジムワークアウト・インターバルトレーニングの4つで、DW-H5600と同じ構成です。そこにタイドグラフが乗った、と考えると分かりやすいと思います。シリーズの解説はG-LIDEのページにまとめてあります。
スマートウオッチのように使いたいなら、どれを選ぶ?
GSW-H1000です。G-SHOCKで唯一のWear OS by Google搭載機で、カラー液晶とタッチパネル、オフライン地図を持っています。
GSW-H1000(Wear OS by Google)
定価 88,000円(税込)/約103 g/GPS搭載

ディスプレイは1.2インチの二層構造。カラーTFT液晶(360×360ピクセル)とモノクロ液晶を重ねています。地図やアプリはカラー側で、時刻だけならモノクロ側で表示して電池を節約する仕組みです。
カラー地図はオフラインに対応し、最大5か所まで保存できます。電波の届かない場所でも地図が見られるのは、この1本だけの持ち味です。
気をつけたいのは電池です。仕様表では通常使用(カラー表示)で約1.5日、時計とセンサーのみのタイムピースモードで約1カ月。ソーラーではなくリチウムイオン電池なので、毎日か2日に一度は充電する前提になります。ここは他の7型番と性格がはっきり違います。
心拍計つきのG-SHOCKは、買取だといくらになる?
当店の実績では、GPR-H1000-1JRがBランクで15,000円、GBD-H1000-7A9がBランクで10,000円でした。定価に対する戻りは、樹脂の定番モデルより低めです。
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| 査定日 | 型番 | 状態ランク | 買取金額 | 公式定価(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 2025年12月8日 | GPR-H1000-1JR | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 15,000円 | 66,000円 |
| 2023年11月8日 | GBD-H1000-7A9 | B(使用感がある比較的良好なお品物) | 10,000円 | 55,000円 |
件数が2件しかないのには理由があります。心拍計つきのG-SHOCKは、まだ手放す人が少ないのです。発売から日が浅く、使っている方は現役で使い続けています。
GPR-H1000-1JRを15,000円でお買取りしたときの記録には、こう残しています。「充電状態とセンサー類の作動、ベルトの傷みを重点的に確認しました。近年のモデルは付属品の有無でも金額が動くため、箱や取扱説明書があれば一緒にお送りください」。
心拍計つきのモデルは、普通のG-SHOCKと査定の見方がはっきり違います。いちばん大きいのは充電池です。電池交換で済む時計と違い、内蔵の充電池がへたっていると直すのに費用がかかります。ここが金額に一番響きます。
次に見るのが裏ぶたのセンサー窓です。心拍を測るLEDと受光部があるところで、ここに深い傷が入っていたり、汗や皮脂の汚れが固まっていたりすると評価が下がります。売る前にやわらかい布で拭くだけで印象が変わります。
そして専用の充電ケーブル。GBD-H1000・GBD-H2000・GPR-H1000・GSW-H1000は専用の充電器がないと充電できません。これが無いだけで金額は下がります。箱ごと保管しておいてください。
動かない、充電できない、という状態でも査定はできます。捨てる前に型番だけ教えてください。
お手持ちの型番で相場を調べたい方は、こちらから検索できます。
型番ごとの相場はGPR-H1000の買取ページとGBD-H1000の買取ページにまとめてあります。高く売るための条件は高価買取の条件のページで説明しています。
買うとき・売るときに気をつけることは?
充電方式の確認です。ソーラー併用か、リチウムイオン電池だけかで、日々の手間も数年後の状態も変わります。
① 充電のしかたを先に見る
DW-H5600・GBD-H1000・GBD-H2000・GPR-H1000は、公式の仕様表にソーラー充電システムが併記されています。一方でGSW-H1000はリチウムイオン電池のみで、通常使用で約1.5日。毎日充電する生活に合うかどうかを、買う前に考えてください。
② 中古で買うなら、専用充電ケーブルの有無を確認する
GBD・GPR・GSWの各モデルは専用の充電システムを使います。本体だけが安く出ていても、ケーブルが無いと充電できません。出品ページの写真と説明で、必ず確認してください。
③ 売るなら、使わなくなった時点で早めに出す
充電池は使わなくても少しずつ弱ります。引き出しに入れっぱなしの数年が、そのまま査定額に出ます。普通のG-SHOCKなら電池交換で戻せますが、心拍計つきのモデルはそうはいきません。使わないと決めたら、早めに動かすほうが有利です。
心拍計つきG-SHOCKについてよくある質問
いちばん安い心拍計つきのG-SHOCKはどれですか?
心拍計つきのG-SHOCKは、防水は大丈夫ですか?
GPSが付いているのはどれですか?
電池はどれくらいもちますか?
睡眠や血中酸素も測れますか?
心拍計つきのG-SHOCKは買取価格が下がりますか?
GBD-H1000とGBD-H2000は何が違いますか?
GSW-H1000は今でも買えますか?
まとめ:心拍計つきG-SHOCKは「GPSが要るか」で分かれる
カシオ公式のニュースリリースで心拍計測を明記しているG-SHOCKは8型番。定価は41,800円から88,000円、重さは約59gから約103gまで開きます。
選び方は、ほぼ1点で決まります。GPSが要るかどうかです。
要らないならDW-H5600(41,800円・約59g)。いちばん軽く、いちばん安く、心拍を使っても約35時間もちます。要るならGBD-H2000(55,000円・約63g)。GPSを積んで63gに収めた、この一覧で唯一の型番です。山や海が入るならGPR-H1000(66,000円・約92g)、スマートウオッチとして使うならGSW-H1000(88,000円・約103g)になります。
そして、もし使わなくなった心拍計つきのG-SHOCKが引き出しにあるなら、早めに査定に出してください。内蔵の充電池は、置いておくだけで弱っていきます。専用の充電ケーブルと箱が揃っているうちが、いちばん条件の良いときです。
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